時雨殿(しぐれでん)は京都市右京区の小倉百人一首をテーマとした展示、振興のための施設。藤原定家が百人一首を選んだ地、小倉山の麓、嵐山の渡月橋の近くに位置し、財団法人小倉百人一首文化財団が設立運営する。技術面では任天堂が支援し、建築費用21億円は元財団理事長で任天堂相談役の山内溥個人が負担、さらに代表取締役専務の宮本茂がプロデュースを行った。建物は1階が体験展示施設で、2階は資料展示・競技かるた用の大広間となっており、体感による百人一首の世界を楽しめる。オープン当初は、デジタル映像技術や携帯端末などハイテク機器を使用した百人一首のテーマパークといった趣が大きく、1階床面には45インチのシャープ製フルスペックハイビジョン液晶ディスプレイが70枚敷き詰められた「ニンテンドーフロアビジョン」で、かるたや京都の空中写真を表示した。また、65インチ液晶に投影される「歌人」達とバーチャルかるた取り対戦ができる「体感かるた五番勝負」などの展示もあった。ニンテンドーDSからボタン類を取り除き、タッチパネルで操作する携帯端末「時雨殿なび」が前述のかるたなどに利用されていた。なお、フロアビジョンの設置や携帯端末との無線通信の関係で、1階には『ペースメーカーご使用の方の入場はご遠慮ください』という旨の注意書きがされていた。2012年のリニューアル後は、百人一首の博物館としての要素を前面に出し、歌仙100人や歌の場面を人形やジオラマで再現した展示、百人一首にまつわる企画展や講演・ワークショップ、平安時代の装束の体験、周辺の歌碑巡りなどの観光情報案内も扱う。それと同時に役員から任天堂関係者がいなくなり、京都商工会議所や神社、仏閣等の関係者が多くを占めるようになった。京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
出典:wikipedia
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