越ノ潟駅(こしのかたえき)は、富山県射水市堀岡新明神にある万葉線新湊港線の駅。命名は放生津潟の古名である「越の海」にちなむものであった。かつては駅舎があり、駅員もいたが2面2線の無人駅となり、2006年(平成18年)9月に北側のレールが撤去され、1面1線になった。1930年(昭和5年)に後に富山地方鉄道射水線となる越中鉄道が堀岡から新湊東口(現在の東新湊駅まで延長された。利用客増のために越中鉄道では越鉄運輸興業という別会社を設立して、北側に「越ノ潟海水浴場」を設け、料亭の誘致を行った。戦時中に一時衰退していた観光も、1948年頃から復活し始め、県下各地から毎年10万人を超える観光客が訪れ、放生津潟を回遊する遊覧船とともに、賑わった。富山新港の開削に伴い、富山側の堀岡駅までの間が廃止となるとともに、加越能鉄道に移管され、終着駅となった。その後、万葉線への経営移管を経て現在に至る。2007年(平成19年)3月18日より信号方式が改良され、これまで1両しか進入できなかった中新湊駅までの区間が続行運転可能となった。これに伴い、ホームに2両が進入できるように伸ばされた。しかし、続行運転は増発があった時のみであり、通常は行われておらず、年に数回しか行われない。
出典:wikipedia
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