ロブ・ディアー(Robert George "Rob" Deer , 1960年9月29日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州オレンジ出身の元プロ野球選手(外野手)。スポーツ・イラストレイテッド誌の表紙を飾ったこともある。のMLBドラフト4巡目でサンフランシスコ・ジャイアンツに指名され契約。9月4日にメジャーデビューを果たす。その後はミルウォーキー・ブルワーズ、デトロイト・タイガース、ボストン・レッドソックスと渡り歩く。、メジャーリーグ在籍10年で打率.220ながら通算226本塁打という実績をひっさげて阪神タイガースに入団。年俸は2億7000万円。春季キャンプの打撃練習では凄まじい飛距離の打球を披露し、キャンプ地の安芸市営球場には急遽「ディアーネット」が設置されたほどだった。パンチョ伊東も「甲子園での場外ホームランが期待できるかもしれない」と太鼓判を押していた 。シーズンに入ると、外角低めの変化球をことごとく空振りして三振を量産した。三振率はラルフ・ブライアントを大きく上回って4割に迫り(.396)、「2億7000万円の大型扇風機」と揶揄された。それでも監督の中村勝広は「いつか打つだろう」と述べ、亀山努をベンチに下げてまでディアーを使い続けた。しかし調子は上がらず、出場70試合で打率.151、8本塁打という成績に終わった。打った本塁打の大半はデーゲームで、鳥目なのではないかという説もあった。8月に右手親指靭帯断裂で帰国し、そのまま退団となった。帰国後のにサンディエゴ・パドレスでメジャー復帰を果たすものの、50打数30三振(三振率.600)という驚異的な三振率を記録し、同年限りで現役引退。引退後はマイナーリーグの打撃コーチを務めた。コーチとして選手を指導する際、「俺のようなスイングはするな」と語ったことがある。から2年間は、シカゴ・カブスの打撃コーチ補佐を務めた。「ホームランか三振」というバッターで、からまで毎年130以上の三振と20本以上の本塁打(を除けば毎年25本塁打以上)を記録した。特筆すべきなのはの打率.179、25本塁打という成績で、規定打席到達者としては1901年以降のメジャーリーグで歴代最低の打率である。低い打率と多い三振の陰で見逃されがちであるが、早打ちせず多くの四球を選ぶ打者でもあった。1987年にはアメリカンリーグ6位の86四球を選んでいる。打率.179に終わった1991年は89四球で、打率.332のウェイド・ボッグスと並んでリーグ8位タイに入っている。※歴代記録の順位は2014年シーズン終了時点。
出典:wikipedia
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