『ブラザー劇場』(ブラザーげきじょう)は、1964年8月から1979年9月までTBS系列で毎週月曜日19:30~20:00に放送されていた、ブラザー工業の一社提供による連続テレビドラマシリーズ枠のタイトルである。スポンサーの意向もあり、TBS系列局のない地域では一部の日本テレビ系列局が同時または遅れネットしていた。「水戸黄門(月形龍之介版)」、「刑事くん」、「コメットさん」、「刑事犬カール」等のシリーズが、この枠で放送され、「ナショナル劇場」(後のパナソニック ドラマシアター→「月曜ミステリーシアター」)、「月曜ロードショー」と共にTBSの月曜日の看板番組として視聴者に長年親しまれた。また、ナショナル劇場やロート製薬提供の番組同様、ブラザーのオープニングキャッチもあった。1979年9月24日に放送された「コメットさん」(大場久美子版)の最終回を以って、数多くのヒット作を生みだした「ブラザー劇場」は15年1ヶ月の放送に幕を降ろした。後継番組は、同じくブラザー工業の一社提供によるクイズ番組「人生ゲームハイ&ロー」→「クイズ天国と地獄」が「ブラザーファミリーアワー」としてこの枠で放送された(後者では放送開始と同時にCIが導入され、英文ロゴがオール大文字の「BROTHER」からオール小文字で丸みを帯びた「brother」に変更された)。系列は放送当時のもの。本シリーズが始まる前にも、TBS(当時は「ラジオ東京テレビ」)ではブラザー工業(当時は日本ミシン製造)一社提供による30分ドラマが放送されていた。参考までに次の通り。この後ブラザー提供枠は月曜19時に戻り、1時間海外西部劇ドラマ『ブロンコ』→『ブロンコ・シャイアン』→『ガンスリンガー・シャイアン』→『ロデオ』を別社(江崎グリコなど)と共同提供した後、1964年1月から1時間枠で開始した『白馬の剣士』(第1期)を花王石鹸(現:花王)と共同提供、そして同年8月から『白馬の剣士』(第2期)は30分に短縮されると共にブラザー提供が独立し、本シリーズが始まった。なお残った花王は月曜19時台前半枠を一社提供し、テレビアニメ『ビッグX』を開始する。
出典:wikipedia
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