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バーサークフューラー

バーサークフューラー(BERSERK FÜHRER)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されているゾイドシリーズに登場する架空の兵器。本項では兄弟機の凱龍輝およびコトブキヤのHMM(ハイエンドマスターモデル)に付いても記載。西方大陸戦争期にニクシー基地にて旧ゼネバス帝国亡命技術者が遺したノウハウをも取り入れ、ライガーゼロの兄弟機として開発された鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の旗艦ゾイド。西方大陸戦争時のゾイド開発ベースは長い年月の間クローニングされてきた素体をベースにしており、その性能向上には限界があった。強力な装備を開発出来ても、その真価を引き出せるゾイドが居なければ無用の長物だったのだ。そこでゾイド開発者達が着目したのが、太古よりゾイド人の生活の一部に組み込まれる事を頑なに拒み続けた完全野生体の採用だった。類まれな戦闘能力を持つこれらの野生ゾイドをベースに新しいゾイドの開発を行う事が出来れば、さらなる強力なゾイドの開発が可能となる。こうした野生体ゾイドをベースとした新型ゾイドの開発に積極的な姿勢を見せたガイロス帝国軍では、「U作戦」を展開しライオン型、ティラノサウルス型ベースの新型ゾイドの開発に着手した。その中でも惑星Ziの食物連鎖の中で、純粋なティラノサウルス型野生体はその頂点に立つと言われる強力な素体であった。かねてから亜種(デスザウラーなど)や変種(ゴジュラス)を戦闘用に改造した機体は存在したものの、個体の捕獲が困難である事と気性が激しく調整が難しい事から、素体としての価値はこれまで疑問視されていた。帝国軍ではこの純粋なティラノサウルス型野生体を採用した「プロトレックス」を製作し、これをベースとした初のゾイドとしてジェノザウラーを開発したものの、野生体をベースとした機体の制御はパイロットとのシンクロ率に依存し、不安定要素が大きかった為オーガノイドシステムを実験的に導入し野生体の制御を強制的に安定させる措置を施している。しかしながら、このオーガノイドシステムは野生の闘争本能のみを刺激する偏ったシステムであり、高い戦闘能力と引き換えにパイロットへの精神的な負担やゾイド自体の精神破壊を招き、さらにはゾイドコアの寿命を極端に短くするデメリットが存在した。その後、「プロトレックス」をベースに、ジェノザウラー派生機等のノウハウを組み入れ、完全野生体を採用したティラノサウルス型ゾイドの再開発が行われた。ライガーゼロと共に同じコンセプトで開発されたこのバーサークフューラーは、ティラノサウルス型の完全野生体特有の本能を尊重したゾイドで、制御がパイロットとのシンクロ率に依存するものの、オーガノイドシステム搭載型ゾイドに匹敵するパワーを獲得している。本機体の特徴的な装備は、背部に二基装備された「バスタークロー」である。ヘリック共和国軍のマッドサンダーに搭載された「マグネーザー」を参考にサンダーホーンを経て発展・開発されたもので、威力はマッドサンダー搭載されたものに及ばないものの、可動アームにより広い攻撃範囲を持ち、束ねた3本の刃をマグネッサーシステムの応用により超高速回転させて大型ゾイドさえも一撃で破壊する威力を誇るマグネーザー、ドリル部を構成する刃を展開する事でジェノザウラーの荷電粒子砲にも耐えるEシールド、砲撃戦に対応する基部のAZ185mmビームキャノンに加え、高速移動時のスタビライザーや基部のビーム砲を加速させるバスターライフルとしても機能する攻防一体の万能兵器である。口腔内に装備した荷電粒子砲はジェノザウラー系統から更に改良され、威力が高い集束型と範囲が広い拡散型の2タイプに切り替えが可能となった。また、背部に装備したハイマニューバスラスターや脚部のブースターによって優れた機動力を発揮する。『竜鬼』のコードネームを持つこの機体は格闘・砲撃・機動力を高い次元で両立した高性能機であり、操作性・計算上の総合戦闘能力においてジェノブレイカーをも凌ぐと言われる。※機体諸元は「ZOIDS EZ-049バーサークフューラー」および「HMM-033 EZ-049 バーサークフューラー」よりモーター駆動により歩行(尻尾・腕が連動)と荷電粒子砲発射形態への変形を切り替えで行う事が可能。