吉田サッカー公園(よしだサッカーこうえん)は、広島県安芸高田市吉田町にあるサッカー専用グラウンド。主にJリーグ・サンフレッチェ広島のトップおよびユースの練習場として利用されており、中国サッカーリーグや高校・クラブユース年代以下の公式戦会場としても使用されている。施設は安芸高田市が所有し、公益財団法人安芸高田市地域振興事業団が指定管理者として運営管理を行っている。安芸高田市民に一般開放されており、使用料を払えばグラウンドやクラブハウス内のトレーニングジムを利用できる。また「みつやの里スポーツクラブ」として、サッカーだけではなくフットサル・ゲートボール・グラウンドゴルフ・アーチェリーなど健康作りや生涯スポーツの場として市民に利用されている。クラブハウスはトレーニングジムや会議場のほか、サンフレッチェ広島のグッズ販売や、過去の歴史などを紹介したミュージアムもある。南側には吉田温水プール、北側は花や緑のあふれる自然公園として整備されており、約350台分の駐車場もある。一方で不便な面もある。以上の理由から、サンフレッチェは広島広域公園陸上競技場やその補助競技場で練習をおこなうこともある。サンフレッチェ広島の前身であるマツダSCは、練習場にはマツダの福利厚生施設を用いていた。この流れは、1992年4月サンフレッチェ広島誕生以降も続き、トップチームは呉市郷原のマツダ健保グラウンド(現呉市総合スポーツセンター)、サテライトチームは安芸郡坂のマツダ鯛尾グランド、機械的なトレーニングやマッサージ等の体の手入れは南区大州のマツダ体育館と、それぞれが離れた位置にあり不便な状況だった。また1993年に発足したサンフレッチェ広島ユースにしても、広島市内での練習場の確保すらままならない状況だった。これと平行して、サンフレッチェ広島誕生以降、チーム名を毛利元就の故事「三本の矢」にちなんで命名されたことから、元就ゆかりの地である高田郡吉田町(現安芸高田市)とサンフレッチェとの交流が始まった 。その交流のなかで1993年9月、吉田町がサッカー公園の整備を行い、サンフレッチェのトップチームの練習拠点とユースチーム育成の拠点を町内に置くことが決められた。1998年11月に吉田サッカー公園が完成し、11月23日に完成式典が行われ、1999年2月からトップチームの練習を開始した。2003年、人工芝の大規模な改善を図り、ロングパイル芝に張替を行っている。この整備費用には、同年に移籍した久保竜彦や藤本主税の移籍金で賄われている。2004年、市町村合併に伴い、高田郡吉田町から安芸高田市へ運営管理が移っている。2005年、隣に吉田温水プールが完成した。2010年、事業費6,993万円(うち3,000万円はスポーツ振興くじの助成金を活用)をかけ人工芝を張り替えている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。