『ロボテック』()は、1985年 3月4日 より、アメリカ合衆国や南米、さらにはフランスで放送されたSFロボットアニメ。竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)製作の『超時空要塞マクロス』・『超時空騎団サザンクロス』・『機甲創世記モスピーダ』の3作品をハーモニーゴールド USA 社()がライセンス取得、同一世界の異なる時代と世代を描いた、連続する一つの大河シリーズとして翻案、再編集された作品である。アメリカにおける日本産アニメは、1960年代から、『鉄腕アトム』、『マッハGoGoGo』、『ジャングル大帝』など、多数の作品が輸出され、これらの作品は米国事情・同国内の州法や連邦法等に基づいた事情と著作権の売却の販売形態に由来する米国側配給企業の裁量により、暴力・死・性的描写等の日本的なアニメ描写は削除された。就学児童の視聴者向けにテレビ局の放送基準や慣例を満たすよう、「不適切な部分」を削除修正された、アメリカナイズされた作品には、やがある。ロボテックは、本来何のつながりもない複数の作品の再構成という形ではあったが、日本的な描写が残されて放送されたことが、前述の諸作品と異なり、現在まで続く日本アニメと、その流儀(スタイル)にならった米国の商業アニメの製作潮流と、購買層となるアニメファンダムの定着の源流となったと、米国評論界では理解されている。ハーモニーゴールド USA 社と当時の竜の子プロダクション社との間で締結された契約は通常の使用許諾契約ではなく、アジア地域・日本以外での著作権そのものをハーモニーゴールドUSAへ譲渡する契約 であるため、原作となる日本側の制作関係者は作品にテロップされる事は無い。当時の米国のテレビ局では、平日の帯番組として放映するに当たり最低65話が必要とされ、1作品のみでは話数が足り無い為、『超時空要塞マクロス』(全36話) + 『超時空騎団サザンクロス』(全23話) + 『機甲創世記モスピーダ』(全25話)の合計84話と「マクロス・サーガ」編の第25話と「マスターズ」(サザンクロス編)第10話の実質的な総集編である、第37話「ダーナの物語」(Dana's Story)が追加され、全85話で放送された。米国とカナダで『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』がビデオ販売され、ロボテックは米国製ではなく、日本起源の原作があることを知り、原典である『超時空要塞マクロス』を支持する『ロボテック』否定派も存在する。"Robotech" のブランドは、レベル社()が発売していたロボットプラモデルシリーズ、「ロボテック:ディフェンダーズ」 に由来する。マクロス絡みのテレビアニメ企画を知ったレベル社が、ブランドタイアップとしてハーモニーゴールド USA 社に働きかけ、番組名に "Robotech" を冠することになったが、レベル社の製品名と共に "Robotech Defenders" の漫画の物語や設定も、本シリーズとは内容的に全く接点及び共通点を持たない、模型主導型の別の作品であることに注意する必要がある。ロボテックの語源は、OTMによるロボット工学の英語表現、(ROBOTECH nology)の語尾が抜け落ちた省略形である。プロ作家による正典、外典(伝)、ファンによる同人誌に至るまで、シリーズに冠するブランド名として、英語圏とスペイン語圏の国々(南米)ではアニメに興味の無い人々でも一応はタイトルと物語の概要を知らない人はいない程の、日本国に於ける機動戦士ガンダムシリーズに匹敵する知名度と商業的成功を収めた。強大な軍事力を持つ異星人、が、それぞれの時代において、神秘的な超エネルギープロトカルチャーを求めて襲来する。これに対し、の3作品間の各3世代間に於ける、上記超資源を求めて襲来した異星人と人類側(後にガス惑星「ファントマ」の衛星ティロルの別星系人類(Tirolian)含む)の戦いとファーストコンタクトを描く。創造主である(日本版ではゾル人)につき、米国本土では、第一部「マクロス・サーガ」最終回の第36話に続けて「ロボテック・マスターズ」の番外編スペシャル 第1話「ダーナの物語」 (ep. 37 "Dana's Story") を第37話とし、第2話から最終回の第24話(超時空騎団サザンクロス第1話から最終回 第23話にあたる)を第38話-第60話、同様に「ニュー・ジェネレーション」 第1話から最終回第25話(機甲創世記モスピーダ第1話から最終回第25話にあたる)を 第61話-第85話 として一般に通し番号として話数を表記する。詳細は英語版エピソード・リスト()及び()を参照されたい。翻案元の作品につき、()はマクロス、〔〕はサザンクロス、〈〉はモスピーダの登場人物ハーモニーゴールド USA 社のプロデューサー、カール・メイセック ()が原作となる3作品の脚本を改変する作業を指揮した。製作期間は9ヵ月だったが、原典三部作の主要な脚本家であり、スコット・バーナード ほかの声優も務めたグレゴリー・スニーゴフ () は、倍の期間である18ヵ月があれば理想的であったと語っている。「最低65話放映」の条件は、平日帯のゴールデンタイム 以外で、各々の地方局間で連携放送される番組(シンジケーション番組)に限って適用され、この条件は、異なるアニメ番組の物語を組み合わせることを強制するものではなかった。