佛所護念会教団(ぶっしょごねんかいきょうだん)は、関口嘉一と関口トミノによって設立された、法華系の新宗教である。関口嘉一は15歳で上京、いったん北海道に渡ったが病気を患い新潟に戻り、大正12年に再び上京し自転車店を経営、翌年トミノと結婚した。しかし長女の病死・長男の病弱を契機として、夫婦共に日蓮宗中山法華経寺や不動明王、また観音信仰をしていたが、隣人の勧めによりトミノが昭和8年(1933年)に霊友会に入信。嘉一も後に入信、第6支部長を歴任したが、霊友会の共同募金横領・脱税事件を契機に離脱。昭和25年(1950年)10月、妻のトミノと共に教団を設立した。白金、高輪地区に敷地を持ち、現在は、バスを連ねて教団を訪れる、老若男女のための駐車場として活用されている。京都大光山本圀寺より譲り受けた日蓮聖人自記筆の曼荼羅と河合家から預かった同じく日蓮聖人真筆の大日本国衛護の大曼荼羅(下記-外部リンク 日蓮聖人伝十講 山川智應著P12、P692及び日蓮聖人研究 下巻 並びに高橋智経著 本門本尊論入門 P160〜161)の二体を保有する。平成27年11月にさいたまスーパーアリーナで教団創立65周年式典を挙行している。毎年、身延山久遠寺へ団参を行うほか明治神宮・伊勢神宮への参拝を行う。また建国記念の日の奉祝・靖国神社の国家護持を主張する。政治との関わりは深く、これまで参議院の全国区・比例区選挙では大竹平八郎、佐藤三蔵、村上孝太郎、鳩山威一郎、藤井裕久、佐藤欣子、楢崎泰昌、尾辻秀久、有村治子、衛藤晟一といった候補を支援してきた。また、青木理によれば、日本会議との関係についてのAERA編集部による取材・アンケートにおいて、佛所護念会教団は、「皇室仰慕の諸活動や英霊の慰霊顕彰など、教団の考えに合う(日本会議の)取り組みについて、その趣旨に賛同する会員に協力を呼び掛けている」としている。
出典:wikipedia
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