ライトニングサイクスやデススティンガー同様バックパック側に電池ユニットを持ち、これを取り外してカスタマイズパーツCP-16 ゾイドコントローラーを接続すればギミックの切り替えをコントローラー側で操作することが可能となる。パーツと可動部の多さから、組みたて難易度は全ゾイド中1のLV6である。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#049 Berserk Fury」。シリーズ第33弾。2012年8月発売。各部位の手動による可動とCASユニットや素体形態への組み換え、ゾイドコア内蔵ブロックの取り外しなどが可能。アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場したベガ・オブスキュラのパイロットフィギュアが付属している。新規ギミックはバスタークローを束ねるトラベリングロック機構とストライクスマッシュテイル先端に取り付けられた鋏状の武器など。キット自体は前述のアニメ『スラッシュゼロ』の設定だが、デカールにはガイロス帝国の国章の他にPK師団および鉄竜騎兵団のエンブレムも付属しており、これを貼り付ける事でバトスト版の再現も可能である。ただし、コクピットのスペースがベガのものに合わせてあるため、そのままでは通常パイロットのフィギュアがコクピットに収まらない。HMMシリーズ独自の新規設定ではバスタークローとハイマニューバスラスターをはじめとする基本装備は「バーサークユニット」と呼ばれ、さらにその装甲もミクロ単位の凹凸加工と特殊なフェライトコーティングが施された「マルチレイヤー・アニーヴネス・アーマー」という優れたステルス性を有するもので構成されており、独自の追加装備として尾部の先端には内部にレーザートーチが内蔵された鋏状の超小型バスタークローが装備されている。ただし、開発経緯の解説において実際にバーサークフューラーの開発と運用を主導したガイロス帝国内のゼネバス系陣営や鉄竜騎兵団の事には一切触れられていない。初登場はゾイド公式ファンブック3巻にライガーゼロと共に未完成の状態で登場。ヴォルフ・ムーロア大佐が乗り、ニクシー基地に侵入したヘリック共和国レオマスターのレイ・グレック中尉が乗るシールドライガーDCS-Jを倒すが、レイがライガーゼロを奪いこれに対抗。しかしヴォルフの目的は別に在り、それを達成したためヴォルフは脱出する。お互いの名を知らずとも二人の因縁はここに始まる。後に鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の秘密基地に向かう閃光師団(レイフォース)の前にヴォルフの愛機として完成した状態で登場、レイのライガーゼロと死闘を繰り広げた。一度はレイに敗北するも、レイと同じく愛機の本能を信じ、装甲を全て外して精神リンクだけで機体を動かし、ライガーゼロと相討ちに持ちこんだ。両者とも生還し、ヴォルフがネオゼネバス帝国第2代皇帝となった後も因縁が続くこととなったが、ヴォルフはエナジーライガーに乗り換えている。ネオゼネバス帝国が中央大陸に侵攻した際には、シュトゥルムフューラーがダークスパイナーのジャミングウェーブによって弱体化した共和国軍を蹴散らし、中央大陸占領に貢献した。『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』でライガーゼロと同じく「アルティメットX」とも呼ばれる完全自律の人工知能「オーガノイドシステム」を搭載したゾイドとして登場する。第22話でバックドラフト団が海底から発掘し、ウォーリアーには10歳の少年ながら天才的ゾイド乗りであるベガ・オブスキュラが選ばれた。バックドラフト団の計画の主力として4年に一度の祭典ロイヤルカップに参加。単機ながら圧倒的な戦闘力で次々と他の選手達を撃破し、大会を混乱させた。そして最終局面で、主人公ビット・クラウドのライガーゼロと激闘を繰り広げる。機体性能こそライガーゼロを上回るものの、戦闘経験の差からゼロに圧倒される結果となり、しかも機体の背面に搭載されている武装のバスタークローを破壊された衝撃でベガが意識を失い、フューラー自身が本能のままに暴走。しかしゼロとの戦いの中、意識を回復したベガが強制脱出装置を作動させた事で機能を停止し、敗北した。