類似する例として、『百獣王ゴライオン』と『機甲艦隊ダイラガーXV』を編集した『ボルトロン』"(Voltron)" という作品も存在するが、続編のクロスオーバー・スペシャルまでは、日本で放送の通りに放送された。『宇宙戦艦ヤマト』や『トランスフォーマー』は、65話に達するまで、週1回の番組として放映されていた。制作当時の環境を考えれば、アメリカ合衆国の地上波において、テレビシリーズとしてアニメーション番組を放送するために作品を改変することは 必要やむを得ないこと であったと、擁護派は反論している。『ロボテック』は1985年に全米ネットではなく、ローカル各局で放映された。これは1980年代のアニメ・シリーズ全般にみられる傾向である。それまでローカル局では土曜日の朝に、『ルーニー・テューンズ』のような子供向けカートゥーンや、ネットワーク局で放送されたショーを再放送していた。しかし、米国のアニメーション・シリーズ「」によって新しい営業スタイルが提案されると、この状況は一変した。これは放送局が未放送の新作アニメを直接購入し、アニメは玩具メーカーのスポンサーの収益で制作するというものである。しかしながらロボテック・シリーズの視聴率は良好だったものの、そのファン層は比較的高年齢層であったので、必ずしも玩具や模型販売の対象者とはならなかった。こうした状況下、マテル社のミニカー・ブランドのマッチボックス社の玩具販売の失敗は『ロボテック II:センチネル』テレビシリーズとしての制作中止(後にウォルトリップ兄弟による漫画版で続きが描かれた)の最大の原因であった。1990年代にはケーブルテレビのサイファイ・チャンネル ()とカートゥーン ネットワークで放送。カートゥーン ネットワークでは、ランサー・ベルモント(イエロー・ベルモント)の女装という性的倒錯描写を理由とする自社放送倫理規制により、モスピーダ編を除く、1話から60話までしか放送しないという決定がなされ、ロボテック・マスターズ編(サザンクロス)の終了を待って放送を打ち切った。最近のカートゥーン ネットワークは「ジャイアント・ロボット」スペシャルの一部として『ロボテック』の選り抜きの話を再放送。また、カリフォルニア州・サンノゼの公開テレビ局は『コードネーム・ロボテック』を放送。『ロボテック』は、2010年10月現在、アニメ・ネットワークで毎日放送されている。ロボテック・シリーズ三部作は、アメリカ合衆国以外の国々に於いても放送されたこれらは放映権を購入した各国の放送局が放映し、カナダ(英語、フランス語)、ヨーロッパの 欧州連合諸国、オーストラリア連邦、南米諸国(スペイン語、ポルトガル語)、中華人民共和国(北京語)、ロシア連邦(ロシア語)で、1985年から1991年に掛けて順次放映された。英語以外の各国語版は、原則、歌曲はロボテック英語版をそのまま使用しているが、声優は現地の声優を雇用して吹き替えるために台詞(対話/ダイアローグ)が多少異なる。また、日本語から英語、更に各国語への重訳の際に解釈の相違や誤訳 により、内容が多少相違する例もみられる。例えば、イタリア語版は『ATLAS UFO Robot』(UFOロボ グレンダイザー)以来の輸入アニメの処理の伝統に従い、歌曲の一部をイタリア語による現地雇用の歌手による歌に差し替えた。また、中華人民共和国版も洋楽を聴く習慣や伝統の無い同国の国民性を考慮して、同様に歌曲が全て北京語による現地歌手による歌に差し替えられているが、海賊版ではなく著作権管理に厳しい米国との正式ライセンス契約下である為に、ハーモニーゴールド USA 社より提供された、オリジナルの楽譜を使用し、歌詞もロボテック版原曲に較べて、北京語特有のピン音発音に伴う改変を除いては、比較的忠実に翻訳されている。オーストラリア連邦ではセブン・ネットワーク(チャンネル7)とネットワーク・テン(チャンネル10)『ロボテック』が放送された。この2つはそれぞれ異なる州の放送局である。チャンネル7は全85話を放送したが、チャンネル10は52話で打ち切った。アメリカ合衆国で発売された「」、「ニュータイプUSA」、現在も刊行されている「アニメリカ」、同じくカナダで発売されている「プロトカルチャー・アディクツ」などのアニメ雑誌の作品人気投票のベスト10を何度も入賞した。好反響を受け、ハーモニーゴールド USA 社はシリーズの拡大を図っている。映像作品(アニメ)としての続編は『ロボテック II: センチネル』の失敗により長く途絶えたが、漫画や小説で続編やスピンオフ作品が継続的に発表され、根強いファンを獲得した。放送から15年以上を経て、2001年には公式ウェブサイト「codice_1」(#外部リンク参照)が開設され、DVDやテレビゲーム、関連グッズなど積極的な商品展開がなされている。アニメエキスポ2004では、『ロボテック シャドウ・クロニクル』の発表があり、その一年後、ロボテック20周年を迎えたアニメエキスポ2005で初めて予告編が上映され、北米大陸においては2007年2月6日にOVA作品としてDVDが発売された。カナダ、アルゼンチン、チリ、中国でも同様の影響を与え、2004年の夏には中国教育テレビ「」のチャンネル「」における「全時代ベスト・ロボットアニメ賞」を受賞した。アメリカ合衆国以外の国々でも、『ロボテック』は「アニメ」人気をじわじわと上げ続けた。これによってSF界 への貢献を認められ、北アメリカSF大会、コンカスカディア・コンベンションと、シアトルの SF殿堂博物館から賞を与えられた。