『快感フレーズ』(かいかんフレーズ)は、『少女コミック』(小学館)で連載されていた新條まゆの少女漫画。ノベライズ版やゲーム版もリリースされ、また『KAIKANフレーズ』の題名でテレビアニメ化もされた。国語が得意な女子高生・雪村愛音と、ロックバンド・ルシファー(後にリュシフェルと改名)のボーカリスト・大河内咲也の、あまりに危険で激しすぎる愛の日々をショービズ界のドロドロした内幕を絡めて描いたもの。少女漫画としてはその性的描写は激しいものであった。原作の漫画版はヒットしたものの、少女漫画での激しい性的描写に非難する声も多かった。過激な性的描写については、「編集部に勧められたが最初は抵抗があった。しかし描いてみたところ大変楽しかったので、それ以来誰に言われるでもなく必ず作品にエッチな内容を盛り込むようにした」とエッセイ漫画やインタビューで語っている。アニメ版についての詳細は、後述の#アニメ版を参照。2011年には、作者描き下ろしの新作が『快感フレーズ〜リインカーネーション〜』というタイトルで携帯コミックとして配信された。また、同年11月には同作のドラマCDも発売された。なお、このドラマCDにはアニメ版で愛音とΛucifer(リュシフェル)のメンバーを演じた声優(榎本温子、松風雅也、鈴村健一、三木眞一郎、千葉進歩、櫻井孝宏)がアニメ放映当時と同じ役で起用されている。2013年6月からGREEでスマートフォン、フィーチャーフォン対応のノベル型ゲーム『快感フレーズ Next』が配信開始。こちらは原作より20年後の世界を描いており、Λuciferをはじめとする本編の主要キャラクターたちの子供たちが攻略対象となっている。また、その他にも愛音やΛuciferのメンバーなど本編に登場したキャラクターも登場する。国語が得意な事だけが取柄のごく平凡な女子高生・雪村愛音は、作詞オーディション応募用の作品を無くして困っている最中に、謎の男性から楽屋パスを渡される。軽い気持ちで足を運んだ愛音は、そのコンサート会場・東京ドームのステージで驚くべき光景を目にする。なんと先程会った男性が、自分が書いた詞に曲をつけて歌っていたのだ。実は先程会った男性は、超人気ビジュアル系ロックバンド・Λuciferのボーカル・大河内咲也だった。彼は愛音の才能を見込み、彼女をΛucifer専属の作詞家にする事を決めるのであった。Λuciferと雪村愛音の担当声優は、ドラマCD版 / テレビアニメ版 / ニンテンドーDS用ゲーム版の順。他のキャラクターの担当声優はテレビアニメ版のもの。『KAIKANフレーズ』の題名でテレビ東京系列 (TXN) ほかで放送された。全44話。テレビ東京系列局では1999年4月20日から2000年3月25日まで放送。第19話までは火曜ゴールデンタイムに放送されていたが、第20話以降は土曜深夜(テレビ東京での放送時間)に放送されていた。アニメ版は原作とは設定やストーリーが大きく異なっており、前半では原作の主人公である雪村愛音が全く登場しない(初登場は第19話)。また、原作で描かれていたような激しい性的描写は無い。アニメ化と同時に、作中に登場するバンド・Λucifer(リュシフェル)を現実の世界でもデビューさせた。また、最初のオープニングテーマには当時人気絶頂だったロックバンド・GLAYの曲を採用した。本作はVHSビデオソフト化されたことはあるが、DVD化はされていない(音楽版権が主な理由)。また、2009年1月からAT-Xの『アニメ女子部』枠で放送されたが、原作者である新條まゆはその事をAT-X公式サイトを閲覧した際に初めて知った。テレビ東京系列以外の遅れネット局は1999年9月時点でのネット局を記載する。
出典:wikipedia
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