アニメでは実際のキット構成とは異なり、バスタークローの刃の向きを自在に変える事が可能になっている。『ゾイドフューザーズ』でチーム・サベージハンマーのブレードが搭乗。リュックが搭乗するバスターイーグルとZiユニゾンを果たすことでバスターフューラーとなる。RDのライガーゼロフェニックスと激闘を繰り広げたが、マトリクスドラゴン相手の戦闘中、エナジーライガーの一撃を浴びて機体は大破し、起動不能となってしまう。ゲーム『ZOIDS 〜白銀の獣機神ライガーゼロ〜』ではボスキャラとして初登場。背面装備がロングライフル1基の構成となった第一形態と、バスタークローやイオンブースターパックを装備した第2形態が存在する。その後『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』『ZOIDS VS2』『ゾイドタクティクス』、『ゾイドインフィニティ』、『ゾイドカードコロシアム』などにライガーゼロと共に常連に近い形で登場する。『機獣新世紀ゾイド』ではレイヴンの乗機として登場。模擬戦で改造アイアンコングやジェノブレイカーを撃破する活躍を見せ、後に改修されバーサークフューラーシャドーエッジが完成する。別冊コロコロコミック版『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではアルタイルの乗機として登場し、「ゾイドバトルを利用し強力なゾイドを減らし、世界を征服する」という目的を達成すべくライガーゼロとラストバトルを行う。パンツァーユニットを装着したライガーゼロに肉薄するも、最終的には素体となったライガーゼロの逆襲を受け敗北する。2001年~2002年に店頭公開されたPVでは帝国側の機体としてダークスパイナー、ライガーゼロイクスとともにケーニッヒウルフ等の共和国ゾイドと激戦を繰り広げる。このPVではライガーゼロイクス護衛用に配属されたガイロス帝国軍正規部隊・幻影部隊の機体という設定となっている。アニメやZOIDS VS.シリーズ、2001年放送「バーサークフューラー」玩具CMやこの店頭公開PVではバスタークローのビームキャノンからも荷電粒子砲を発射可能となっている。口腔内のそれを含めた三機の荷電粒子砲の発射形態で、トミー版「EZ-040 バーサークフューラー」のパッケージ解説においてもバスタークローの前面展開と荷電粒子砲発射形態を併用した同様の「フルバースト」と呼ばれる呼称の形態が記載されているが、相関は不明。アニメでは威力は絶大だが、固定アンカーを使用しても後退してしまうほど反動が大きい攻撃として描かれている。EZ-049 バーサークフューラーに専用CAS(チェンジングアーマーシステム)であるカスタマイズパーツCP-27 シュトゥルムユニットを装備した高速格闘戦形態。巨大なシュトゥルムブースターにより最高速度は450km/hにまで向上し、圧倒的な機動力と荷電粒子砲による火力を活かした高速機動戦を得意とする。アクティブシールドはガンブラスターの一斉砲撃を受け止めるほどの防御力を持つ。反面、パイロットに著しい負担をかけるCASでもある。『ゾイドタクティクス』、『ゾイドインフィニティ』、『ゾイドカードコロシアム』といったゲームでは「BF(バーサークフューラー)シュトゥルム」と呼称される。ゲームボーイアドバンス用ソフト、サイバードライブゾイドでは白銀の魔女の異名を持つゾイダー、プラタの専用機としてエスパーダ・デ・プラタ(正式名称はラ・エスパーダ・デ・プラタ)と呼称されるシュトゥルムフューラーが登場。機体色はダークグレーである。プレイステーション専用ゲームソフト『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』においてはアクティブシールドユニットの代わりにEシールドを装備し、シュトゥルムブースターをバスタークロー用アームで保持した状態で登場した。 CP-27 シュトゥルムユニットは、定価1000円のキットとしてはかなりのボリュームがあり、企画段階ではパーツを三種類のカスタマイズパーツとして分割販売する予定であった。※機体諸元は「ZOIDS カスタマイズパーツCP-27 シュトゥルムユニット」よりシュトゥルムフューラーのうち、深紅の機体がシュトゥルムテュランと呼ばれる。