山内 俊夫(やまうち としお、1946年12月17日 - )は、日本の政治家、実業家。香川県丸亀市出身。参議院議員(2期)、文部科学副大臣(福田康夫改造内閣、麻生内閣)、香川県議会議員(2期)などを務めた。1969年 早稲田大学教育学部教育学科卒業。セーラー広告勤務を経て、家業の山内不動産を承継、瀬戸大橋タワー副社長等歴任した。1972年 丸亀青年会議所入会。その後青年会議所四国地区協議会会長、香川県社会教育委員などを歴任。1991年 香川県議会議員に初当選、1995年に再選。1998年 第18回参議院議員通常選挙(香川県選挙区)に自民党公認、公明党推薦で初当選。地元政財界大物の平井卓志(当時自由党)の政界引退に依るところが大であった。2001年 総務大臣政務官就任。2004年7月 第19回参議院議員通常選挙で再選。2005年8月8日 郵政民営化法案の参議院本会議採決では、党執行部の方針に造反し欠席した。2007年8月 自民党副幹事長、参議院総務委員会委員長に就任。2008年8月 福田康夫内閣改造内閣にて文部科学副大臣に就任。2009年9月23日 2010年7月の第22回参議院議員通常選挙には出馬せず、政界引退を表明。2009年12月25日には自民党からの離党と、改革クラブへの入党意志を表明。改革クラブが政党要件を喪失し、政党助成金を受領できなくなるのを救済するための移籍(次期参院選に宮崎県選挙区から自民党公認で立候補を予定している松下新平とのトレード)と目された。2010年1月5日に自民党を離党、1月8日に改革クラブに入党。4月23日には改革クラブが新党改革に名称変更し、山内もこれに参加。党事務総長と国会対策委員長に就任した。第22回参議院議員通常選挙には出馬せず引退。2015年、朝鮮総連本部ビル売却問題で、転売による本部維持を計画してきた朝鮮総連と競売先のマルナカホールディングスの仲介役として介入した。山内自身が経営する不動産会社が本部ビル売却後も朝鮮総連が入居し続けられるように、マルナカと転売先企業であるグリーンフォーリストの双方に働きかけ1月28日に契約が行われた。2015年の朝鮮総連本部ビル売却問題への介入は、「総連本部の退去逃れ」として専門家から問題視された。朝鮮総連の627億円の不良債権を、関連団体を活用することで44億円の負担に減らし、かつ朝鮮総連本部ビルは実質所有の状態を保つことが出来たとされた。山内は「朝鮮総連が継続使用できれば、日朝関係が進展して国益にもかなうとの思いからだ。朝鮮総連の意向を直接受けたわけではない」と説明した。一方で、朝鮮総連の許宗萬議長とは国会議員時代から知り合いであり、ビルの現状維持を希望していると聞いたので、意向を受け入れてくれる購入先を仲介し、手数料もビジネスの常識の範囲なので問題はないとも説明している。問題視する声に対しては、取引は違法ではないので、朝鮮総連は責任を果たしており問題はないと反論した。
出典:wikipedia
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