『シティコネクション』 (City Connection) は、1985年にジャレコがリリースしたアーケードゲーム。同年、ファミリーコンピュータやMSXにも移植され、近年ではWindows版(内容はアーケード版のエミュレート)が発売された他、iアプリやEZアプリ対応版もリリースされている。また、2003年10月23日に発売されたプレイステーション用ソフト『ジャレココレクション vol.1』にも収録されているほか、2008年3月11日よりWiiのバーチャルコンソールで、2013年1月16日よりニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで、2010年10月26日よりプロジェクトEGGで、それぞれ配信されている(いずれも内容はファミコン版のエミュレート)。アーケード版は、2014年10月2日よりPlayStation 4のアーケードアーカイブスにて配信開始。カリフォルニア生まれの15歳の少女・クラリスが理想の男性を捜し求め、迫りくるパトカーを撃退しながら愛車・クラリスカーで理想の男性を捜しに世界中を走り回る。操作体系はレバー+2ボタン。レバー左右でクラリスカーの向きを反転させるが、慣性が働くため減速しつつ反転する。ジャンプボタンで足場に飛び移ったり、敵や障害物を回避したりするが、反転直後(ウィリー中)はジャンプできない。レバーとの組み合わせでクラリスカーの軌道が変化する(上+ジャンプでハイジャンプ等)。オイルボタンで敵であるパトカーにオイル缶を水平方向にぶちまける形で攻撃する(おじゃまネコ・タケノコには無効)が、回数制限あり(路上のオイル缶を回収して補充)。オイル缶を喰らってスピンしているパトカーに体当たりするとボーナスが入る。ゲームのルールはパックマン系のドットイート方式をアレンジしたもので、横スクロール画面(左右どちらでもスクロール可)で4段のライン上になっている足場を走りながら全て塗り潰せばクリア。この他、途中で出て来る風船を3個集めると他の面(ランダム)にワープする。ルール自体は単純だが、端がなかなか塗りつぶせない、ジャンプをするのに苦労する強い癖のある操作性などから、発売当時、一面さえクリアできずに投げ出す者が続出した。ステージの背景は舞台となる世界各国の観光名所が描かれている。ゲーム中に流れるBGMは、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調第1楽章」のアレンジであり、共通の曲調をステージごとに異なるアレンジで流している。主人公クラリスの愛車、クラリスカーはホンダ・シティ初代AA型がモデル。FC版・MSX版は1・2・3・4・7・9面の全6ステージにより構成。MSX版はハードの性能上、横スクロールが出来ないので画面の両端を切り替える方式に変更されている。また、オイル缶を投げた時のアクションも真横でなく放物線を描きながら飛び、缶をぶつけられたパトカーはハートに変化する(取ると得点)。2004年2月、実に19年振りの新作『シティコネクション・ロケット』が携帯電話(NTTドコモ・ソフトバンクモバイル)用アプリでリリースされた。両機種ともリリース当初は容量の都合で前・後編(S!アプリ版は「遭遇編」「決戦編」)で各4ステージずつに分けられていたが、S!アプリ版は後に3G対応の合本「完全版」がリリースされた。2006年9月にリリースされた後発のau(EZアプリ(BREW))版ではこの「完全版」をベースにしている。世界各国で騒動を巻き起こした後、紆余曲折を経て国連のエージェントとなったクラリスは悪の秘密結社・スピリタスに奪われた超機密書類の回収を命じられる。ゲームのルールは前作から大幅に変更されており、各面に点在している「超機密書類」の入ったトランクを10個集めるというものになっている。また、アクション性が大幅に向上しており、エネルギーが一定以上で「スーパーロケット」を点火すると、体当たりで敵の車を撃退したり、床や壁を壊したりすることが可能になっている。前作同様ネコと接触すると「猫踏んじゃった」がBGMとして流れ1ミスとなる。新しく追加されたスーパーロケットでも倒すことができず厄介である。倒せない理由はクラリスの動物愛護精神によるものらしい。ちなみにタケノコは登場しない。4面ごとにボス戦があり、オイル缶をぶつけてスピンさせながら体当たりするか、スーパーロケット点火状態で体当たりを食らわせて倒す。
出典:wikipedia
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