ゾイド公式ファンブック4巻の中央大陸へ侵攻する鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の中にその姿が確認できる。初出は『ZOIDS妄想戦記』「紅の未来・黒き過去」。こちらでは「ネオゼネバスの紅い疾風」ことカール・ウェンザー(妄想戦記作中での表記はカール・ウィンザー)少佐の駆る赤いパーソナルカラーのシュトゥルムフューラーである。また、テュランとはバーサークフューラーの第二次生産ロットとされている(妄想戦記内のみの設定)。ガイロス帝国の「黒騎士」ハインケル・サーベラー中佐のレイヴェンラプターと交戦した。成型色とシールを変更(シールのマーキングがネオゼネバス帝国)したバーサークフューラーおよびカスタマイズパーツCP-27 シュトゥルムユニットを同梱したキットとして、2003年05月29日頃、ハピネット加盟店にて定価4980円で限定発売された。カラーリング以外の形状はシュトゥルムフューラーと同一。※機体諸元は『ゾイド・コア・ボックス』付属「プロイツェンの反逆」よりアニメ『ゾイドフューザーズ』に登場。主人公RDのライバルであるブレードが搭乗するバーサークフューラーとリュックが搭乗するバスターイーグルのユニゾンゾイド。チーム・サベージハンマー所属。元々強力な武装と性能を誇るバーサークフューラーに、バスターイーグルの強力な実弾射撃能力と飛行能力を持たせた非常に強力な機体であるが、劇中ではあまり活躍できず、エナジーライガーによって再起不能にされてしまった。紫みを帯びた白だった装甲の成型色をわずかに濃くしたバーサークフューラー、ブラウンだった嘴や爪の成型色を赤に変更したバスターイーグル、新規ユニゾンパーツおよびシールを同梱したキットとして、2004年09月下旬頃、定価5229円で発売された。※機体諸元は「ゾイドフューザーズFZ-006バスターフューラー」よりEZ-049 バーサークフューラーの砲撃戦形態。ライガーゼロパンツァー同様、長距離キャノンと多数のミサイルポッドで火力が強化されている。CASの一つとして「ヤクトユニット」の設定が起こされていたが廃案となり、製品化されなかった(設定画が電撃ホビーマガジン誌2002年03月号に掲載)。後に家庭用ゲームソフトZOIDS SAGA シリーズに登場。バーサークフューラーYとも呼称される。全長22.7m、重量156.0t、最高速度290km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。家庭用ゲームソフトZOIDS SAGA シリーズに登場。EZ-049 バーサークフューラーの超高速形態(因みに最高速度は全陸上ゾイド中2位)で、バーサークフューラーZとも呼称される。カラーリングは赤で頭部の形状が通常と異なっており、装甲の所々にスラスターが取り付けられている。元々バーサークフューラーはガイロス帝国のゼネバス派陣営によって生み出された機体であるが、本機がなぜ改めて「ゼネバス」なのかはゲーム中では明らかにされず、本機の搭乗者である皇帝もゼネバス帝国とは無関係である。アーカディア王国を乗っ取った「皇帝」が、部下のオーピスに製作させた機体で、バーサークフューラーのゾイドコアにデスザウラー(アニメ版)のゾイド因子を加え、さらに様々な時代の強力ゾイドのデータを参考にして開発された。物語終盤にて皇帝本人が搭乗し、アトレー達と戦う。全体的な性能はバーサークフューラーより多少高い程度。だが、速度面とエネルギー供給面については完全に別物で、とてつもないパワーアップを遂げている。武装はバーサークフューラー本体のもの+背部の12連装ミサイルポッド。ゲームによってはバーサークフューラーのチェンジングアーマーの1つとして運用できる。全長23.0m、重量127.0t、最高速度600km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。漫画『機獣新世紀・ZOIDS』5巻に登場するレイヴン仕様のオリジナル機体。演習場の地形が変わるほど長きに渡る戦闘試験から得られたデータを元にオーガノイド・シャドーとの融合状態での運用を前提として博士(ドクトル)Fによりカスタマイズされたバーサークフューラーで、その戦闘力はデススティンガーを凌駕する。機体色は黒で頭部にはシャドーのそれを意識したようなエッジが伸びている。