永井 智浩（ながい ともひろ、1975年8月11日 - ）は、兵庫県明石市出身の元プロ野球選手（投手）。兵庫県立明石高等学校からJR東海を経て、1997年のドラフト1位で福岡ダイエーホークスを逆指名して入団。1年目のは活躍できなかったが、2年目のに同期入団の篠原貴行や星野順治とともに一軍に定着。先発として10勝を挙げ、チームのリーグ優勝に貢献した。その年の中日ドラゴンズとの日本シリーズでは、第3戦に先発して降板した6回までをノーヒットに抑えての勝利投手となり、優秀選手賞を受賞した（チームは日本一）。にも9勝を挙げチームの連覇に貢献。からは肘の故障とその手術の影響もあり成績が低迷した。には怪我で離脱した杉内俊哉、寺原隼人らに代わって穴を埋める活躍を見せるも、オフには右ひじの手術を行った。それ以降は自身の故障や若手の台頭によって登板機会を失い、10月1日に戦力外通告を受けた。はチームスタッフを務める傍ら、二軍選手と共に練習も行い、右ひじの回復具合によっては翌年からの現役復帰の可能性もあったが、同年オフに改めて現役引退を発表。からはソフトバンク球団のフロントに入り、現在は福岡ソフトバンクホークス編成･育成部に所属。

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