謙吾（けんご、1976年1月31日 - ）は、日本の男性元総合格闘家。本名は渡部 謙吾（わたなべ けんご）。埼玉県越谷市出身。2000年9月24日のジョー・チャールズ戦からリングネームを本名から「謙吾」に変更した。埼玉県立草加高等学校出身。草加高校時代はラグビー県選抜メンバーとして国体に出場。また日本代表メンバーとしてニュージーランド遠征も経験。進学した大東文化大学ラグビー部では1年生でレギュラーとなり、2年生の時には関東大学ラグビーリーグ戦グループで優勝。4年生では主将となり、1997年には関東大学ラグビーリーグ戦グループベストフィフティーンにも選ばれた。この頃、明治大学ラグビー部に所属し後にプロレスラーとなった鈴木健想とも対戦歴がある。2013年より、中央大学ラグビー部のウエイトコーチに就任。1998年1月、パンクラスに入団。東京道場所属となる。同年9月、パンクラス旗揚げ5周年記念興行日本武道館大会でプロデビュー。対戦相手は、元パンクラス王者のバス・ルッテンだった。パンクラスでは比較的大型の選手だったが、線が細く、外国人には骨格・パワーで大きく劣るため目立った結果を残せなかった。また、DEEP2001でのドス・カラスJr戦など怪我も多かった。2003年5月2日、新日本プロレスでLYOTOとULTIMATE CRASHルールで対戦し、0-3の判定負け。2003年8月6日、パンクラスism所属のまま、アメリカ合衆国ラスベガスにあるジョン・ルイスの道場で武者修行を行うことになったと発表。ケージでの練習を中心に行うことになった。2003年11月2日、アメリカ合衆国サンディエゴで行われたKing of the Cageに参戦。ウェイド・シップと対戦し、パウンドによりTKO負け。2005年8月22日、アメリカ合衆国ロサンゼルスを拠点に活動することになったと発表した。パンクラスは謙吾との契約を同日付けで凍結。2006年4月29日、K-1ラスベガス大会のトーナメント戦に出場した。謙吾にとっては初の立ち技での試合であったが開始40秒でゲーリー・グッドリッジにKO負けを喫した。2008年6月17日、引退を発表。

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