『俺たちの旅』(おれたちのたび)とは、ユニオン映画製作・日本テレビ系放送の青春群像ドラマ。ここでは、記事の関係上、平成になって、同局の土曜ドラマ枠で1999年に放映した『新・俺たちの旅 Ver.1999』についても記す。1975年10月5日から1976年10月10日まで毎週日曜日20:00 - 20:54に放送された。当初予定されていた放映期間は2クール(半年)だったが、高視聴率を獲得し続けたことから結果的に4クール(1年)に放映期間が延長された。カラー(フィルム)作品。物語は三流私学・修学院大学の学生カースケ、その同級生オメダと、同郷の先輩で早大OB・グズ六が中心に織りなす友情と青春群像を活写し、生きることの意味、悩み、喜びなどについて問いかける。放映後、単発のスペシャル特番が3作放映された。カースケはバスケットボール部のキャプテンでエースであったが、就職活動はほとんどせず、アルバイト中心でその日が楽しければよいというタイプであり、彼に好意を抱く部のマネージャー洋子の心配をよそに気楽な毎日を過ごしていた。一方、親友のオメダは父親不在の生い立ちと彼自身の生真面目な性格からか、堅実なサラリーマンに対して執着を見せるなど、カースケと対照的な存在だった。また、同郷の先輩グズ六は勤めが長続きせず、恋人の紀子や母親の気をもませていた。一旦は3人とも勤め人になるも、結局、正直すぎた彼らは不条理な社会の慣習や人間関係に縛られることを嫌い、同じ下宿の東大浪人生ワカメと4人で「なんとかする会社」を立ち上げ、自由奔放、独立独歩の生活をする決心をしたのであった。本放送終了後の10年後・20年後・約30年後(2003年)の節目に、主人公3人や周囲の人々のその後を描いた続編が単発スペシャル特番で放映された。第2作まではフィルム撮影だったが、第3作はビデオ撮影となった(回想シーンは過去のフィルム映像を使用)。全3作とも鎌田敏夫脚本・斎藤光正監督のコンビである。1999年7月3日から9月11日まで毎週土曜日21:00 - 21:54に、「土曜ドラマ」枠で放送された。俺たちの旅をリメイクし、あらすじと台本の起承転結はそのまま、構成を放送当時の若者の思考に書き換えた(例:友達の借金返済のために3人してバイトに励む→借金のために金を貯めて買った命より大事なエアマックスを売って金に換える。と言ったもの)また当時の世相にあわせ「会社を建てて独立した生活」ではなく「夢も人生もあきらめ、やりたいこともないプー太郎(ニート)3人の日常」、ワカメの家が「下宿」から「スラム街のアパート」にへんこうされた。
出典:wikipedia
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