その一方、無関係な3作品を1つにまとめる物語構成の改変、登場人物の名称や一部の主要人物の性格設定の変更、米国の放送事情と法律により行われた編集は、元の作品を踏みにじる行為とみなし、『ロボテック』を批判する英語圏のファン層も確かに存在し、改変担当者のメイセックに脅迫状が送られる事件も起こった。なお、英語圏で「メカ」という語が認知されるきっかけとなったのは、『ロボテック』である。それ以来西洋、特に英語圏で「メカ」といえば人間が搭乗するロボットかパワードスーツを指すようになった。ハーモニーゴールド USA(審決文面上の表記は「ハーモニー ゴールド ユー エス エー インコーポレーテッド」)は、本作「テレビアニメーションシリーズ」(従ってアニメーション映画の『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は含まれない。)に関して、アメリカ合衆国において著作権(翻案権)、及び商標権の登録を行ったことをとして、同社は日本国特許庁に対して『マクロス』の英文字表記である「」及び作品中架空の軍隊「地球統合軍」作戦領域管轄の一つである宇宙軍の英文字表記「」に関する2001年2月5日と同年5月21日の2回の登録異議の申立てを行った。ロボテック・シリーズのタイトルには固定化した定訳の日本語はないが、本項目では便宜上用いている。2002年にハーモニーゴールド USA 社 により再起動・書き換えが行われた、現行の「新・ロボテック公式年表」を記す。†印を付されたものは二次的な連続性を持つ作品である。これらの作品の出来事はロボテックと連続性を持つが、テレビ・シリーズ全3部と、「主要な連続性作品」と定義される『ロボテック: シャドウ・クロニクル』を加えた全4部の「カノン (文芸)」()と矛盾する場合は、その出来事や事項は無視される。メタフィクション、の記載も参照のこと。2002年、当時DCコミック子会社であったワイルドストーム()社の出版開始に伴い、ハーモニーゴールド USA 社は、ロボテック世界の後付け設定を公式に決定した。同社はこれを「シリーズの再起動」と定義し、日本国のガンダムシリーズなどにもみられる、21世紀のファンダムを含めた情況に合わせた設定の更新(アップデート)によって「公式設定そのものの書き換え」が行われた。これによって例えば 2002年の書換え以前は「」(REF)という制式名称であった遠征艦隊軍が新たにその名称を「」(UEEF)とされるなどの大幅な変更が加えられ、これにより以下の作品が「二次的な連続性を持つ作品」へと左遷された。これらの作品はロボテック本編との繋がりを残しているが、アニメシリーズ全85話の公式の出来事に従属する形となる。特に「ジャック・マッキーニ」両名による小説は、センチネル編の展開が進むにつれて、本筋から大きく外れ、神秘主義に傾いていった。2005年に製作された。スコット・バーナード(Scott Bernard)およびアリエル(Ariel)の対話と、かつてインビッドからの地球解放を目指す「地球奪還降下作戦」や、衛星ティロル()の解放作戦に使われた、強襲降下用装甲艇「ホリゾン(ト)-V」が、今度は、遠征艦隊軍 (国際連合を暗喩する)の難民に対する国際救援物資の輸送(地球なのか、衛星" Tirol " なのかは不明。)に使われる場面を特色とする国連の60周年記念の60秒単位で揃い踏みされた公共サービス公報は、『シャドウ・クロニクル』のアニメーション製作作業の合間を縫って製作された。オリジナルの声優を使用せず、対話は公報フィルムの限界上、キャラクター性が多少不足していたが、それにもかかわらず長年に亘り未完成企画の連続であったロボテックの米国独自新作アニメーション製作に於いて、最初の完全に完了されたフィルム・フィート数として記録された。2002年、「トミー・ユン」()が新作の展開を発表した。この作品は2004年に『ロボテック: シャドー・フォース』("Robotech: Shadow Force") と名付けられた。タイトルはすぐに変更され、『ロボテック: シャドウ(シャダウ)・クロニクル』("Robotech: The Shadow Chronicles") となった。ハーモニーゴールド USA 社の代表は、アメリカ、カナダ各地の、アニメコンベンションやSFコンベンション会場に展示パネルを設け、プロダクション・アートやパイロット版のCGアニメを展示した。2005年のアニメエキスポとコミック・コンの会場に於いて制作中の作品の予告編が上映され、これはウェブサイトでも観ることができる。ロボテック20周年となる2005年の完成を目指したが、実際は遅れ、北米で2007年2月6日(オーストラリアは2007年3月7日)にDVDが発売された。物語構成は、最初の30分が The New Generation〈機甲創世記モスピーダ〉の最終回のリメイク版とでもいうべき展開で、前述のように、その一話手前の24話で名前だけ登場した リック・ハンター(Rick Hunter)〈一条 輝〉提督が行方不明になるエピソードも加えられている。その後の1時間は新展開となり、新たな敵でインビッド女王が「影の子供たち」或いは「シャドウの子ら」 (The children of shadow)と呼ぶ ハイドニット種族(Haydonites)の企みと、彼等との遠征艦隊軍(EF)の戦いが描かれる。旧シリーズからはが登場。