アイーンベル(2001年 - )は日本の競走馬。お笑いタレントの志村けんが馬主だったことで話題となった。馬名の「アイーン」は志村のギャグのひとつで、最初志村はそのまま「アイーン」で馬名登録を申請したが受け入れられなかったため、母・ミスベルベールのベルと合わせ「アイーンベル」にしたと自著で述べている。父は大種牡馬サンデーサイレンス、母はフランスで走りアスタルテ賞 (G2) に勝ったほか、ジャック・ル・マロワ賞 (G1) でタイキシャトルの4着に入ったミスベルベールという血統である。2001年の2月に社台ファームで生まれた。日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターの森秀行厩舎に預けられ、2003年暮れの阪神競馬でデビューし、武豊騎乗で1番人気を集めた。志村も相当期待していたとされ、競馬場にも来て応援していたが、ハナ差シャイニングアレキに敗れ2着。2戦目も1番人気に推され、北島三郎(大野商事名義)の持ち馬キタサンラブソングと対決するも6着に沈む。その後も常に上位人気に支持されたが、5戦目の未勝利戦でミルコ・デムーロを背にクビ差2着となるのが精いっぱいだった。2004年夏、札幌競馬の未勝利戦で敗れたのを最後に地方競馬の岩手競馬へ転出。しかしそこでも大敗続きで、結局3戦未勝利のまま、2004年12月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消され引退した。競走馬引退後は観光牧場で「志村けんの馬」として展示されたのち、社台ファームで繁殖牝馬となった。初めての産駒はローエングリンを父に持つ牝馬で、グリーンファームで一口馬主が募集され、2011年に「サヴァーレ」の名で競走馬としてデビューし、中央競馬で勝利を挙げた。アイーンベルがとくに注目されたが、志村けんが馬主となって走っていた競走馬はほかにも存在する。志村が本名の志村康徳名義で所有していた競走馬は以下のとおり。なお志村は地方競馬の馬主資格を取得しておらず、中央競馬から地方競馬へ移籍した競走馬については馬主が変更されている。半妹に阪神ジュベナイルフィリーズ2着のダノンベルベール、半弟に中日新聞杯優勝馬サトノアポロ、中京競馬場芝1800メートルでレコード勝ちしたベルジュールがいる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。