株式会社オノデンは東京・秋葉原に店を構える家電量販店。オノデンは1941年(昭和16年)に創業、会社としては1951年(昭和26年)6月30日に設立された。営業している店舗は秋葉原にある本館の1店舗のみである。本館裏にある建物は、以前はパソコンを中心に扱う「別館」(マイコンセンターオノデン→オノデンパソコン別館)として本館とは別店舗だったが、本館と直接行き来できるようにされた現在では本館の一部になっている。かつて昌平橋付近に照明などインテリア雑貨を扱う「新館」(オノデンライフストア)があったが、本館、別館の店舗機能の強化に伴い統合され、2007年5月31日をもって閉店した。建物は取り壊され、現在跡地は駐車場となっている。代表取締役社長の小野一志は、秋葉原電気街振興会の会長でもある。旧社名は株式会社小野電業社(おのでんぎょうしゃ)。創業より一貫して「親切な電器屋」をモットーとしている。経験と知識の豊富なベテランを中心に正社員が従業員の殆どを占めており、他量販店に見られるようなパートやアルバイトはほとんど使っていない。高度成長期以降、家電の普及とともに多くの秋葉原の家電量販店が多店舗・多角化を進めたなか、オノデンは秋葉原のみ家電一筋の堅実経営だったこともあり、多くの家電量販店が経営不振で秋葉原から消えていった現在でも、古くからの家電量販店の風情そのままに変わらず営業している。オノデン本館4階には「東芝あかりスタジオ」がオープンするなど照明器具が充実しているが、東芝ライテックのホームページにて、2014年3月31日をもって閉館する事が発表になった。創業者の小野仁助は秋田県由利本荘市出身。「電器いろいろ秋葉原オノデン」というキャッチフレーズで、古くから関東ローカルでCMを流している。店頭の看板やCMでお馴染みのイメージキャラクターは「オノデン坊や」という名前で、声は小桜エツ子が担当している。また、小桜がタママ二等兵役でレギュラー出演しているアニメ『ケロロ軍曹』の第134話では、「オノデン坊や」のパロディとして「デンデン星人オノ」が登場した。長らく2Dアニメ調のCMだったが、近年では3Dアニメのオノデン坊やがダンスするCMが放送されており、この時からオノデン坊やのデザインもリニューアルされた。なお、このCMのダンスの振付はパパイヤ鈴木が担当している。コマーシャルソングはのこいのこが歌っており、コンピレーションCDの『エレクトリックパーク』と『のこいのこ大全』に収録されているほか、店頭でも流されている。このCMソングは1980年代から使用されており、時期によって歌詞が複数ある。創業者の小野仁助は昭和20年代から馬主として競走馬を走らせていた。この事もあってか、オノデンは長らくテレビ東京の『土曜競馬中継』のスポンサーとして、番組中でコマーシャルを流していた。
出典:wikipedia
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