北区(きたく)は、堺市を構成する7行政区のうちのひとつである。堺市唯一の地下鉄(御堂筋線)が区内を通り、同線が通る大阪高石線を中心にマンションが建設され、大阪市のベッドタウンとして人口が増加している。推計人口では2004年3月に堺区(当時は堺支所)を、2009年8月に南区を上回り、堺市最多人口の区となった。堺市の北東部に位置する。南から北方向に西除川・光竜寺川・狭間川が流れ、最終的に区の北を流れている大和川に注ぎ込んでいる。また区の南側では美濃川・百舌鳥川が西方向に流れ、百済川そして石津川へ合流している。沿岸部の堺区と比べれば標高がやや高く丘陵地であると言えなくもないが、区域は全般に平坦である。1966年の金岡東ニュータウン(新金岡団地)の町開きと大阪府道28号大阪高石線の開通で区域の宅地化が進み、1987年には大阪市営地下鉄御堂筋線が中百舌鳥まで延伸し、大阪市の中心部とダイレクトに直結できるようになった。かつて区内の至るところに溜池が存在していたが、その数は減少している。ただ区の東側には市街化調整区域に指定されている所もあり農地も存在している。区域は7行政区のなかで唯一和泉国と河内国に跨っており、五箇荘・百舌鳥地区が和泉国、金岡・北八下地区が河内国に含まれる。ただし、五箇荘地区は1871年まで摂津国に含まれていた。開明中学校・高等学校(大阪市城東区)の専用グラウンドが野遠町にある堺市立大泉小学校・中学校(大泉学園)は、小中一貫校として教育を実施している。大阪市営地下鉄の御堂筋線が区の中心部の南北を貫いている他、JR阪和線が区の西端(厳密には区域外)を、南海高野線と泉北高速鉄道が区の南側を走っている。地下鉄御堂筋線が中百舌鳥へ延伸するまで新金岡団地や浅香山団地に住む人たちの通勤通学の方法は、南海バスに乗り我孫子駅・堺市駅まで行くパターンが多かった。※堺区のふれあいバスも北老人福祉センター停留所から発着するが、北老人福祉センター以外の停留所はすべて堺区内にあり北区内にはなかった。府道大阪中央環状線が区の中心部の東西方向に、ときはま線が区の中心部の南北方向に走っている。
出典:wikipedia
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