アニマックス("ANIMAX")は、ソニー・ピクチャーズ(SPEJ)傘下のアニマックスブロードキャスト・ジャパンが運営するアニメ専門チャンネル。日本では、アニマックスブロードキャスト・ジャパンが衛星基幹放送事業者としてスカパー!(BSデジタル放送)で放送を行っている他、スカパー!プレミアムサービス、ケーブルテレビ、レオパレス21居住者向けのプロバイダーである『レオネット』などに番組を供給している。かつては移動受信用地上基幹放送事業者としてモバキャスによる放送も行っていた。日本国外では香港、台湾、韓国、東南アジア、欧州でも放送が行われている。キャッチコピーは、「アニメ見るならアニマックス」。専門チャンネルで国内トップの視聴可能世帯数を誇り、多くのケーブルテレビ局で視聴できる。特に、デジタルケーブルテレビでは99%の世帯に導入されている。『アニマックス』というチャンネル名は、「アニメ」("anime")と「マックス」("max")を掛け合わせたもので、最強のアニメチャンネルを目指すという願を込めたものである。各時代を代表する作品を揃え、昼夜間はファミリー向け、深夜はコアなファン向けのアニメを放送するなど、老若男女幅広い層をターゲットとした編成で、AT-Xとキッズステーションの中間的チャンネル。ファミリー劇場と同様に、放送禁止用語に関しての扱いが厳しい。株主に日本の代表的なアニメスタジオや広告代理店が名を連ねているため放送番組はこれらの関連作品に加えて、ソニーと並びJスカイB(スカパー!の前身の一つ)のイコールパートナーであったフジテレビの製作作品も多い。ソニーが大株主である毎日放送の製作作品や、幹事局担当のUHFアニメも比較的多く放送されている。また、『名探偵コナン』や『プリキュアシリーズ』などといった近年の地上波での人気作品もCSで初放送している。サンリオのキャラクターを起用した作品も放送されており、『おねがいマイメロディ』シリーズ(衛星放送初放送)や「キティズパラダイスPLUS」も放送されている。任天堂のゲームアニメは放送されない。ソニーグループがアニマックスの親会社である影響だと思われる。※公式サイト内の番組一覧も参照毎年夏には、テーマに沿ったアニメ作品の一挙放送や厳選されたベストエピソードを中心とした24時間を越えるマラソン放送企画が恒例になっている。下記のアニマックス大賞の発表や、受賞作品の放送も同時に行われる。2008年は、例年の夏ではなく秋に行われた。2011年・2012年・2015年は放送がなかった。2002年から、『明日のアニメ界で活躍する人材の発掘』を主旨として開催されている。毎年変わるテーマにそったアニメにふさわしいシナリオを募集し、一流のスタッフとスタジオによってアニメ化される。2007年開催の第6回ではシナリオ以外の小説、コミックの募集と同時に韓国・香港・フィリピン・台湾・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インドのアジア10か国と地域からの募集も行った。2008年開催の第7回は、従来のシナリオのみの募集となっている。現在は開催していないが、2015年に少年ジャンプ+と共同で「アニメシナリオ大賞」を開催している。第1回の大賞受賞作品。テーマは「アクション・ヒーロー」。太鼓とバチを持った大きなクマのぬいぐるみ、スーパークマさん。普段は子供達が集まるワンダーランドでピエロと一緒に楽しい芸で毎日子供達を楽しませているが、子供達のピンチの時には助けに駆けつける子供達のヒーローであった。ある日ワンダーランドに賊が出現し子供達を襲撃する。そこへスーパークマさんの出番を奪って可憐なバレリーナ人形のスーパードールが賊たちを退治した。出番を奪われ落ち込むクマさんだったが……。第2回の大賞受賞作品。テーマは「21世紀のスポ根」。野球部にロボットを使ってもよい。そんなルールができた頃、連敗続きと部員不足で廃部寸前のひなびた野球部は、部の存続をかけロボットを購入することを決意したが、強力なロボットには手が出せず、安く手に入れたメイドロボット「アズサ」しか購入できなかった。それでも、部員になれないよりましと特訓させるが……。第3回の大賞受賞作品。テーマは「ロボット」。とある病院に入院している少年スズは小倉涼の記憶をデータとして取り出した人格素子を移植されたロボットであった。スズは故人となった涼の身代わりとして生み出され、記憶の定着のために入院していた。ある日、スズは入院している清水ほとりという少女と出会う。ほとりは徐々に記憶を失いながら死に至る病気を発症していた。記憶が増えていくスズと記憶が失われていくほとり。対照的な二人の行く末は……。第4回の大賞受賞作品。テーマは「冒険アクション」。2006年に集英社のりぼん夏の増刊号で漫画化もされた。父母と一緒に遊園地に遊びに来たリリはフロッグ城にて勇者の剣を抜きいて大蛇を倒し、異空間のフロッグランドへ迷い込む。リリの前に現れたカエル王は卵が孵りカエルになる前に希望の扉を開ければ願いが叶い、開けなければリリをカエルにしてしまうと言い出した。さらに上空から将来リリの弟として生まれるというスーツ姿の近藤と名乗る男が降ってきた。カエル王に与えられた様々な試練を乗り越えていく姉と弟(?)の結末は……。 第5回の大賞受賞作品。テーマは「あなたがアニメにしたいストーリー」。なほは父と弟のジュンとの三人暮らし。母はすでに亡くなり家ではなほがジュンの面倒をみていた。年頃ゆえ友達と遊びたいなほだが弟の存在でうまくいかず苛立つ毎日を送っていた。ある日、なほの目の前に「ゆめだま屋のコタロー」と名乗る優男が現れる。コタローはなほを夢の世界へと案内するが、気がつくとなほはジュンの夢の中へ迷い込んでいた……。第6回の大賞受賞作品。テーマは「わたしがアニメにしたいストーリー」。第7回の大賞受賞作品。テーマは「アクション」。番宣などのCMナレーションには2人の男女声優が起用されており、作品や告知などの内容の性格の違いによって使い分けている。アニマックスでは多数の人気作品を放映している。それ故に多岐にわたる作品によっては他の放送局と放映権でねじれ現象が発生している作品もある。ねじれ現象が起こっている主な作品は次の通り。台湾では同じ番組を日本語オリジナル版および中国語吹き替え版の両方を、それぞれ別々の時間帯に放送している(ただし、何れか一方しか放送しない番組もある)。また同じソニー・ピクチャーズ系列のAXNで、一部のアニメ作品を再放送している。この他、香港では一部の番組で2か国語放送を行っている。また日本より厳しい番組レイティングが行われている韓国や台湾では、番組開始前に等級表示を行っている。台湾では、本局の進出前に一時期ソニーが出資していた「超視」(Super TV)内で、一部の番組が放送されていた(ロゴなども本局のものを使用していた)。以前は日本と同じロゴが使われていたが、2010年5月3日より、アニマックスアジア各局(韓国除く)、ブラジル、ポルトガル、ドイツ、中南米各局でロゴが変更された。しかし、一部の国を除き、再び元の日本と同じロゴに再度変更されている。またブラジルを含む中南米各局は2011年5月から「Sony Spin」にチャンネル名が変更となり、アニメは深夜のみの放送となった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。