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維新の嵐

『維新の嵐』(いしんのあらし)は、1988年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)が発売したパソコン用ゲーム。光栄がシミュレーションゲームとロールプレイングゲームを融合させた独自のゲームジャンル「リコエイションゲーム」のシリーズ第1作。PC-8801版以降ではゲームの仕様がかなり異なる。続編に『維新の嵐 幕末志士伝』『維新の嵐 疾風龍馬伝』がある。プレイヤーは幕末に実在した人物の1人となって日本全国の思想的統一を果たし、自分の思想なりの明治維新を成就させることを目指す。1988年当時PCゲームの主流はPC-88であったが、ゲームのボリュームの問題からか16ビット機であるPC-98専用として発売された。しかし後日PC-88VAでも同仕様で発売された。このPC-98版についてはハンドブックも発売されず、PC-98版そのままの形ではコンシューマに移植されないままできたが、約15年を経てコーエー25周年記念パックのVol.1にも復刻版で収録され、後にコーエー定番シリーズで単品発売もされている。すべての基本コマンド(移動、攻撃、説得、情報、機能等)に時間制限があり、遅れると入力を受け付けず、次のターンに移行する。体力が0でない限り、1日に4回(朝、昼、夕、夜)まで行動することができる。マップは日本全国を地方ごとに分け、さらにエリアごとに分けられているためかなり広い。「駕籠屋」「港」を使うと有料ではあるがエリアを飛ばし、地方ブロックで移動可能(ただし一方通行が多い。例えば江戸から大阪へ港移動できるが、大阪からは別の目的地へ設定されている)。説得活動や武力を用いて13の雄藩の国体思想を自分と同じ思想に統一することを目標とする。国体思想には「尊王」・「公議」・「佐幕」の3種類がある。国体思想とは別に国外思想というものもあり、「開国」、「攘夷」の2種類がある。「説得による雄藩の思想統一」というゲームの基本コンセプトはどの国体思想の人物を選んでも同様であるが、最終的な手段は思想により異なる。なお、尊王と公議思想の場合には、江戸城第一部隊を撃破して武力討幕という形でも終了できる(ただし、コーエー定番シリーズではエンディングが流れない終了となる)。次の場合にはゲームオーバーとなる。雄藩の思想は、藩主、家老、重臣の思想により決定されるが、藩主の思想が最も重い比率となっている。本ゲームでの雄藩(家名)と初期状態での思想は次の通り。ただし長州藩は佐幕思想に、会津藩は尊王思想になることはない。また、このゲームにおける雄藩の定義は特に明確にされていない(幕末の四賢侯の一人である伊達宗城が治める宇和島藩は入っていない、幕府に発言力のある御三家の紀州藩も入っていないなど)。選択できるプレイヤー要人は以下の通り。坂本龍馬は海援隊を結成できる。海援隊を結成するためには長岡謙吉、近藤長次郎、新宮馬之助、池内蔵太、陸奥宗光の5人の要人を心服させる必要がある。後述のPC-88版に比べ結成はかなり難しくなっているが、港を無料で使用でき、さらに通常は港ごとに決められている行き先を自由に選択可能になり、行き先の港が遠い近いに関係なく1日で移動出来るようになる。また、身分も家老扱いとなる。井伊直弼では、安政の大獄を実行することができるが、その引き替えに1860年3月3日に桜田門外の変が必ず起こり、江戸にいるとプレイヤー要人といえども死亡する。井伊直弼が死亡した場合、ユーザー要人がいればゲームを続行できるが、彦根藩を操作することは出来なくなる。西郷、桂と並んで維新三傑の一人である大久保利通ではプレイできない。ただし、ユーザー要人(プレイヤー要人の説得によりプレイヤー要人への信頼が80以上の要人。プレイヤーが操作できる。)として心服させたあと、プレイヤー要人を死亡あるいは思想を転向させ、跡を引き継がせることは可能である。松平容保等藩主であるプレイヤー要人を選択すると、いきなりレベル26からプレイできる。佐幕派や開国派の要人は、河上彦斎や岡田以蔵などから命を狙われることがしばしば発生する。尊王派の要人は新撰組や佐々木只三郎や今井信郎などから狙われやすい。本作での「説得」は「賄賂」「脅迫」「理論」「威圧」「本音」といった説得方法の中から相手によって有効な方法を選択し、スペースキー・リターンキー連打で説得するアクション要素を取り入れたシステムになっている。