新登場人物として、かつて Roy Fokker〈ロイ・フォッカー〉や Rick Hunter〈一条 輝〉が務めたスカル飛行大隊のスカル・リーダー(Commander, Air Group:CAG)としてが登場する。登場人物は、従来通りの手描き作画によるアニメーションである一方、メカニックは、可変モータサイクル「サイクロンシリーズ」(VR-052F モスピーダ VR-057S シャドウモスピーダ)を除く、その殆どがCGを使用したものになっている。ハイドニット(Haydonites)の戦闘ロボに人が襲われるシーンなども、人物は作画、メカはCGという表現を通しているが、唯一ベリテック(VERITECH)「サイクロン」(Cyclone、日本版でのアーマーバイク/ライドアーマー)に関しては、バイク形態からライドアーマーに至るまでCGを使わず、作画で描かれている。ハーモニーゴールド USA 社との提携という形で、タツノコプロも製作に参加している。エンディング・クレジットによると企画はタツノコプロとなっており、その製作総指揮として成嶋弘毅と九里一平の氏名が明記されている。製作相談役として、九里一平と共に 寺田憲史の氏名があるその他にタツノコプロ関連で名前が知られている人物では、企画相談役として岩田弘(『マクロス』『モスピーダ』の制作担当)の名前が確認できる。天野喜孝、荒牧伸志、柿沼秀樹 の名前もオリジナルデザイン担当として明記されている。アニメーション作業部の実制作は大韓民国のDR MOVIEが担当。) ロボテック・シリーズに関する商標権利上の問題から米国のライセンス保持企業や、翻案元の各々の原作に関する日本の著作権利者や商標権利者側で認知した、公式の日本語により翻訳された商業ロボテックシリーズ作品は 2016年1月現在、存在しない。このため、権利関係の問題からDVD等の映像ソフトや漫画作品と同じく、日本国の領土内のドメイン名からは通信販売による購入の発送先に「日本国」を指定できず、また、「配信作品もダウンロード購入が出来ない措置が施されている。2011年10月17日のロサンゼルス郊外のハーモニーゴールド USA所有のプレビュー・ハウスにおけるカール・メイセックに関するドキュメンタリー映画公開の席上で、ケヴィン・マッキーヴァ、及びトミー・ユンらの同社制作幹部は、2007年に「シャドウ・ライジング」として告知したアニメ新作について機甲創世記モスピーダのイエロー・ベルモントのライブ構成のOVA「LOVE, LIVE, ALIVE」から借用したタイトルにて、西暦2012年から2013年に掛けてのいづれかの日にDVD 及び Blu-ray で発売する前提で制作を続行中であることを告知し、その席上で制作中のフィルムの一部を公開した。発売は2012年のいずれか、発売元は同社の新規販売提携先(ディストリヴューター)である 「」()を予定していたが、ライオンズゲート・ホーム・エンターティエンメント (Lionsgate Home Entertainment)社に変更され、2013年7月23日に米国本土で発売された。 映画『ロボテック: ザ・ムービー』("Robotech: The Movie")、別名『ロボテック: 語られざる物語』("Robotech: The Untold Story") は、オリジナルTVシリーズの後、最初に作られたロボテック"映像" 企画である。日本のOVA『メガゾーン23』(1作目)を基礎に『超時空騎団サザンクロス』から抜き出した幾つかの場面を継ぎ合わせたもので、TVシリーズとの連続性は後付け的な番外編としての位置付けになる。(詳細はメガゾーン23#ロボテック版の記載を参照。)『メガゾーン』の敵であるデザルグはロボテック・マスターズ率いるTirolian(ゾル人)に組み込まれ、サザンクロス軍及び『メガゾーン23 特別区防衛軍』(この作品では同一の軍事組織の極東展開軍の名称とされる)の戦闘映像がそれぞれ併行して描かれる。例えば宇宙での戦闘は、最初メガゾーンのフィルムから始まり、後半サザンクロス宇宙軍のものに移行する。好敵手B.D.アンドリュース大佐(これも偽名で、後のT.R. Edwards准将と同一人物とされ、小説版では日本人風に変装し、偽名で「安藤 誠一郎」を名乗る)が序盤の戦闘後、ゾル人の指揮官達によって洗脳を受ける場面(サザンクロスの映像流用)が加わり、また内部に街を持つ巨大宇宙船メガゾーンは存在せず、単に地球上の舞台設定に変更されている。この為に、明確には語られないがナレーションで舞台設定を東京と暗示され、GarlandとHaganが戦闘中に宇宙に飛び出してしまう場面は、宇宙戦闘訓練用シミュレーター室ということにされている。なお、オリジナルの『メガゾーン23』では主人公の敗北で物語が完結しているが、本作のために、自治軍戦闘機とそれに内蔵された宇宙用ハーガンを奪い、飛行場での最終決戦を行うハッピーエンドの結末部分が日本人アニメータにより製作されている。(アカデミー社による漫画版では結末部分がさらに異なった展開となっており、Garlandが戦闘機ごと変形した強化型になってB.D.を倒したり、その後宇宙に上がりTirolian軍に最後の打撃を与えたりする)。この作品はテキサス州での試写に失敗し、姿を消した。監督のカール・メイセック(Carl Macek)がプロジェクトから手を引いた後、ハーモニーゴールド USA社は『メガゾーン23』のライセンスを手放した。