アル・アハリSC（、）は、エジプトの首都カイロを本拠地とするサッカークラブである。1907年4月24日創設。リーグ・カップ双方で30回以上の優勝を誇り、エジプトのみならずアフリカを代表する名門かつ強豪クラブチームである。2000年にはアフリカサッカー連盟より「Club of the Century」に選出された。クラブ名はアラビア語で「国家の、国民の」という意味である。クラブ会員数はカイロだけで4万5000人を超え、「アフリカのレアル・マドリード」とも呼ばれる。2005年のCAFチャンピオンズリーグでチュニジアのエトワール・サヘルを下して優勝を果たし、FIFAクラブ世界選手権2005にアフリカのクラブチーム代表として出場した。2006年の同大会でもチュニジアのCSスファクシアンを下し、2年連続5度目の優勝。同じエジプトのアル・ザマレクに並ぶ最多優勝クラブとなった。尚2006年にはトレブルを達成した。FIFAクラブワールドカップ2006にも出場し、3位の成績を残した。2007年は準優勝に終わったが、2008年も優勝し、CAFチャンピオンズリーグの単独最多優勝クラブとなった。アル・アハリのライバルは同じカイロを本拠地とするアル・ザマレクである。この2チームの対戦はカイロ・ダービーと呼ばれている。アル・アハリは庶民派のクラブで、アル・ザマレクは富裕層の支持が多いと言われている。

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