「蜜の味」(みつのあじ、"A Taste of Honey")は、1960年代前半に流行したアメリカのポピュラーソングである。「蜜の味」は、リック・マーロウ ()作詞、ボビー・スコット()作曲で、1960年に上演された同名のブロードウェイミュージカルのために作られた。ミュージカル『蜜の味』は翌1961年にはイギリス出身の映画監督トニー・リチャードソンの監督・制作で映画化もされている(詳細は「蜜の味 (映画)」を参照)。多くのミュージシャンがカヴァーし、ビートルズもこの曲を取り上げている。1965年、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスのカヴァーが大ヒットとなり、同年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得した。他にもトニー・ベネット、バーブラ・ストライサンド、ザ・ベンチャーズなどのアーティストによってカヴァーされている。日本では中尾ミエが日本語訳でカヴァーしていた。ビートルズのファースト・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のB面5曲目(CDでは12曲目)にてカヴァー。リードヴォーカルは、ポール・マッカートニーが担当。ビートルズは、後にこの曲を歌ったのヴァージョンを基にカヴァーしている。この曲はビートルズがデビュー以前、ドイツのハンブルクで巡業を行っていた時代に、ロックを好まないファンを喜ばせるために演奏した曲と言われている。こうしたロック曲以外の曲を好んで聴いていたのはポール・マッカートニーで、ポールは父や祖父がアマチュアのジャズ・ミュージシャンだったこともあり、こうしたナンバーを聴いて育ったと言う。方やジョン・レノンは、根っからのロックンロール好きであったため、この曲が嫌いだった。そのため、自身のライヴでは「A Waste Of Money(金の無駄遣い)」と替え歌にした。
出典:wikipedia
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