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道俣神

道俣神(ちまたのかみ)とは、日本神話・『記紀』において、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が身に着けていた袴から成る、道に関する神。『古事記』表記が道俣神で、『日本書紀』では開囓神(あきぐいのかみ)と表記している。ちまたは「道(ち)股(また)」の意味、道の分かれる場所・いわゆる辻(十字路)や町中の道、物事の境目、分かれ目などを指す。また、古代伝承にある民間信仰の神、八衢比売神(やちまたひめのかみ)・八衢比古神(やちまたひこのかみ)の両神は、道俣神として『古事記』に登場していると言われている。『古事記』と『日本書紀』(本文)の相違で、『古事記』では伊弉冉尊(いざなみのみこと)は火の神(火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ))を生み火傷を負い亡くなるが、『日本書紀』(本文)では別の筋書きになっており伊弉冉尊は死ぬことなく生きていく。このため、伊弉諾尊が死後の伊弉冉尊に会いに黄泉国を訪問する神話は、『日本書紀』においては本文から逸れ「一書」についての記述となる。黄泉国から逃げ伸びた伊弉諾尊は「嫌に醜い穢れた国を訪ねてしまった。私は穢をしよう。」と言い、竺紫(筑紫)の日向の橘の小門(おど)の阿波岐原(あわきはら)という所におもむき禊祓を行う。そこで、投げ棄てた御杖(みつえ)から成す神の名は「衝立船戸神」、次に投げ棄てた御帯(みおび)から成る神の名は「道乃長乳歯神」、次に投げ棄てた御袋(みふくろ)から成る神の名は「時量師神」、次に投げ棄てた御衣(みけし)から成る神の名は「和豆良比能宇斯能神」、次に投げ棄てた御褌(みはかま、袴)から成る神の名は「道俣神」、次に投げ棄てた御冠(みかがふり)から成る神の名は「飽咋之宇斯能神」、次に投げ棄てた左手の手纏(たまき、腕輪)から成る神の名は「奥疎神」次に「奥津那芸佐毘古神」次に「奥津甲斐弁羅神」、次に投げ棄てた右手の手纏から成る神の名は「辺疎神」次に「辺津那芸佐毘古神」次に「辺津甲斐弁羅神」である。伊弉諾尊は泉津平坂(よもつひらさか)に至った。その坂路をすなわち千人引(ちびき)の磐石をもって塞ぎ、伊弉冉尊と相向き立ち、遂に絶妻の誓いを渡す。時に伊弉冉尊は言う「愛(うるわ)しき吾が夫君、如此言(かくのたま)はば、吾は汝が治める国民、日に千人縊(くび)り殺そう」。伊弉諾尊は報え言う「愛しき吾が妻、如此言はば、吾はすなわち日に千五百人産もう」。因りて曰く、「これよりな過ぎそ」。即ちその杖を投げる、これを岐神と言う。またその帯を投げる、これを長道磐神と言う。またその衣を投げる、これを煩神と言う。またその袴を投げる、これを開囓神と言う。またその履を投げる、これを道敷神と言う。それぞれの物と対応の神名は以下を参照。神道では何所にもそれぞれの神々が居ると考えるため、土木・建築や増改築にあたって神々に報告を行い、工事中の加護・無事完成を祈願する「地鎮祭」や「上棟祭」、もしくは完成後に建物が末永く平安堅固であるようにと除災や繁栄を祈る「竣工祭」など、一時的な祭祀を取り行う慣わしがある。地鎮祭の場合、祭場は着工前現場に臨時に設ける。四隅に斎竹(いみだけ)と呼ぶ葉付きの青竹を設置し、清浄な場所を示す注連縄を張りめぐらせ、紙垂(しで)を飾る。中に神の依り代となる神籬(ひもろぎ)、神の食事である神饌(みけ)・神酒を供え、神職を招き祝詞奏上を行い祭祀を始める。

出典:wikipedia

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