その為に、ヨーロッパで出回っている少数のビデオを除き、新たな同映像収録商品は発売されそうにないが、少なくともスペイン語版の "Robotech: La Pelicula" がアルゼンチン共和国放映されたのは確認されている。ADVフィルム社の『ロボテック』のDVD特典には、この映画のパイロット版などが収録されている。アカデミー(Academy)社は、1995年に映画を漫画化して発売したが、あまり映画と似ていない。この映画の幾つかの要素は小説版ロボテック "The Masters Gambit" の物語構成に使われた。ロボテック・マスターズとニュー・ジェネレーションに登場した地球奪還軍(遠征艦隊の派遣「」)の生き残りに、「リック・ハンター」(Rick Hunter)と婚約改姓後の「リサ・ハンター」(Lisa Hunter)を加えた人々の冒険の続きを描く。このため 『マクロス』のキャラクターが『サザンクロス』風の制服で『モスピーダ』のメカに乗る という「クロスオーバー」な映像を観ることができる。ただし、作画は典型的な'80年代の輸出用アニメの作画水準であり、原典日本版の各々のテレビシリーズの登場人物の特徴とは、あまり似ていない。この『ロボテック II: センチネル』("Robotech II: The Sentinels") シリーズは製作が中断している。全65話のテレビシリーズとして構想されたが、制作されたのは最初の3話のみで、これをまとめた長編のパイロット版が残された。内容は、超時空要塞艦 と乗組員の紹介、新しい外交任務の概要説明である。また劇中最も重要な出来事としてシリーズ冒頭の「リック・ハンター」(Rick Hunter)提督と「リサ・ハイエス」(Lisa Hayes)提督兼艦隊司令の結婚式が元・ゼントラーディ工場衛星「イコーリィティ」 (factory satellite "Equality") で大々的に開催され、リン・ミンメイも主賓(しゅひん)として招かれる。3作品を組み合わせたシリーズの続編・スピンオフ作品なので、3つのロボテック・サーガの主要な登場人物達が総出演する。マクロス・サーガからはハンター(Hunter)夫妻(一条輝と早瀬未沙)とスターリング(Sterling)夫妻(マックスとミリア)が、ロボテック・マスターズからは『ダーナ・スターリング』(Dana Sterling)(『サザンクロス』のジャンヌ・フランセーズだが、同時に『マクロス』のコミリア・マリアの成長した姿でもある)と「ボウイ・グラント」」〔Bowie Grant〕〔ボウイ・エマーソン〕、ニュー・ジェネレーション(新世代)からは「ジョナサン・ウルフ」〈 Jonathan Wolfe / Wolff 〉が登場する。独自の新登場人物として、「ジャック・ベイカー」(Jack Baker)と「カレン・ペン」(Karen Penn)はライバル同士の男女の若年士官候補生で、その関係はかつてのリック(Rick)とリサ(Lisa)の関係を思い起こさせる。「ヴィンス・グラント」(Vince Grant)はクローディア(Claudia)の弟であり、同時に「ボウイ・グラント」〔Bowie Grant〕の父。「リージェント」〈 Regent (摂政を意味する) 〉はインビッド〈 〉の指揮官で、その姿は日本版テレビシリーズでのインビッドと異なり、バトル・ウォーマーを着用せず生身に衣服を纏ったナメクジ類似の進化途中形態である。「エミール・ラング」工学博士(Ph.D.)(Dr. Emil Lang)(無名の技師長)はマクロス・サーガでは単なる脇役だったが、主要な鍵を握る登場人物として登場する。登場人物だけでなく、メカや異星生物・ヒューマノイドもクロスオーバーで出演し、例えば冒頭からの後継機として、『モスピーダ』のレギオス〈〉、トレッドが〈〉として登場、スターリング夫妻がテストパイロットとして試験飛行・航宙を行う場面もあり、日本版風に例えるならば「マックス・ミリア専用レギオス & トレッド」という、大変珍しい物が観られる。また、ゾル〔Tirolian〕 のバイオロイド前期 I 型「ノス・ドュール」〔Blue Bioroid〕と、インビッドのバトル・ウォーマー「グラブ」〈ショック・トルーパー / Shock Trooper(突撃騎兵)〉の交戦など、クロスオーバー作品のゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」のように、日本では違う作品とされているメカ同士が戦う場面もある。インビッド側には原典日本版のシリーズにはない、新たにデザインされた生体メカ「イノガニック」 〈Inorganic〉も登場する。このプロジェクトが失敗した理由は幾つかあるが、中でも玩具のライセンス問題と、円高の影響が大きい。「Robotech Art 3」でのカール・メイセック監督の説明によると、円高と制作パートナーである玩具会社、マテル社のミニカー・ブランド『』 社の撤退(同社は後に倒産)により、このシリーズは打ち切られた。このシリーズを完成させようとする努力はどこかへ行ってしまったが、パイロット版はロボテックテーブルトークRPG出版社パラディウム(Palladium)社からVHSビデオテープの媒体で発売された(現在、ADVフィルム/社が販売する『ロボテック』のDVDの一部として入手できる)。その後はジャック・マッキニー (Jack McKinney) の小説と、ジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟 (Jason Waltrip, John Waltrip) による漫画版で続きが描かれた。