


神奈川中央交通横浜営業所(かながわちゅうおうこうつうよこはまえいぎょうしょ)は、神奈川県横浜市栄区上郷町710-2に位置する神奈川中央交通の営業所である。営業所略号は「よ」で、横浜市南部の路線を主に管轄する。かつては港南区の笹下に営業所本所、戸塚区(現・栄区)の本郷に操車所を置く形だったが、2001年に営業所本所の機能を本郷に移転させ、笹下は閉鎖されている。上記のうち主力の系統は上32で、後述の港61・港64の港南台駅側の区間便にあたる。港南台入口 - 港南台駅は最短経路で運行するため、港南台中央は経由しない。上68は神奈中で唯一洋光台駅に乗り入れる路線で、休日に1往復のみ運行される。上永谷駅を経由する港95は往路が平日朝1本のみ運行。かつては夕方に復路が存在した。なお、上32は港南台駅周辺の一部を除いた全区間、上68は全区間で横浜市営バスと並走するが、共通定期券の取扱は行われていない。港61・港64は、2001年12月16日の笹下車庫廃止時に、前身である横61・64をそれぞれ延伸する形で誕生。その際、64は笹下神奈中車庫 - 上大岡駅が短縮される形で存続している。港61は横浜営業所本郷車庫の車両が横浜駅に乗り入れる唯一の路線で、概ね1時間に1本程度の運行。清水橋 - 桜木町駅で船20、吉野町駅 - 横浜駅で横43・横44と並走する。港64・64は港南台駅周辺の一部を除く以外の全区間で横浜市営バスと並走するが、共通定期券の取扱は行われていない(なお、笹下車庫発着時代の64系統と市営バス64系統は共通定期券の取扱を行っていた)。港33は、平日は朝の数往復と深夜バス2便のみの運行であるが、土曜・休日は終日運行される。一方、港83・84は、平日はほぼ終日運行されるものの、土曜は朝9時頃までの運行となり、休日の運行はない。港87・88は対になっており、午前中は港87で運行され、午後は一部を除き、逆回りの港88として運行される。出入庫便である港39は午前中を中心に運行される。休日は復路のみの運行。2012年10月15日より、港87・88の一部が尾月経由の港81・82に置き換えられ、北桂台を経由しなくなった。そのため、港83・33の一部を北桂台へ延伸(港84・90)して利便性を確保している(この改正で港84と復路の港90が誕生)。2012年10月15日より、それまでの港33・87・88の一部(概ね1時間に1本程度)を置き換える形で運行が開始された。港81・82は対になっており、港81は朝・日中に、逆回りの港82は夕方・夜に運行される。また、港31は平日の朝に数本運行されている。港55は庄戸循環。それまでの港35を統合し、庄戸住宅を循環して港南台駅へ戻る路線として2009年2月23日に運行開始した。ただし、数便は庄戸発着のまま港35として残され、往路のみ庄戸住宅を一周する。港85は平日・土曜の朝ラッシュ時のみの運行で、平日復路の初発便のみ八軒谷戸を経由する。平日日中の全便と土曜・休日日中の半数程度が港40となり、上郷ネオポリスから先、公共温水プールの栄プールまで運行する。港55・35の運行が終了した後、往路は庄戸経由の港37となり、平日・土曜には深夜バスも運行されている。また、港86は平日・土曜の朝ラッシュ時のみ運行される。廃止された港94の区間便。往路はみどりが丘経由でみどりが丘東まで運行し、復路はみどりが丘始発でみどりが丘東を経由する。運行本数は1時間に1本程度で、全便が中野町経由となる。船20は、横浜営業所の中で最長でもある路線。船19は、途中まで他系統と同一経路であるも、清水橋より港南台駅へ向かう。往路は休日1本、復路は平日・土曜1本、休日2本。船20は以前運行されていた船02の桜木町発着版系統として休日に1往復のみ運行されていたが、路線再編により船02を振り替える形で毎日運行となった。日中時間帯は平日は毎時3本、土休日は毎時4本の運行であるが、桜木町駅方向は19時台、大船駅方向は20時台が終車となり、これ以降の上大岡駅 - 桜木町駅間を走行する神奈中バスは前述の港61のみとなる。船05は船20の区間便で、全区間で江ノ島電鉄が並走しているが、共通定期券の取扱は行っておらず、時刻表の掲示も両社で別々となっている。但し系統番号は江ノ電と共有している。神奈中の船05は平日は終日運行(日中は毎時3本で船20と交互に運行)だが、土休日は早朝・夜間のみの運行で、これ以外の時間帯は江ノ電のみが運行。上大岡駅 - 大船駅間は神奈中船05・船20と江ノ電(大船駅 - 横浜駅便や鎌倉駅 - 上大岡駅便も含む)を合わせると本数が多く、多くの時間帯で毎時8本以上が運行されているが、神奈中の方が運行本数が若干多く、江ノ電も最低でも毎時2 - 3本は運行されるものの30分以上間隔が開く時間帯もある。2008年11月3日の改正で、平日のみ上06の往路を延伸する形で深夜バスの運行を開始。