フェアバンクス(Fairbanks)は、アメリカ合衆国北西端アラスカ州の中央部に位置する都市である。人口は約3万人(2014年)。アラスカ州第2の都市(最大都市はアンカレッジ)で、アラスカ内陸部では最大の都市である。フェアバンクスの中心は北緯64°50' 17"、西経147°43' 35" に位置し、北極圏から約160 km南に位置する。市の面積は84.6 km²。市内をが流れ,すぐ南でタナナ川と合流している。なお、この町付近でのタナナ川は網状流路となっている。気候区分では冷帯湿潤気候(Df)に属し、年較差が大きい。アラスカ州内の内陸に位置するので、冬季は摂氏マイナス30~40度前後、真冬にはマイナス50度以下となることもある。夏は昼には25度を超えて、汗ばむ日もしばしばある。1900年ごろ、アラスカ - カナダ国境近くのクロンダイクで金が発見されると、アラスカ全土がゴールドラッシュに沸いた。現在のフェアバンクス市近くのタナナ川支流の渓谷で、イタリア人フェリックス・ベドロが金を発見したことにより、タナナ川とチェナ川の合流点に1902年E・T・バーネット(E. T. Barnette)の手により交易所が開かれた。これにより町が整えられてゆき、1903年上院議員のチャールズ・W・フェアバンクスの名前を取ってフェアバンクスと名付けられた。現在でも、市街地から距離はあるものの複数の金山が稼働しており、観光地にもなっているエル・ドラド金鉱、日本の住友金属鉱山が採掘権を持つポゴ鉱山などが存在している。主要な産業は夏季の観光である。日本人とっては冬季にオーロラの最もよく見える町として知られているが、冬季にフェアバンクスを訪れる日本人は、夏季に訪れる観光客からすると僅かである。また、フェアバンクス市の東側にあるは、極東をにらんだアラスカ第二の空軍基地としても有名。アラスカ州の北半分に位置する先住民の村を結ぶ便の拠点ともなっている。フェアバンクス市の南西5 kmにフェアバンクス国際空港がある。アラスカ鉄道とアラスカ・ハイウェイはフェアバンクス市が終点である。アラスカ大学フェアバンクス校毎年冬に行われる犬ぞりレース・ユーコンクエストでは隔年で出発地及び到着地となっている。(ホワイトホース (ユーコン準州)と一年ごとに出発地と到着地が入れ替わる)
出典:wikipedia
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