プロデューサーのカール・メイセック(Carl Macek)は、他にも『ロボテック: オデッセイ』("Robotech: The Odyssey") というシリーズを企画していた。『』の乗組員達がタイムパラドックスによって太古の異星人とされていたプロトカルチャーの始祖となり、オリジナルのテレビシリーズの「ASS-1 マクロス」落下に至る展開を予測させる場面を結末とする円環・輪廻的な物語を、平日放送で1年間かけて完結させようと試みた全260話の大作である。しかしセンチネルズ・シリーズの映像作品としての企画失敗の後、オデッセイ・シリーズの製作が始まることはなかった。しかし、その構想は共同ペンネーム「ジャック・マッキーニ」(Jack McKinney)両名による小説版の著書の一冊 " "The End of the Circle" " (『円環の終わり』、或いは『輪廻の結末』と翻訳可能)に活かされた。カール・メイセック(Carl Macek)は、新たな続編として『ロボテック3000』("Robotech 3000") を作ろうとした。パイロット版デジタル・データ上映時のライセンス元である ハーモニーゴールド USA 社の幹部スタッフの反応と、後の FanimeCon 2000 でのファンの反応が悪かったので、製作は中止された。ロボテック公式サイトで予告編が見られるのみである。なお、CG製作は、『バビロン5』のCGI(シージーアイ) 特殊効果で名を馳せた、ジェイソン・ネッター(Jason Netter)が設立したネッター・デジタル・エンターテイメント()。2007年2月27日の「ニューヨーク・コミック・コンベンション」(Comic-Con 2007)の席上で「ロボテック:シャドウ・クロニクル」の監督「トミー・ユン」()は『ロボテック: シャドー(シャダウ)・クロニクル』("Robotech: The Shadow Chronicles")の続編となる劇場公開作品の製作を発表した。公開は2年後の2009年を予定し、前作と同様DVD発売に加え、次世代光ディスク(Blu-ray Disc , HD DVD)版の発売も念頭にあるとスタッフにより説明された後で、監督はこのように付け加えた。同日の後の時間に、続編が長編映画(Feature-movie)であり、続編のタイトルは「ロボテック:シャドウ・ライジング」(Robotech: Shadow Rising)であることが明らかにされ、フィルムは最速で発表から2年内に公開されることが期待されると述べた。詳細なプロットは作品の営業上の事情から伏せられているが、製作発表時のハーモニーゴールド USA社の言によると「重要な登場人物の死、新規キャラクター間における(恋愛)感情の進展、敵ハイドニット側の新展開」が予定されている。その後、2008年中頃のハーモニーゴールド USA社による追加発表により、フィルム・デジタルデータ作成の進展がみられず、ワーナーブラザース資本の実写映画の開発期間までの「当分の間」アニメーション版の製作は無期限に延期されたと断言した。後になって、当初の発表の「2年間」の見積りが誤解であることが、ファンによって明らかにされた。2年の期日は、トミー・ユン ()によって可能性としてあり得ると述べられたに過ぎず、それが実際の公開日であることを決して意図していなかった。しかしながらファンは、この2年の期間の後が実際の公開予定日であるとその意味を誤解した。このことは、ロボテック・ファン層の中で大きな混乱を引き起こした。さらに同社の別の従業員が「アニメーションは中断した」と発言したために、ファンはいっそう混乱した。この発言が真実に照らし合わされていないにもかかわらず、多くのファンが次回作のアニメーション映画の公開が延期されたという意味に受け取った。ハーモニーゴールド USA 社は後になって、ロボテック専門番組 『宇宙ステーション「リバティ」トーク・ショウ・コールイン・ライブ・ポッドキャスト』(Space Station Liberty, a TalkShow Call In Live Pod Cast) に幹部自ら登場し訂正発言をしてこの誤解を正した。ハーモニー・ゴールド USA 社の幹部は「見積もられた公開日」に関する誤りについて説明し、製作過程の他の部分がそれ(完成分の絵コンテ)に追いついたが「中断」という用語が「アニメーション製作が保留される」という意味の「映画業界用語」である旨を説明した。この場合、脚本、声優の為の台本、ストーリー・ボード(日本語でいう絵コンテ)、製作過程の他の部分は、アニメーション製作自体が保留されていても継続する。しかしながら、アニメーション実制作作業が生産の残余部分を追い越したとき、アニメーターには、ハーモニーゴールド USA 社の脚本家から物語の次の1カット分の絵コンテを手に入れるまで、何もするべき仕事がなく手空きになる事を意味した。この時点に於いて、確定した公開日時は与えられなかったが「ロボテック:シャドウ・ライジング」(Robotech:Shadow Rising)は、当初見積もられた公開日時よりは製作進行していることが報告された。『アニメ・エキスポ 2009』(AnimeExpo 2009)の会場で、ケビン・マッキーバー(Kevin McKeever)と、トミー・ユン ()は「ロボテック:シャドウ・ライジング」(Robotech:Shadow Rising)が、ワーナー・ブラザーズ社の実写映画の製作発表以来、無期限に延期されているのを確認した。