セバスチャン・フィリップ（、1975年2月8日 - ）はフランス人レーシングドライバー。幼少時よりカートに親しみ、13歳の時からカート競技を開始した。1993年には、フランス フォーミュラ・ルノーキャンパス選手権で4輪レースデビューし、シリーズチャンピオンとなった。1994年には、フランス フォーミュラ・ルノー選手権 ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得。1997年にフランスF3選手権に参戦と順調にステップアップした。1999年に初来日、全日本F3選手権に参戦しシリーズ3位の成績を収め、翌年には3勝してチャンピオン獲得した。2001年からは全日本GT選手権・GT500クラスにDOME RACINGより参戦を開始。2002年には第6戦もてぎラウンドで初優勝を飾り、その後2004年まで同様の体制で戦った。2005年及び2006年はTEAM KUNIMITSUに移籍し、もてぎラウンドで2連勝を飾った。2007年は日産陣営であるハセミモータースポーツに移籍するも結果に恵まれず、2008年にホシノインパルに移籍し、第6戦インターナショナルPOKKA1000kmで優勝を飾った。全日本GT選手権&SUPER GTで6勝を数える強豪ドライバーの一人ではある（ただし、年間チャンピオンの経験は無い）。6勝のうち5勝はNSXをドライブしていた時に記録したものであり、日産陣営に移ってからは少々苦労しているとも言える。その他にも、2003年と2004年に、当時単独開催であったインターナショナルPOKKA1000kmレースで、2連覇を成し遂げている。

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