上06は出入庫を兼ねた区間便で復路は早朝のみ、往路は深夜バス(土曜のみ)として運行される。船07は1日1-2本の運行。船08は1時間に3本程度運行される。船09は日中は1時間に2本程度運行され、港93と同様往路はみどりが丘経由みどりが丘東行で運行し、復路はみどりが丘始発みどりが丘東経由で運行される。1973年に開設された。港南台駅発着の路線に比べると本数は少ないが、深夜バスが設定されている。船13は、栄区役所経由で大船駅へ戻る循環線。天神橋近辺は本郷地区の中心街で、根岸線全通前は多数運行されていたが、2007年現在、休日1本運行。栄区役所 - 天神橋にこの系統しか通らない道路がある。循環系統であるが客扱いは循環ではなく天神橋で打ち切る。船91は平日の深夜バスのみ運行される。途中まで環状4号線を通行するが、独自区間に入ると湘南ハイツまで狭隘区間が続く。船24は一方循環線で、船14を延伸する形で開設された。なお、大船駅とドリームランドを結ぶ路線も同じ船24を名乗るが、ドリームランド線の方が先に開設されている。従来は平日のみの運行であったが現在は土休日も運行されている。船24系統の一部便は循環せず公田ハイツ前が終点になる便及び湘南ハイツが始発の便がある。土曜・休日は日中のみ運転。1998年1月の環状3号線開通時に、港38・上39を本郷台駅まで延伸して誕生した路線で、系統番号を共同運行相手の横浜市営バスに合わせて変更した。2006年3月27日に同局から全便移管され、現在は神奈中単独で運行。金24は金沢八景駅と上郷ネオポリスを結ぶ。金25はその姉妹路線で、庄戸を経由せずに上郷ネオポリスへ向かう。金24・金25を合わせて1時間に1-2本の運行。金28は1日1-2本のみ運行で、金沢八景駅発は土曜運休。舞岡への移管は大分すると2回に分けられる。1回目は、1999年に横浜市営地下鉄が湘南台まで延伸開業したことに伴い、戸塚管内を中心に路線改編が行われ、この影響でそれまで舞岡担当の戸塚駅 - 泉区・瀬谷区方面路線が戸塚に移管されたことで、舞岡に余裕ができたことから、東戸塚発着系統を移管させたものである。2回目は、2001年の笹下車庫閉鎖に伴い、横浜市北部方面路線を本郷車庫が担当するのは距離が遠すぎることから、舞岡に移管させたものである。閉鎖によって笹下車庫がメインで担当していた30・71・上31などの港南区を通る路線も舞岡に移管されたが、一部は本郷車庫担当分も少々残され、2003年まで横浜が担当していた。上記路線のうち、横43・戸03・上07については以前よりほとんどが舞岡担当で、横43は最終便・戸03は早朝の戸塚方面・上07は早朝・夜間のみ横浜営業所笹下車庫が担当していた。横43については90年代後半に横浜が担当を離れ、その他は笹下車庫閉鎖とともに横浜は担当を離れた。69系統は70年代までは横浜担当だったが、80年代までに舞岡へ移管された。しかし、早朝夜間については横浜も一部担当した。当営業所は、モノコックバスの時代は日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)車の影響が強く、三菱ふそう車と日産ディーゼル車が半々で導入されていたが、神奈川三菱ふそう自動車販売が神奈中傘下となってからは、一般路線用大型車はふそう車でほぼ統一された。なお、1988年から2000年までの間は、富士5E型ボディを架装したいすゞP-LV314Nが1台のみ所属し、異彩を放っていた。また、1988年頃までの新製配置車は長尺車が主流であった。2016年3月現在、所属する一般路線車両は全てふそう車であり、その殆どが大型車であるが、中型車が1台のみ所属しており、本21系統、船09系統等で使用されている。また2008年1月に横浜営業所で初めて西日本車体ボディーのエアロスターSが新車納入された。2014年2月に戸塚からエアロミディSが1台転入した。2015年4月に貸切登録へと改番されたが、2016年3月に元の社番(よ66)に復帰している。また、高台の団地・住宅地への路線が多いことから乗客数が比較的安定しており、各団地とも大型車が入れる道路が整備されていることから、前述の中型車以外にミニバス・コミュニティバスの類は在籍していない。高速・観光車については、横浜市内の営業所ということで夜行高速路線用車両の基地と位置づけられ、各線用の車両が配置されていたが、高速路線が湘南神奈交バスの担当に変更となった際に配置が平塚に移った(現在高速路線・車両は横浜神奈交バスに移管されている)。他に、幼稚園や養護学校、ゴルフ場の特定車が在籍する。上31・本41などの例外もあり、本01や船24についてはルールから外れた付番。なお、上31については「31番」の重複はなかった。
出典:wikipedia
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