関連企業である映画製作会社ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ(Warner Bros. Pictures)は現在、活発に膨大な予算を注ぎ込んで「ロボテックの実写長編映画」(Robotech Live-action )第一作目となる『マクロス・サーガ』(Macross Saga)を製作中で、この為に脚本家、台本家、CG製作や、俳優・女優の演技撮影部分とCG等の合成に伴うSFX準備や、撮影後の作業であるVFX作業をも視野に入れたアニメーション製作スタッフの引き抜きにより、アニメーション版の続編の製作作業は事実上停滞している。2011年7月2日(アメリカ太平洋標準時 (UTC-8) 太平洋夏時間)、ロサンゼルス・コンベンションセンターで開催されたAnime Expo(アニメエキスポ、略称「AX」。)のパネル・ディスカッションに於いて、ケヴィン・マッキーヴァ、トミー・ユンを始めとするハーモニーゴールド USA社の幹部は、実写映画の進展状況には言及せず、ランサー・ベルモント〈イエローベルモント〉、インビット人間体の「シ・ラ」〈ソルジー〉らを主役に据えた映像作品の制作が進行中であることを明らかにし、2012年から2013年に掛けて全世界(日本を除く)に公開する予定であることを明らかにした。なお、アニメーション映像新作の題名「シャドウ・ライジング」は制作途上の企画段階での仮称であり、作品が完成し公開される際に変更もあり得る。2014年7月5日(米国西部標準時)、ハーモニーゴールド USA社は、Kickstarter方式により、「超時空騎団サザンクロス」を下敷きとした(再編集ではない)完全新規作画の映像作品 「ロボテック:アカデミー」のパイロットフィルム の制作資金を募り、将来的にはミニシリーズを制作することを目指したプロジェクトを発表した。これらの企画は元来、カール・メイセックが生前に構想していた企画を発展させたものである。その概要は同社 Kickstarter ウェブサイトで以下のように紹介された。"ANNOUNCING ROBOTECH ACADEMY!"We are proud to announce the nextchapter in the Robotech saga !"Based on Carl Macek's last project working with Harmony Gold, Robotech Academy follows the adventures of several cadets at the military academy."Under attack from strange forces called the Children of Zor, the cadets are sent on an odyssey around the universe,exploring the secrets of the Robotech Master: Zor!"ロボテック:アカデミー の発表我々は、ロボテック・サーガの新しい章について告知します!カール・メイセックの我がハーモニーゴールド社で最後の企画立案(プロジェクト)に基づき、「ロボテック:アカデミー」は、火星の衛星「フォボス」を掘削して建設された「宇宙軍士官学校」(アカデミー)に於ける、数人の士官候補生の冒険に続きます。「ゾアの子ら」と呼ばれる未知の軍隊からの攻撃下、士官候補生たちは太陽系外縁から深宇宙に掛けての冒険の旅へと送られます。彼らは『ロボテックマスターズ』(超時空騎団サザンクロス に登場の「ゾル人」= 超時空要塞マクロスに登場のプロトカルチャー人の末裔)の秘密、そして秘密の核心となる鍵を握る人物『ゾア』の謎について調査します!ハーモニーゴールド USA社は、Kickstarter の成立要件となる資金調達計画の達成目標額を 500,000 米国ドル とし、この資金を以って新しい24分間のパイロット版の単独エピソードを制作し、Kickstarter の出資者の購入希望者のほか、ロボテック・シリーズのファン向けの販売利益に加え、世間の関心を集めることにより、次の目標であるミニシリーズ制作の為の資金獲得の礎とすることを意図した。しかしながら、この「クラウドファンディング」()は、2014年8月9日の募集締切日 を待たず、同社の自主的な判断により同年8月2日に「出資募集の中止」(キャンセル)された。ハーモニーゴールド USA社 はその理由として、中断までに出資が目標額の 39% にあたる、194,574 米国ドル しか集まらなかったことを理由に挙げており、同社は、プロジェクトを実現する資金調達を実現する為の他の選択肢を探ることを発表した。4枚組の特典パックの内容は以下のように構成される。ロボテックの最初のサウンドトラックは、放映開始後3年目に当たる1988年に " Robotech: BGM Collection, Vol.1 " (Vol.2 は実現しなかった)が発売され、当時は未だ主流であったアナログレコード (LP) 盤による製品が発売された。これはA面に13曲、B面に9曲を収録したが、未収録の楽曲の比率の方が多く、また音質も良好とはいえないものであった。