ベース機では背部にバスタークローとハイマニューバスラスターを装備していたが、シャドーエッジに改良された際にこれらの装備はオミットされた。主な武装は口腔内の荷電粒子砲と、背部および脚部に装備された8本のレーザーブレード。このブレードを一斉に展開、敵機に斬りかかる必殺モードを持つ。レイヴンがバンに敗れ、シャドーエッジがホウライに渡った後シャドーが真の主であるプロイツェンの元へと去った為、シャドーなしで稼動させることを前提にデチューンした狂帝龍 四重翼(バーサークフューラー・クアドラエッジ)というバージョンが登場。シャドーを失ったことで総出力が低下したため、ブレードを四基に減らしているものの、同時に機体の軽量化も果たしており格闘戦性能はシャドーエッジと比較して遜色ないレベルに仕上がっている。ジェノザウラーを失ったレイヴンがバーサークフューラーに乗り換えた後、シュバルツのアイアンコングやハンナのジェノブレイカーを相手にした戦闘試験をクリアし、それ以降も幾度に渡るテストと改造を経て完成する。それからホウライに向かったバン達に強襲を掛け、彼のシーザーと激しい戦いを繰り広げるが、レイヴンは思い出した過去の記憶から情緒不安定になっていたのもあってまたしてもバンに不覚を取り敗北。この戦いを最後にバンとレイヴンは和解し、シャドーエッジもホウライ側に回収された。その後、シャドーエッジはクアドラエッジに改装され、ジークのさらなる力を引き出すためとして兄であるドニーも乗せてジークと合体したバンの特訓相手を務める。一度はその体格差と性能差で両者を圧倒するが、バンとの絆によって真の力を発揮したジークの攻撃をかわしきれず戦闘機構中継器(コンバットシステムターミナル)を破壊されたため戦闘不能になった。それでもこの戦いによりバンとジークは大きく成長し、訓練相手としての役割は十分に果たした。電撃ホビーマガジン2001年9月号「SMACK ZOIDS」で掲載された改造バーサークフューラー。「黒き騎士」とも呼ばれる機体で、全身黒色のボディとウェポンアームの左側装備がジェノブレイカーのフリーラウンドシールドに交換されているのが特徴。BNは鉄竜騎兵団所属の騎士道を重んじるエースパイロット、ブラック・ネルソン大尉にちなむ。電撃ホビーマガジン2001年9月号、同年11月号に掲載されたバーサークフューラー、ジェノザウラー共通のベース機。野生体に手を加えた機体という設定で、その外観はバーサークフューラー素体に類似している。この時点でも基本性能はジェノザウラーと同等だとされる。元々はバーサークフューラーの初期案の一つで、この素体をベースに共和国仕様アーマー、帝国仕様アーマーを用意し両陣営での発売が検討されていたとされる。電撃ホビーマガジン2001年11月号に掲載されたゾイド。プロトレックスから発展したジェノザウラーの次期量産型候補機であったが、ジェノブレイカーのコピー機が前線に配備されたため制式採用は見送られ、後続機体の礎になったとされる。外観はバーサークフューラーに類似するが、背部の兵装はキャノン砲1基のみとなっている。電撃ホビーマガジン2001年9月号、2002年12月号、2005年2月号に掲載されたゾイド。パーサークフューラーにゴジュラス風の外装を装着しており、「G-REX」とも呼称されるという。ヘリック共和国軍のティラノサウルス型ゾイド。ネオゼネバスとの戦いにおいて共和国軍反抗の切り札であったゴジュラスギガは決して運用が簡単なゾイドとは言えず、共和国軍ではより軽量運用ができるティラノサウルス型ゾイドが求められた。鹵獲したバーサークフューラーを元に「ゴジュラスMk・3」という仮称を与えられたゾイドも開発されていたが、ネオゼネバス帝国の新型ゾイド、セイスモサウルスによる中央大陸完全制圧に伴いその開発は暗礁に乗り上げ、共和国軍そのものが東方大陸への撤退を余儀なくされる。共和国軍はその劣勢を挽回すべく、保有する大型ゾイドの開発ノウハウすべての提供と引き換えに同地の民間軍事企業ZOITEC社の費用負担のもと、共同で新型ゾイドの開発を行った。こうしてゴジュラスギガを開発した「戦略技術部」と呼ばれるチームが担当のもと、ガイロス帝国から供与されたバーサークフューラーと同種のティラノサウルス型完全野生体、共和国軍のゴジュラス系ゾイドの製造技術、民間軍事企業ZOITEC社のBLOX技術を集約し、集光パネルを装備した「対セイスモサウルス用ゾイド」として凱龍輝は完成する。