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西鉄7000形電車

西鉄7000形電車(にしてつ7000けいでんしゃ)は、2000年(平成12年)に製造された西日本鉄道の通勤形電車。本項では、2003年(平成15年)に登場した西鉄7050形電車(にしてつ7050けいでんしゃ)についても記述する。7000形は、老朽化していた元特急車1000形の置き換えと天神大牟田線花畑 - 大牟田間普通列車のワンマン運転開始に伴う甘木 - 宮の陣 - 大牟田間の直通運転を目的として2両編成11本(22両)が製造され、2001年(平成13年)2月に天神大牟田線で営業運転を開始した。7050形は、7000形とともに甘木 - 大牟田間の直通ワンマン列車に使用されていた600形の置き換えのため2003年(平成15年)2月に2両編成9本(18両)が製造された。7000形とは側面の扉配置および内装が異なるが、車体前面、台車・機器などの基本構造は同一である。両形式とも6000・6050形と併結しての運転が可能であり、将来の朝夕ラッシュ時の10両編成の運転も可能になっている。先頭部は5000形や6000形から続いたデザインを一新し、前面窓の部分は両端ともパノラミックウィンドウとして視界を確保し、その周りを黒で縁取っている。貫通式の構造で、前面窓の真下に西鉄では初となる前照灯・尾灯の一体型ランプが設けられ(それまでは丸型であった)、上部に標識灯が設置されている。車体そのものは普通鋼製だが、屋根・床・客用扉はステンレス製である。側面は両開き式の片側4扉で、客室側窓は中央部と妻面寄りが1段下降式、それ以外は固定式である。方向幕は列車種別と行先の表示部を分離し、別々の字幕で表示する方式としており、ワンマン運転時は種別表示部に緑幕で「ワンマン」と表示するため、600形に存在したワンマン表示灯は廃止している。車体塗装は5000形以降の天神大牟田線通勤形車両で採用されている、アイスグリーン地にボンレッド帯を配している。運転席扉脇にはVVVFのロゴマークがデザインされている。定員は各車とも130人である。座席は片持ち式の6人掛けのロングシートである。座席モケットの色はローズピンクで、連結面の優先席は青色となっている。また、定員着席を促すために座面形状はバケットタイプとなり、座席中央にはスタンションポールを設置している。連結面にはバリアフリーの一環として車椅子スペースを設置した。2003年から2005年にかけて7050形と同等のLED式旅客案内表示器を客用扉車内側上部に増設した。客用扉の車内側はステンレス無塗装仕上げとされた。ワンマン運転に対応した構造となっているが、西鉄では都市型ワンマン方式(駅で乗車券類を発売・収集する駅収受方式のワンマン運転)を採用しているため、整理券発券機・運賃箱・運賃表示機などは設置されていない。運転台は6000・6050形に準じたデスクタイプのT字型ワンハンドルマスコンを採用している。運転席は8000形等で採用されている音声合成式自動案内放送装置と、カラーディスプレイ表示の運転支援装置を装備している。また、車内および車内外への放送が可能となっており、これは後に登場した3000形でも同様となっている。台車は6000形6157編成で採用されたボルスタレス台車kwlKW161(電動車)、KW162(付属車)の改良型であるKW-161A(電動車)、KW-162A(付随車)を採用している。制御装置には西鉄では初めて半導体素子にIGBTを用いたVVVFインバータ制御が採用された。主電動機SEA-385の定格出力は170kWと余裕を持たせたため、連結面側の台車の中央寄りの車軸には電動機を装備しない1C3M方式である。起動加速度2.6km/h/s、最高速度110km/hの性能ではあるが、未設置部に主電動機を搭載すると起動加速度3.0km/h/s、最高速度120km/hに向上することが可能になっている。その他の機器類は6050形と共通化している。連結器は6000形・6050形と同様の電気連結器付き廻り子式密着連結器を装備するが、非常時に備え、5000形以前のトムリンソン式密着連結器装備の車両と連結するためのアダプターが装備されている。7050形では客用扉の配置が片側3扉とされた。客室側窓は7000形と同様の構造であるが、3扉とされたため扉間に2枚ずつ配される構造となっている。座席は7000形と同タイプであるが、3扉とされたことから10人掛けとなった。さらに車両前側と妻面側の客用扉上部にはLED式案内表示器が設置され、車椅子スペース部の壁面にはヒーターが設置された。また、乗務員室には車椅子乗降用のスロープが常備された。それ以外の部分は7000形と同一構造である。両形式とも制御電動車 (Mc) のモ7100番台と制御付随車 (Tc) のク7500番台のMT比1:1の2両固定編成で中間車はなく、下り側(大牟田側)にモ7100番台を、上り側(福岡(天神)・太宰府・甘木側)にク7500番台を連結している。モ7100番台は床下にVVVFインバータ制御装置・補助制御装置・ブレーキ装置を設置し、屋根上に下枠交差型パンタグラフを2基設置し、前面に貫通幌を装備している。ク7500番台には電動空気圧縮機・ブレーキ装置・蓄電池・非常連結器箱・補助制御装置などを装備している。車両番号の末尾2桁の数字は揃えられている。番号は7000形が01 - 11、7050形が51 - 59となる。大牟田線系統の路線(天神大牟田線・甘木線・太宰府線)の全線・全区間で運用されている。甘木線では全列車が7000形・7050形により運転されている。そのうち西鉄福岡(天神)-西鉄二日市間、西鉄二日市-太宰府間では4両編成で、甘木-宮の陣間ならびに西鉄柳川-大牟田間では2両編成で、西鉄二日市-西鉄柳川間では2・4両編成で運行される。但し西鉄二日市-宮の陣間で2両編成で運行される列車、大善寺-西鉄柳川間で4両編成で運行される列車は早朝のみとなっている。6両編成での運転は、車両運用の都合上稀に行われる場合があるが、通常は設定されていない。7000形は、落成当初は2本の編成を連結した4両編成の状態で普通列車に使用されていたが、2001年11月10日のダイヤ改正から甘木 - 大牟田間の直通運転が開始され、600形とともに同運用にも使用されるようになった。その後7050形が増備されたことで同運用の600形を全面的に置き換えた。2016年5月時点での定期運用は普通列車のみで、2010年3月のダイヤ改正から平日早朝の上り急行1本(小郡6:01発・筑紫から急行となる。4両編成で運行)に充当されたが、2014年3月のダイヤ改正で6000形4両に置き換わり、ダイヤの乱れなど特別な事情を除いて急行・特急には充当されない。また、2編成を併結して運用する場合は、7000形+7050形という編成は組まれる事はない。これは7000形が4扉、7050形が3扉という構造のため主要駅での案内表示や整列乗車に支障をきたすためである。なお、2両編成での運転時には端部の扉のみを開閉し、7000形の中央寄り2か所、7050形の中央部1か所の扉は締切扱いとしている。2両編成での運転では原則としてワンマン運行されるが、西鉄二日市-宮の陣間ではワンマン運行が行われていない。また、宮の陣-大牟田間では2両編成での運行の場合にも車掌が乗務する列車が設定されている。久留米市との連携企画で、2014年から毎年秋に、7050形2編成にラッピングを施し「コスモス電車」として運行している。2014年は9月20日から11月4日まで、2015年は10月1日から11月15日まで、それぞれ運行された。2016年は8月18日から11月20日まで運行中である。

出典:wikipedia

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