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ロータシズム

ロータシズム (Rhotacism) とは言語学において、他の音素が/r/音に変化することをいう。rに相当するギリシア文字のρ(ロー)に由来する。言語学においてロータシズムは通常、有声歯茎音(/z/, /d/, /l/, /n/など)において起こりやすいとされる。特に/z/から/r/への変化がもっとも一般的である。アルバニア語の標準形の基礎となったトスク方言では/n/がロータシズムを起こし/r/となった。ここにロータシズムの起こっていないゲグ方言との比較を出す(左がトスク方言で右がゲグ方言)。アラム語では、セム祖語で/n/だったものが/r/へと変わる現象が頻繁にみられる。アキタニア語の*/l/が母音間においてはじき音へと変わっている。これは例えばラテン語からの借用語で見られる。アイルランド語とスコットランド・ゲール語では、しばしば母音直前の/kn/が後続する母音の鼻音化を伴って"cnoc" [krɔ̃xk] ('丘')のようにロータシズムを起こす。残存するゲルマン諸語の中で西ゲルマン語群と北ゲルマン語群では属する全ての言語で/z/から/r/への変化が起こっている。これは初期のゲルマン祖語で接近音的R音がより多く存在したことをほのめかしている。ゴート語ではロータシズムを被らずに/s/ないし/z/を保持している。多くの近代英語の方言(ヨークシャー、マンチェスター方言のみでなくアメリカ英語やオーストラリア英語も含む。)で母音間の/t/と/d/が特定の環境下で/ɾ/へと変化している。ラテン語では、後述の例外に当てはまらない母音にはさまれた/s/は/z/を経由して一律、/r/に変化した。ラテン語においてロータシズムが起こらない母音にはさまれた/s/は以下のような条件に当てはまったもののみである。語幹が-sに終わる第三曲用名詞は、単数主格では-sだが、他の格形で-es(-is), -emなどの語尾を伴った結果、sがrに変化した。すなわち、colos(色)では*"coloses" > "coloris"; *"colosem" > "colorem"となった。このため、-sが残っている単数主格のみが特殊な形であるように見える。また中には、アナロジーにより単数主格も-rになってしまったものもある(例: honor)。近代西洋諸語では主に変化したほうの形を取り入れている。ラテン語の能動態不定法語尾は*-seであったとみられるが、未完了系時制では幹母音と接触した結果-reとなった。幹母音をもたないもの (esse, posse) や、完了系時制 (fuisse, amavisse) では-seをとどめている。また、sum (esse) の語幹は*es-であるが、能動態未完了過去・未来において人称語尾と接触した結果、er-となった。

出典:wikipedia

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