R391は、日産がル・マン24時間レース参戦用に開発したプロトタイプレーシングカー。先代のR390とは異なり完全なオープンプロトタイプカーである。シャシーはGフォース(現パノス)と日産の共同開発。エンジンはVRH50Aを搭載している。1999年のル・マン24時間にNISMOから2台が参戦したものの、1台は予選中にテルトル・ルージュでクラッシュ大破してしまい決勝を断念、もう1台はレース前半にエンジントラブルでリタイヤという結果に終わったが、同年のル・マン富士1000kmではトヨタ・GT-One TS020を破り優勝を果たす。翌2000年もNISMOの手によるル・マン参戦が計画されていたが、日産本社の経営不振を理由に参戦は取りやめとなり、以後15年間レースへの参戦は行われなかった。搭載されているエンジンはVRH50Aであるが、このエンジンはVRH35Zをベースにしたものではなく、インフィニティQ45に搭載されていたエンジンをベースにし、レースにおいて耐えうる構造へと再設計を施して生まれた。またこのエンジンをベースにし、インディ・レーシング・リーグ(IRL)向けエンジンのVRH35Aを製造した。
出典:wikipedia
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