修飾キー(しゅうしょくキー、:モディファイアキー)は、コンピュータのキーボードにおいて、他のキーの入力文字や機能を変えるために併用するキーのこと。なお、併用したキーの組み合わせ(例:Ctrl+A)をコンビネーションキーともいう。修飾キーには以下のようなものがある。カッコ内は刻印。USBキーボードでは、修飾キーとしてシフトキー・コントロールキー・Altキー(オプションキー)・GUIキー(Windowsキー・コマンドキー)が定義されている。Symbolicsのキーボードには、メタキーに加えてスーパーキー・ハイパーキーも存在していた。環境によってはWindowsキーがスーパーキーになる。Linuxでは、Windowsキーやコマンドキーなどはスーパーキー と呼ばれ、画面効果などの操作に使われる。MSX規格のキーボードには、他の規格のキーボードには見られないストップキー(STOP)、セレクトキー(SELECT)が存在していた。修飾キーを用いたキー操作を表記する場合、通常はプラスまたはハイフンで連結して「Ctrl+A」「Alt-F4」「Ctrl+Alt+Delete」のような表記が使われる。また、コントロールキーについては、ハット(キャレット)を用いた「^C」のような表記が古くから存在する(古いコンピュータでは、ハットを↑と表示するものがあり、その影響で「↑C」のように表記している書籍もあったが、今日ではほとんどみられない)。Emacsでは、コントロールキーについて「C-a」、メタキーについて「M-p」、併用する場合「C-M-x」のような独自の表記を用いる。キートップの刻印に修飾キーの効果を示す際に、一般に、以下のような2種類のスタイルが存在する。特殊キーでは、シフトキーを使わない場合の機能はキートップの下寄りに、シフトキーを使う場合の機能は上寄りに表記される(単にスペースの都合で2行に折り返されているものを除く)。また、AT互換機のキーボードでは、一部の機能でAltキーを必要とするものがあり、そのようなものはキーの前面に緑色(Altキーの刻印と同じ色)で表記される。また、AT互換機のキーボードでは、一部の機能でCtrlキーを必要とするものがあり、そのようなものはキーの前面に黒色(Ctrlキーの刻印と同じ色)で表記される。修飾キーと類似の概念として、ロックキーがある。ロックキーは、押すたびにオンとオフが切り替わり、オンの状態で修飾キーと類似したはたらきをする。ただし、修飾キーと異なり、ショートカットキーとして使われることはない。また、ロックキーと似ているが、直後の1〜2打鍵にのみ影響するものもある。とくに、欧州各国のキーボードでは、アクセント符号つき文字やウムラウトの入力のため、以下のような機能を持つものが多い。修飾キーは二つのキーを同時に押す必要があるが、四肢に障害のあるユーザにはこれが困難な場合がある。そのため、近年のOSは、修飾キーをロックキーのように動作させる設定を備えているものがある。
出典:wikipedia
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