リターンキー連打で気合いが一定値貯まると、一定時間一方的に説得することができる(このアクションにおいて連打し過ぎてキーを叩き壊すプレイヤーも多数いた)。説得方法の威力は、プレイヤー要人の所持金(賄賂に影響)、剣道値・武力(脅迫に影響)、学力(理論に影響)、同志数・身分(威圧に影響)、魅力(本音に影響)の数値によって決まる。特に所持金が無いと、「賄賂」での説得はできない。説得方法は一回の説得フェイズで数回変更可能であるが、説得相手よりプレイヤー要人のレベルが高いと、変更できる回数は少なくなる。要人をプレイヤー要人が「信頼」について説得し、信頼度が80を超えると、その要人は「ユーザー要人」となり、プレイヤーが操作できるようになる。ただし、国体思想が変化すると「ユーザー要人」ではなくなり、操作することができなくなる。国体思想の異なる領地に滞在した場合に、武士が国体思想について説得しに来ることがあり、この場合ユーザー要人とほぼ同等のレベルを持った武士として設定される傾向にある(説得方法変更回数で判断できる)ので、注意が必要である。ユーザー要人が他の要人を心服させることもできるが、その場合はプレイヤー要人のユーザー要人とはならない。要人の実力は「レベル」で表現される。要人のレベルとしては、小規模大名藩主でレベル5、中規模大名藩主でレベル15-18、雄藩大名藩主でレベル26-33前後である。プレイヤー要人またはユーザー要人のレベルが面会希望要人のレベルより低いと、面会できない確率が高くなる。また、たとえ面会して説得フェイズに移行できたとしても、途中で席を立たれる場合や、血圧が高くなり斬りかかってくることがある。また、極端に国外思想「攘夷」が高い要人に、国外思想「開国」の高い人間が説得しようとすると、説得フェイズに移行する前に斬りかかられ、戦闘となる。要人対要人、要人対同志等の戦いは、2Dの剣撃アクションゲームとなる。攻撃方法は、剣道でいうところの「面」、「突き」、「胴」の3種類。戦闘時間は60分までである。10分間経過した後、リターンキーを押すことで逃亡が可能(ただし、プレイヤーが操作していること、説得モードから移行した戦闘ではないことが条件)。プレイヤー要人及びユーザー要人については各能力値を上昇させることができる。学問所・藩校では学力が伸びるが、同時に思想も変化する。学問所が「国学」の場合には要人の尊王思想・攘夷思想が増加し、佐幕思想・開国思想が減少する。「儒学」の場合には佐幕思想・攘夷思想が増加し、尊王思想・開国思想が減少する。「蘭学」の場合には、開国思想が増加し、攘夷思想が減少する。藩校の場合には公議思想・開国思想が増加し、尊王思想・佐幕思想・攘夷思想が減少する。海軍関係施設では武力と共に開国思想も上昇する。藩主を心服させユーザー要人とすると、その藩の藩政を仕切ることができる(藩の思想が違っていても藩主さえ心服させれば藩政を実行できる)。月替わりに内政(開墾・治水・訓練・編成等)を実行できるとともに、第一部隊と第二部隊を操作することができる。第一部隊は藩の守備隊ともいえる部隊で、城ヘックスから動くことは不可能である。第二部隊は外征することができる。川ヘックスは通り抜けできないが、海ヘックスには移動可能。思想の違う藩に侵入すると攻撃される。また、他の藩の部隊が自藩内に侵入すると、自動的に郷士隊が編成されるが、この部隊は操作することができない。第二部隊が全滅すると自動的に100-500人程度の規模で自藩内に第二部隊が作成される。部隊の規模は9999人までとなっている。他の藩の第一部隊を殲滅すると、その藩を占領することとなる(支藩となる)。もちろん幕府直轄地を占領することも可能である。メイン画面に登場するユニットは、以下のものが存在する。ユニットと同時に表される数字は、軍隊以外は同志数、軍隊は兵士数の1/10の数字である。なお、天皇と将軍はユニットとしては表示されない。以下のヘックスで、当時の日本の地形・町並みを表している。地形施設1989年にPC-8801、MSX2、さらにファミリーコンピュータ等の家庭用ゲーム機などで発売された。「維新の嵐ハンドブック」はこちらのPC-8801版準拠であり、PC-9801版については専用ハンドブックは発売されなかった。PC-8801版ハンドブック巻末に両者の違いなどについて数ページ触れられているのみである。PC-8801版以降のものについては、PC-9801版の国外思想が、それぞれ先進性の高さによって要人の目的が、更に2通りに細分される。先進性がそれぞれ、尊王要人100以上、公議要人90以上、佐幕要人115以上で目的が変化する。