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九州横断特急

九州横断特急(きゅうしゅうおうだんとっきゅう、"TRANS-KYUSHU LIMITED EXPRESS")は、九州旅客鉄道(JR九州)が阿蘇駅 - 別府駅間を、豊肥本線・日豊本線経由で運転している特急列車である。本来の運行区間は熊本駅 - 別府駅間であるが、2016年4月の熊本地震の影響で豊肥本線の一部区間が不通になったため全区間で運休となった。2016年7月9日より阿蘇駅以東での運行は再開したが、残る区間の運転再開の目途は立っていない。なお本項では、熊本駅 - 宮地駅間を豊肥本線経由で運行している臨時特急「あそぼーい!」(熊本地震の影響により現在は別の区間で運行中)、および豊肥本線内での「九州横断特急」の前身にあたる、熊本駅 - 大分駅・別府駅間で運行されていた特急「あそ」など、豊肥本線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。特急「九州横断特急」は、2004年3月13日の九州新幹線鹿児島ルート部分開業の際、前述の特急「あそ」と、熊本駅 - 人吉駅間で運行していた急行「くまがわ」を系統統合する形で運行を開始した。この時に「あそ」と統合されなかった「くまがわ」に関しては同列車名・同区間のまま特急に格上げとしたため、熊本駅 - 人吉駅間には「九州横断特急」「くまがわ」の2系統の特急列車が運行されるようになった。豊肥本線は古くから観光路線としての位置づけが強く、1954年に熊本駅 - 別府駅間運行の快速「火の山」(ひのやま)が設定されたのを端緒として多くの優等列車が設定された。それらの優等列車は、2006年に廃止された三角島原フェリーを介して阿蘇山と島原半島が観光ルートとして一体化してとらえられていたことから、三角線三角駅まで直通する列車も多く設定されていた。その後、豊肥本線の優等列車は1975年3月10日に急行「火の山」に一本化され、三角線への直通を終了した1986年11月1日以降は熊本駅 - 別府駅間で3往復の運行となり、四国旅客鉄道(JR四国)から購入したキハ185系気動車を充当して1992年7月15日に特急「あそ」に格上げされ、九州新幹線鹿児島ルート部分開業までこの体制で推移していた。「九州横断特急」は2011年3月12日のダイヤ改正で人吉駅発着列車の約半数について熊本駅 - 人吉駅間を「くまがわ」として系統分離し、2013年3月16日のダイヤ改正で「くまがわ」を再統合していた。2016年3月26日のダイヤ改正で「九州横断特急」の熊本駅 - 人吉駅間および「くまがわ」が廃止され、「九州横断特急」の運行区間は「あそ」と同様になったが、その直後の4月14日夜から発生した一連の熊本地震の影響で、2016年7月9日現在では熊本駅 - 阿蘇駅間が運休中である。2016年7月9日時点では阿蘇駅 - 別府駅間に3往復が運行されており、このうち阿蘇駅 - 宮地駅間は快速列車の扱いとなる。ダイヤとしては、本来の熊本駅発着の3往復(1 - 6号)の阿蘇駅以東のダイヤを、61 - 66号として踏襲した形である。列車番号は特急区間が号数+9000D、快速区間が号数+9400Dとなる(本来の1 - 6号は号数+1070D)。「あそ」時代は3往復、全列車3両編成での運行で、号数は熊本駅発が下り、別府駅発が上りとなっていたが、「九州横断特急」に改組された際に4往復、全列車2両編成での運行となり、JRグループの特急としては異例のワンマン運転が導入された(多客期など、3両以上で運転する際には車掌が乗務していた)。また号数は鹿児島本線・肥薩線内での方向に合わせて、別府駅発が下り、人吉駅・熊本駅発が上りと改められた。2016年3月26日のダイヤ改正で全列車熊本駅 - 別府駅間の運行になったのに合わせて3往復、全列車3両での運行となり、車掌乗務開始、号数も「あそ」時代と同様に戻されていたが、約半月後の4月14日に熊本地震が発生して全区間運休となった。7月9日に阿蘇駅以東で運行を再開した際は全列車2両での運行となり、ワンマン運転が復活している。大分駅は連続立体交差事業により高架化されたが、工事進捗の都合により2008年3月15日から2012年3月16日までは日豊本線は地上ホーム、豊肥本線・久大本線は高架ホームと分けられていた。そのため日豊本線と豊肥本線・久大本線の直通運転は中断されていたが、「九州横断特急」のみは別に設けられた渡り線を経由して地上ホームに発着しており、この期間も別府駅発着で運行されていた。阿蘇駅 - 宮地駅 - 豊後荻駅 - 豊後竹田駅 - 緒方駅 - 三重町駅 - 中判田駅 - 大分駅 - 別府駅 熊本駅 - 新水前寺駅 - 水前寺駅 - 武蔵塚駅 - 光の森駅 - 肥後大津駅 - 立野駅 - 赤水駅 - 阿蘇駅大分鉄道事業部大分車両センターに配置されているキハ185系気動車「九州横断特急」仕様の2両編成を充当している。全車普通車自由席として運行される(本来は全車普通車の3両編成、一部座席指定席で運行される)。通常は九州横断特急ロゴ入りの専用塗装車が使用されるが、キハ186形が組み込まれた場合や専用塗装車が検査等の場合には「ゆふ」塗装車が運用に入ることがよくある。車体ロゴが「ASO YUFU」となっているが、この場合でも車内には差異はほとんどない。特急「あそぼーい!」