鳴門競艇場(なるときょうていじょう)は、徳島県鳴門市にある競艇場である。通称は、BOAT RACE鳴門(ボートレースなると)。施行者は鳴門市と松茂町ほか二町競艇事業組合(松茂町・北島町・板野町による一部事務組合。かつては藍住町も参加しており「松茂町ほか三町競艇事業組合」という名称だった。)。SG級の全国規模の名選手を多数抱える割には、施設の規模の小ささもあってか、SGの開催は草創期に現在の笹川賞競走の前身にあたる全国地区対抗競走が1度開催されたのみで、現在のSGのスタイルになってからは1度もない。しかし2016年7月13日~18日に初めてのSGオーシャンカップ競走が開催されることが決定した。一方で場内に設置されている大型映像装置の大きさは住之江に次ぐ。初の全国発売レースとして2009年4月14日 - 19日まで競艇名人戦競走が開催された。傘下の場外発売場にボートピア土佐(高知県香南市)・オラレ美馬(徳島県美馬市、2009年10月14日オープン)がある。また、尼崎ボートの主催者の1つである伊丹市が管理するミニボートピア洲本(兵庫県洲本市)でも一部レースを場外発売する。さらに、2011年11月には本場に隣接して従来あった外向前売発売所を改装した外向発売所「エディウィン鳴門」がオープンした。レース実況は記念以外を桃井雄也アナ、小林習之アナ、橋本理佳アナが中心に担当。(以前は2012年3月までを岸本恵子アナと梅本真由美アナが担当。澤村美加アナと嵐みずえアナはは2013年9月上旬で引退している。)記念と女子戦は男子アナ(主に小林習之(小林大)アナ、桃井雄也アナ)が担当している。ただし、記念や女子戦以外でも小林、桃井両アナまた平山信一アナなどが実況することがある。2010年3月10日初日の開催より、大型吸気サイレンサー付き減音型のモーターが採用されている。マスコットキャラクターは鯛の「なるちゃん」である。2014年2月19日から2月23日に開催される「60年ありがとう競走」を最後として、2016年4月27日までは南海地震の津波対策として防御柵の設置工事を行うため、開催を実施しなかった。なおこの期間中も、外向き発売所・エディウィン鳴門と、ボートピア土佐、オラレ美馬での他場の相互場間場外の発売は実施を行った。そして、2016年4月28日に新スタンド完成とともに開催を再開した。競走水面は海で、水質は海水。競走水面の幅は第1ターンマークのホーム側が45m、バック側が80mで、日本の競艇場の中でもかなり狭い。四国本土と大毛島の間にある小鳴門海峡上に水面があるボートレース場なので、潮の流れが速く、イン逃げが決まりやすいと言われている。水面にうねりが出て乗りにくいともいわれている。立地上天候の影響を受けやすく、2009年1月12日の一般競走最終日が8R以降打ち切り開催中止になったり、2009年大晦日の松竹杯競走3日目が打ち切り順延になったり、翌2010年元旦も中止日程短縮になった。周年記念 (GI) のタイトルは「大渦大賞」。企業杯(GIII)として、大塚製薬の主力商品の名前を冠したオロナミンCカップ競走が行なわれている。女子リーグ戦の名称は渦の女王決定戦競走。正月には松竹杯競走、ゴールデンウィークには日本モーターボート選手会会長杯競走、お盆には渦王杯競走が行なわれている。2010年6月からは「ドーンと勝負!鳴門の3段ロケットレース!!」として、企画レースを開始した。休止中の主要開催競走は2014年から2016年までは他場開催の予定で、丸亀競艇場・宮島競艇場で開催された。
出典:wikipedia
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