頭部を除いたフレーム構造はバーサークフューラーをベースとしつつ、装甲は新機軸の「B-CAS(ブロックスチェンジングアーマーシステム)」が採用された。これは装甲状態ではバラバラに分割されても生体機能を維持しつつ、さらには本体から分離することによってツバメ型の飛燕、カブトガニ型の月甲となる2体の無人ゾイドブロックスでもあり、それぞれ上空と水中から凱龍輝本体を支援、また他のゾイドの強化パーツともなる。これらB-CASとなるブロックスとの共生のため、凱龍輝のゾイドコア周辺の加工神経にはZOITECの手によって専用の調整がなされた。マグネッサーウイングとイオンブースターが装備されており、オリジナルのバーサークフューラーを凌ぐ機動性を獲得しつつ低空及び高空での活動も可能とした。また、凱龍輝はディスペロウ、エヴォフライヤーとの連携が想定されており、それぞれの機体とチェンジマイズ(合体)することで凱龍輝デストロイ、凱龍輝スピードと呼ばれる形態となる。これらのブロックスゾイドとの合体により、コア同士のリンクによって出力を向上させることも可能となった。バスターイーグルのバスターキャノンの装着も可能であり、この形態は凱龍輝バスターと呼ばれる。その他にもディスペロウ、エヴォフライヤー両機を飛燕、月甲とチェンジマイズした強化型飛燕、強化型月甲、凱龍輝素体とチェンジマイズした司令凱龍輝等、多彩な合体バリエーションを持つ。さらに、新しい防御システム「集光パネル」によって敵のビームを吸収、自機のエネルギーへと転用増幅して繰り出す「集光荷電粒子砲」は、このクラスのゾイドとしては最高レベルの破壊力を誇る。漢字の機種名が冠せられた珍しいゾイドであり、これは惑星Ziに不時着した地球移民船グローバリーIIIの乗員のうち、東アジア系地球人が多く居住する東方大陸の人々への感謝の意を込め、彼らに伝わる「漢字」を使用し、集光パネルの「輝き」を持つ「龍」と、そしていつか故郷の中央大陸に「凱旋」すると言う願いの下に名付けたためである。※機体諸元は「ZOIDS RZ-070凱龍輝」よりアニメ『ゾイドフューザーズ』における凱龍輝の登場に際し、凱龍輝に雷電用の新規パーツを追加、シールを変更したキットとして、2004年12月下旬頃、定価3360円で発売された。ただし雷電はキットオリジナルであり、『ゾイドフューザーズ』劇中には登場しない。この理由付けとして電撃ホビーマガジン2005年2月号ではリヒタースケールによって製作されてはいたものの、雷電の装備による重量増加は一撃離脱戦法を好むブレードの戦い方にそぐわなかった為、届けられなかったとの解説も存在する。また、キットでは解説されていない飛燕の機首(凱龍輝の尾部先端の装甲にあたる)の火器が、劇中で使用されている。※機体諸元は「ゾイドフューザーズFZ-018凱龍輝・真」よりトレーディングカードゲーム『ゾイドカードコロシアム』ではレベル9のカードであり、ブレードが搭乗することで「凱龍輝デストロイ」にバリエーションチェンジする。「ゾイドフルメタルクラッシュ」では闇バトルに現れるゾイド乗りオストー・フォイアーが操縦する白い凱龍輝が登場した。PS2版『ゾイドインフィニティフューザーズ』では、フューザーズストーリーモードでアニメ同様ブレードの愛機として、凱龍輝と凱龍輝デストロイが登場する。キットはEZ-049 バーサークフューラーの外装換え商品であり、バトルストーリーでも実質上共和国製のバーサークフューラーに近い機体となっている。また、バーサークフューラー同様、カスタマイズパーツCP-16 ゾイドコントローラーを接続して操作することができる。バーサークフューラーには無かった飾り代が付属しており、これで腹部を支えて両足が空中に浮いた状態で飾ることができる。当初凱龍輝のB-CASは3体のブロックスに分離する事が考えられており、ホビージャパン誌2003年12月号では3体目のブロックスであるイノシシ型の雷電の自作コンペの告知が行われたがうやむやになった。その後、アニメ『ゾイドフューザーズ』放映時に雷電用のパーツを追加したFZ-018 凱龍輝・真が発売されたが、アニメでは雷電は未登場である。

出典:wikipedia

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