は、1988年 - 2010年に熊本駅 - 宮地駅間で運行されていた観光列車「あそBOY」「あそ1962」の後継列車として、2011年6月4日に運行を開始した。表記は異なるが「あそBOY」の愛称が6年弱ぶりに復活した形となった。2011年3月12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に合わせて計画された列車で、当初は同日からの運行予定としていたが、車両改造の都合により同年5月29日までは「あそぼーい!」と同ダイヤの「阿蘇ゆるっと博号」(あそゆるっとはく)として運行されていた(詳細は後述)。土曜・休日および長期休暇中に熊本駅 - 宮地駅間を1日2往復している。下り列車は2本とも立野駅で、南阿蘇鉄道高森線のトロッコ列車「ゆうすげ号」に接続するダイヤとなっている。号数は101 - 104号が与えられている。列車番号は全列車、号数に7960Dを加算している。ちなみに「阿蘇ゆるっと博号」には1 - 4号が与えられていた。2011年10月から2013年2月までは、1ヶ月に1回程度の土日または3連休に限って101・104号を博多駅まで延長運転していたが、2013年3月以降は設定がない。2012年7月の九州北部豪雨で肥後大津駅 - 緒方駅間が不通になった際には、肥後大津駅 - 宮地駅間が復旧する同年9月まで、「あそぼーい!91・92号」として博多駅 - 人吉駅間で1往復運転していた。また2016年4月の熊本地震で豊肥本線の一部区間が不通になった際には、9月までは金・土曜・祝日を中心に「あそぼーい!91・92号」として門司港駅 - 博多駅間で1往復運転する。10月からは「長崎デスティネーションキャンペーン」の一環として、金・土曜・祝日を中心に「あそぼーい!81・82号」として博多駅 - ハウステンボス駅間で1往復運行している。熊本駅 - 新水前寺駅 - 水前寺駅 - 肥後大津駅 - 立野駅 - 赤水駅 - 阿蘇駅 - 宮地駅博多駅 - 二日市駅 - 鳥栖駅 - 久留米駅 - 大牟田駅 - 玉名駅 - 熊本駅 - (富合駅) - 新八代駅 - 八代駅 - (一勝地駅) - 人吉駅門司港駅 - 門司駅 - 小倉駅 - 黒崎駅 - 折尾駅 - 香椎駅 - 博多駅博多駅 - 鳥栖駅 - 新鳥栖駅 - 佐賀駅 - 肥前山口駅 - 武雄温泉駅 - 有田駅 - 早岐駅 - ハウステンボス駅 熊本鉄道事業部熊本車両センターに配置されているキハ183系気動車1000番台4両編成が充当されている。2011年1月10日までは特急「ゆふDX」として運行していた車両である。内装デザインは、他のJR九州の観光特急同様、水戸岡鋭治が担当している。普通車のみの編成で全車座席指定席。3号車は「ファミリー車両」で、子供目線で車窓を楽しむことが出来る「白いくろちゃんシート」9席のほか、遊び場、図書室と「くろカフェ」が設置されている。1・4号車の車端部には「パノラマシート」が設けられている。当初の運行計画では2011年3月12日に3号車を欠番とした3両編成で暫定的に運行を開始し、同年夏ごろに3号車を連結することにしていたが、車両改造計画の見直しにより、「あそぼーい!」は4両フル編成で2011年4月29日に運転を開始し、同年3月12日から4月24日までは「阿蘇ゆるっと博号」を運行することが発表された。その後改装内容の見直しにより、「あそぼーい!」の運行開始日は6月4日に再度延期され、「阿蘇ゆるっと博号」の運行も5月29日までに延長された。「白いくろちゃんシート」「パノラマシート」利用時の特急料金は通年、通常期の料金の210円増しとなる。割引きっぷの場合は720円の追加料金がかかる(一部利用できないものもある)。キハ183系1000番台は元々は門司港駅 - 佐世保駅間で運行されていた臨時特急「オランダ村特急」用として新製された車両で、1992年に「オランダ村特急」が廃止されてからは「ゆふいんの森」、「シーボルト」、「ゆふDX」、「あそぼーい!」と使用車両が変更されているが、「あそぼーい!」のハウステンボス駅乗り入れにより、24年ぶりに長崎本線・佐世保線系統で運行されることとなった。なお「阿蘇ゆるっと博号」は「九州横断特急」と同じくキハ185系2両編成(座席区分も同じ)による運転であったが、外装は白地に熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」などがプリントされた独自のものとなっていた。「阿蘇ゆるっと博号」の運行終了後、専用車両として用いられていたキハ185-4・キハ185-1012は三角線特急「A列車で行こう」に転用され、2011年10月8日から運行を開始している。「あそぼーい!」の車体や内装には「くろちゃん」と称する黒い犬のマスコットキャラクターが描かれている。「くろちゃん」は、本名を「あそくろえもん」、「黒川の近くで生まれた黒犬2歳」という設定になっている。「あそぼーい!」の運行開始後の2011年7月には阿蘇駅の名誉駅長に就任し、改札内に「くろ駅長室」が作られた。本来は「あそぼーい!」のためのキャラクターであったが、JR博多シティの屋上施設にミニSL「くろちゃん電車」の投入や子供向けスペース「くろちゃんひろば」の設置がされたり、熊本県内では運行しない305系のドア車内側に描かれるなど、JR九州全体のキャラクターとしても扱われている。

出典:wikipedia

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