『マリオとワリオ』 ("MARIO & WARIO") は、1993年8月27日に任天堂より発売されたスーパーファミコン向けコンピュータゲームソフトである。『マリオペイント』と並んで、数少ないスーパーファミコンマウス専用ソフトである。マウスが同梱されたバージョンと、ソフトのみの単独バージョンが展開された。『マウス専用マリオとワリオ』をこのソフトの正式名称とする場合もあるので索引等では注意を要する。日本以外の地域では発売されていない。プレーヤーは妖精ワンダとなり、マウスでワンダを操作してゲームを進行する。前が見えないためにひたすら前進を続けるマリオ(もしくはピーチやヨッシー)を、ステージ中のどこかで待機するルイージの元に導けばステージクリアとなる。道中には数々の罠や敵があり、ワンダが自動的に歩行するキャラクターを叩いて歩く向きを変えたり、杖の魔法によりブロックを出現させたり、破壊したり、敵を攻撃したりしなければならない。誘導するキャラクターはワールド選択時にマリオ、ピーチ、ヨッシーの3人から1人を選ぶ。足の速さがキャラクターによって異なっており、ピーチは遅く、マリオは標準、ヨッシーは速く設定されている。落下スピードも移動スピードに比例する。また、一定の高さから落下すると着地時に硬直が起こるが、この高さも使用キャラクターによって差がある。キャラクターが速く動くほどマウスによる素早い対処が要求されるため、操作の難しさはヨッシー⇒マリオ⇒ピーチの順となる。しかし、このゲームには時間制限があるので、後半のステージではキャラクターの足が遅いと攻略が難しく、本来初心者用のキャラクターであるピーチは終盤では事実上上級者用のキャラクターとなっている。しかし、ピーチでも全面クリアすることは不可能ではない。ワールドクリアまたはゲームオーバーになるごとに誘導するキャラクターは選び直せる。ゲームオーバー時はコンティニューを選択することでゲームオーバーとなったステージからやり直せるが、ワールド9およびワールド10の場合は9-1からやり直しとなる。10のワールドと1つのエキストラステージにそれぞれに10面ずつあり、全部で110面ある。ワールドによってワリオに被されるマリオ達の被り物が異なる。ゲーム開始時にワールド1からワールド8まで自由に選ぶことができ、ワールド8をクリアするとワールド9、ワールド9をクリアするとワールド10に挑戦できる。エンディングを見るのが目的であればワールド1からワールド7はクリアする必要がない。また、各ワールドをクリアするとボーナスステージが登場する。ブルドック号に乗って登場するワリオを叩くと、叩いた回数だけコインが手に入る。さらに、一定回数以上叩くとブルドック号が爆発してワリオもろともボロボロになる。各ステージ中あらかじめ決められた場所に配置されている。アイテムにワンダを重ねても取得したとはみなされず、アイテムを得るにはマリオたちをアイテムが置かれた場所まで誘導しなければならない。100面を全てクリアすると、最後にプレイの結果が表示される。この時のプレイ記録を、公式ガイドブックでチャンピオンが出した「5つの部門」の記録と競わせる、という企画があった。5つの部門は以下の通り。このうち1つの部門でもチャンピオンの記録に並ぶか上回った場合、それを証明する写真を発行元の小学館に提出することで景品をもらうことができた。当時の小学館の任天堂公式ガイドブックでは『ファイアーエムブレム外伝』の「伝説の槍」収集企画など、このようなチャレンジ企画がたびたび行われていた。ここでのチャンピオンとは全員このゲームの制作スタッフであり、その全員があたかも『バーチャファイター』の鉄人のようなカタカナ交じりの芸名をつけてポーズをとっていた。マリオたちは妖精の森にやって来るが、ルイージが迷子になる。マリオたちはルイージを探しに行くのだが、途中でワリオにバケツを被せられ、前が見えなくなってしまう。マリオは妖精ワンダの導きにより、ルイージの元を目指す。マリオ達が直接接触したり攻撃を受けたりすると1ミスとなる。ワンダが敵キャラクターに接触したり攻撃を受けてもペナルティは一切ない。魔法の杖で倒せる敵もいるが、多くは倒す手段がなく、マリオ達や敵キャラを誘導して攻撃を回避したり画面外に消すなどして対処しなければならない。「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.0点(満30点)となっている。
出典:wikipedia
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