PC-98版の「レベル」は、PC-88版以降では「先進性」と「身分」に分離されている。「先進性」はプレイヤー要人よりも先進性の高い要人と面会したり、学問所(蘭学)や海軍伝習所で学ぶことでアップでき、説得の際コマンドの威力を高める。一方「身分」は4段階に分かれ、自分より上の身分の人物との「面会」には制限がある。(自藩の場合で2つ上の身分まで・他藩の場合は1つ上の身分までしか面会してもらえない。ただし例えばプレイヤーが藩士の場合、ある藩の重臣の1人から信頼値40を得ればその藩の家老と面会可能となり、家老の1人から信頼値40を得ればその藩の藩主と面会可能となる)。身分が低い要人は藩全体に影響を与えるのに手間がかかる。将軍・天皇には面会や説得そのものが不可能で、幕府や朝廷の行動方針や人事にプレイヤーが介入することはできない。各藩の家老(老中・大臣)・重臣(奉行・議奏)の定員はPC-98版とPC-88版では異なる。これらの身分以外に雄藩・幕府・朝廷のいずれにも属しない身分である志士・僧侶・新撰組といった身分も存在するが、藩士と同クラスの身分扱いである(イベントで海援隊が結成された場合の坂本龍馬は家老と同クラス、その他の海援隊メンバーは重臣と同クラス。新撰組のうち近藤勇は家老、土方歳三は重臣と同クラスの扱いになっている)。PC-88版でも藩主を心服させれば藩政を掌握できるが、藩政実行(藩政コマンド入力)は1ヶ月に1回、月の変わり目のみであり、要人の身分の変更はこの藩政コマンドでしか行えないため時間がかかり、藩士が家老になるには2回の藩政実行が必要となる。雄藩所属以外の要人は幕府や朝廷の人事にプレイヤーが介入できないため身分の変更そのものが不可能である。このため、雄藩所属以外の要人でのプレイは身分の上昇ができず難易度が高い。説得活動や武力を用いて17の雄藩の国体思想(「尊王」・「公議」・「佐幕」の3種類)をプレイヤー要人と同じ思想に統一することを目標とする。なお、各思想には先進性の高低による目的の違いがあるが、そこまで統一する必要はない。ただし、全雄藩の間でどちらの目的の藩が多かったによってエンディングが異なる。なお、尊王と公議思想の場合には、江戸城第一部隊を撃破すれば武力討幕を果たしたことになり、別のエンディングが流れる。合計で7種類のエンディングが存在する。次の場合にはゲームオーバーとなる。PC-88版にはPC-98版にある「長州の攘夷実行」シナリオがなく、「新時代の幕開け」・「明治維新の戦乱」シナリオもゲーム開始年月日が違う。また各種パラメータや全国マップも簡略化されている。さらにゲーム中に登場する藩が全て雄藩(17藩)のみで、小・中規模の藩がなく、存在する施設の数も少ない。雄藩の藩論は、藩主、家老、重臣の思想により決定される(藩士の思想は無関係)が、誰の思想が最も重い比率となっているかは藩によって異なり、藩主の思想≒その藩の藩論となっている藩では藩主さえ説得すればほぼ藩論を変えることができるが、家老・重臣たちの影響力が強く設定されている藩では藩主の思想と藩論が一致しないこともあり、この場合は家老・重臣たちを何人も思想転換させていかないと藩論が変わらない。PC-98版ではプレイヤーが佐幕思想の場合の長州藩・プレイヤーが尊王思想の場合の会津藩という2例については説得による藩論転換が不可能であるため武力征伐するしかないが、PC-88版ではどの藩に対しても説得による藩論転換が可能である。PC-88版に存在する藩は具体的には次の通りとなっている。また登場人物も少なくなっており、要人についての差異は以下のようなものがある。また16ビット機であるX68000版およびFM TOWNS版では、8ビット機版をベースにグラフィックと音楽がパワーアップされ、若干のコマンドと要素を追加したものになっている。セガサターン版、プレイステーション版でも32ビットゲーム機のグラフィックなどのリメイクが行われさらに若干ゲームシステムが異なる。戦闘シーンはPC-98版と同じく連打によるアクション性の強いものとなっている。説得シーンはカードバトルである。また、プレイできる人物が多少変化し、プレイステーション版の「佐幕」陣営に、小栗忠順がカットされて、代わって「一橋慶喜(老中)」に変更されている。ただし将軍就任のイベントは発生せず、15代将軍徳川慶喜(将軍)になることはできない。シナリオは2編で、それぞれのシナリオでプレイヤーとして選択可能な要人と初期状態での身分は次の通りである。

出典:wikipedia

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