徳山競艇場(とくやまきょうていじょう)は、山口県周南市にある競艇場である。通称は、BOAT RACE徳山(ボートレースとくやま)。周南市徳山モーターボート競走事業として地方公営企業法の財務規定等が適用されている。周南市(旧徳山市)の南部・粭島への入口にある。瀬戸内海に面し、笠戸湾の奥深くに位置している。競走水面は海で、水質は海水。太華山の麓に位置し、風の影響を受けやすい。設備としては、対岸の大型映像装置がない。これは江戸川競艇場と本場の2場のみ。また、中央スタンドは現在閉鎖されており、イベントなどのメインで使われるのは東スタンドである。現在のマスコットはスナメリ(近海に生息し、競走水面に入り込むことも稀にある)の「すなっち」で、それにちなんで「すなっちカップ」が行われている。過去には、フグ(近くの粭島はフグ延縄漁の発祥の地)をモチーフとしたものを用いていた。2011年12月10日、外向発売所を「すなっちゃ徳山」としリニューアル。年間最大360日・最大4場の発売を行う。周年記念競走(GI)として「徳山クラウン争奪戦」が、企業杯(GIII)として「大塚SOYJOYカップ」が行なわれている。女子リーグ戦の名称は九州スポーツ杯、新鋭リーグ戦の名称はスポーツニッポン杯。なお、1988年に現在のグレード制に移行して以降、SGは本場では開催されたことがない(現時点での開催予定もない)。これは長年にわたり、本場と江戸川競艇場・鳴門競艇場の3場のみであった。しかし2016年に鳴門競艇場でオーシャンカップの開催が行われた。ただし徳山では、1954年に第2回全日本選手権が開催されたことがある(勝者・松尾勝)。一方で、全国発売のGIである「新鋭王座決定戦」「女子王座決定戦」「競艇名人戦」は全て徳山での開催実績がある。このほか一般戦として、正月に「KRY山口放送杯争奪戦競走」、ゴールデンウィークに「トライアングルカップ」、お盆に「黒神杯争奪戦競走」が行なわれている。モーニングレース「グッドモーニング徳山」を開催している(開催開始当初の第1Rのスタート展示は通常より約1時間半早い9時3分、2012年8月現在は8時38分)。モーニングレースの開催は、「サンライズレース」を実施している芦屋競艇場に次いで二例目。この期間中は、様々な特色ある番組が予定されている。なお、当初は2011年2月9日より3月9日までの4節限定だったが、好評だったことから継続が確定した。唐津でも2011年4月から「朝ドキ!からつ」が始まるため、9月までは毎日三場のいずれかで早朝レースが楽しめることになる。
出典:wikipedia
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