ロヂャースは東京都武蔵野市に本社を置く北辰商事株式会社(ほくしんしょうじ)が運営する、埼玉県内を中心に展開するディスカウントストアである。代表取締役社長は太田実。元は旧浦和市(現:さいたま市桜区)の新大宮バイパスと埼大通りの埼大通り交差点付近(後の浦和店)に1972年開かれたボウリング場「ロヂャースボウル」である。ゲームの景品が非常に豪華(洗濯機や冷蔵庫も景品として出していたと言われている)なことで当時有名であった。しかしボウリングブームが急速に去ったことに伴い、数ヶ月後の1973年1月に「ロヂャース浦和店」を開店し、小売業に転換した。「日本最初のディスカウントストア」と自ら謳い、当初は豪華景品の仕入れを基礎として、ごく簡単な改装(ボウリング場のレーンの上に床板を張っただけで、2005年の大規模改築まで屋上にはピンが設置されていたほど)での出発であった。総合ディスカウントストアとして食料品、日用品雑貨、家電製品、衣料、レジャー用品、医薬品など様々なものを取り扱っており、プライベートブランド商品「北辰(ホクシン)」も手がけている。なお、クレジットカード払いは2003年頃から2007年頃までの間にソニーファイナンスと提携して発行された「ロヂャースカード」を除いて一切出来ず、現金販売に特化している。浦和店については埼大通り側の正面入口に1980年代後半から2000年頃まで東京シティファイナンスの「SEIYUキャッシュポイント」(現在は東京スター銀行ATMへ代替)が設置されていた。ネット店舗はクレジットカードの利用が可能である。ちなみに「ロヂャース」の名称は太田社長の好きだった女優、ジンジャー・ロジャースから来ている。多くの店舗は1990年代の後半に改築あるいは新規出店されたもので、実質的な本店であった浦和店も30年を経過した2005年にようやく建て替えに近い大改築を行ったため、ボウリング場であった面影を見ることは出来ない。開業当初はディスカウントストアであったが、Webサイトでは開設時からディスカウントスーパーを名乗っている。2016年1月からピーク時間帯のレジ行列解消に向けてセミセルフレジの導入を順次進めている。各店舗の詳細は公式サイト「店舗情報」を参照。
出典:wikipedia
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