続いて翌89年には シングルCD 規格(日本に於けるで 12cm CDシングル(マキシシングル)規格 に当たる)による初のCD として23曲を収録した " Robotech: Perfect Collection " が発売されたが、これでも未だ収録曲数は不満足なものであった。続いてロボテック10周年(1995年)を記念して翌96年には「ロボテック II:センチネルズ」の作曲分を収録した " Robotech: Perfect Soundtrack Album (10th Anniversary Edition) " が発売された。これは初の 2枚組 となり、Disc 1 に42曲、Disc 2 に 24曲を収録した大掛かりなものとなった。この他に派生作品である各種ゲーム中の使用曲19曲を収録した " Robotech: Battlecry Soundtrack " (2002年)、同じく 13曲を収録した " Robotech: Invasion Soundtrack " (2005年) が発売されている。続いてロボテック・シリーズ20周年となる 2005年から翌年に掛けて 「トミー・ユン」等の新規参入スタッフがジャケット・イラストを手がけた " Robotech: The Original Soundtrack (20th Anniversary Edition)" が発売され、Disc 1 に46曲、Disc 2 に27曲を収録した、記念碑的アルバムが発売された。このアルバムには、これまでのシリーズ基本作を扱うどのアルバムにも収録を漏らしていた多くの曲が初めて収録され、シリーズに初めて触れるファンにとっては、以前の不完全なアルバムを購入する必要を全く不要とした。一方で中南米諸国やフランスでは " Robotech: The Movie Soundtrack " やミカエル・ブラッドレー のシングルアルバム " Robotech The Movie: Underground " が発売されたが、これらは ハーモニーゴールド USA 社の作品権利放棄に伴い、少なくとも北米大陸の諸国では入手が事実上困難になっている。2007年には、初の米国独自作画の新作OVA及びアニメ映画として公開された シャドウ・クロニクル の楽曲を 28曲 収録した " Robotech: The Shadow Chronicles Soundtrack " が発売された。この他、初の試みとして超時空騎団サザンクロス 第9話「スター・ダスト」に登場した男性歌手「ジョルジュ・サリヴァン」 の声楽や声楽曲目の器楽曲版 (インストゥルメンタル)ほかを収録した16曲入りのEPアルバム(日本での12cmCDシングル(マキシシングル)に当たる) " ROBOTECH: It's You - Limited Edition EP "が 2012年4月1日に発売されている。 これら全てのアルバムも、後述する変形玩具などの商品と同じく、商標権上の問題で日本国に於ける入手は事実上不可能となっている。2007年9月7日、アメリカの映画業界紙 は、ワーナー・ブラザース社がハーモニーゴールド USA社から『ロボテック』の公開期日未定の実写映画化権を取得したと報じた。主演・プロデュースは『スパイダーマン』のトビー・マグワイア()と、その製作会社マグワイア・エンターテイメント社と契約した。トビー・マグワイア()は、自身の制作会社「マグワイア・エンターテイメント」のウェブサイトのバナー (banner)を通して、とある映画を製作していて、スタジオが 関係商品や映画に掛かる資金を賄えるような「大ヒット映画(tentpole)」SF作品シリーズのフランチャイズ計画を導く役割を進めていると告げた。インタビューにおいて、 ハーモニーゴールド USA社の代表ケヴィン・マッキーヴァ(Kevin McKeever)は、ワーナー・ブラザーズ(Warner Brothers)社側がプロジェクトについて我が社に申し出(アプローチ)をしてきて、ハーモニーゴールド USAはプロジェクトの創造的な方向に「意見」を持ち、そしてこのことがアニメ媒体の続編 "の制作計画に影響を及ぼさないことを望むと語った。ハーモニーゴールド USA 社側の代表である「ケヴィン・マッキーヴァ」(Kevin McKeever)は予算、配役(キャスティング)、期待される公開日時または筋書きのいかなる詳細も確認する事が出来ず、これらが決定されたことがプロジェクトの全工程の中で余りに性急過ぎたと説明した。こうして、2008年6月に、以下のスタッフが参加することが報じられた。アニメエキスポ(Anime Expo) 2008 の会場のロボテック展示パネルに於いて、ローレンス・カスダンが実写映画の為に映画台本を執筆中であるというトビー・マグワイアとローレンス・カスダン(Lawrence Kasdan)の関わり合いが確認された。また、トミー・ユンは、実写映画が元(オリジナル)のロボテック世界から新規にアップデートされたメカ(と登場人物の設定(とデザイン)で リメイクすることが計画され、この制作作業には、2009年のオリジナルの漫画の設定から出発して、今後将来に亘って数年掛かる見通しであることを明らかにした。2008年、と(彼らは共に "ヤング・スーパーマン(Smallville)"や、"スパイダーマン2(Spider-Man 2)
出典:wikipedia
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