ノーマン・リーダス（Norman Reedus, 1969年1月6日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州出身の俳優・画家・モデルである。シチリア島出身の父と、イギリス人の母の間に生まれた。親の仕事の都合でイギリスやスペイン、日本で生活していた時期もあるという（千葉県習志野市の本大久保）。その後ロサンゼルスに戻り、ハーレー・ダヴィッドソンの店で働きながら画家・写真家としても活動。画材代金のために舞台に出演したのがきっかけで俳優を始めた。インディペンデント映画などに出演するようになり、『処刑人』（1999年）や『ブレイド2』（2002年）などで注目を集めた。1997年にはプラダのモデルを、2000年から2004年までダーバンのモデルを務めた。2010年に米ケーブルテレビ局AMCで放送が開始されたテレビドラマ『ウォーキング・デッド』で主役の一人であるダリル・ディクソン役を演じて人気を博した。メルル・ディクソン役のオーディションを受けた彼のために新たに用意された登場人物がメルルの弟ダリルであり、原作の漫画には存在しなかった。現在は原作者お気に入りの登場人物となっている。2005年2月末、ドイツ、ベルリンで行われたR.E.Mのコンサートに出席した帰り道、運転手が道を外れた事により小型トラックと衝突し、フロントガラスを突き破り歩道に投げ出される事故に遭う。左顔面に損傷を負い手術を受けた。この事故により、彼はチタン製の眼窩を使用している。スーパーモデルのヘレナ・クリステンセンと長い交際歴があり、1999年に息子が生まれているが、二人は2003年に別れている。

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