岡倉大吉(おかくら だいきち)は、TBSのホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』に登場する架空の人物。第1シリーズから第7シリーズでは藤岡琢也、第8シリーズ以降は宇津井健が演じていた。母親を早くに亡くし、姉の森山珠子(森光子)に育てられる。大学入学前に父親も亡くし、珠子が働きに出ることで学費を賄う。妻の節子(山岡久乃)と結婚後、長女・弥生(長山藍子)、次女・五月(泉ピン子)、三女・文子(中田喜子)、四女・葉子(野村真美)、五女・長子(藤田朋子)の5人の娘に恵まれる。最後まで男の子が生まれることを期待して、大志(だいし)という名前を準備していた。おかくら(自宅)改装工事中は5人の娘の家を転々としており、その際、幸楽の手伝いを節子と共に買って出たものの、おかくら以上の重労働に僅か1日で音を上げている。曾孫を持つ年になっても弥生と夫・野田良(前田吟)の間にできた長女のあかり(山辺有紀)の問題、五月の嫁姑小姑問題、文子の育児問題、葉子の結婚問題、長子の同居問題などで娘および孫たちから代わる代わる泣きつかれては相談に乗り、時には問題解決のために奔走している。その度に、「娘や孫に振り回されるのはもうたくさんだ」と口では言っているが、本心では自分のことを頼ってくれる人がたくさんいることを嬉しく、誇りに思っている。また、第9シリーズでは突然やってきた「おかくら」の客・小宮怜子(池内淳子)に恋心を抱いたようで、彼女を「おかくら」で雇い、今まで行きもしなかったお茶会にも彼女を誘い行くように。以前は娘の五月や長子が付き合いに反対していたが、長子は怜子の人柄に惚れ込み付き合いに賛成。しかし、五月は母の節子の事を理由に反対し続ける。が、五月の言う事も聞かず、怜子との付き合いを続け、ついにはプロポーズもして怜子の返事を待つだけだったが、怜子は返事を引き伸ばしにした後、第9シリーズ最終回で亡くなった息子の嫁とその再婚相手が海外から帰国し一緒に暮らそうという誘いを受け、主婦業に徹したいと言う理由で勤めていた「おかくら」も退職し、大吉との結婚話も壊れてしまった。2014年12月30日、暮れの店が終わり、夜食のテーブルについた時、心筋梗塞を引き起こし、救急車で病院に搬送されるも既に息を引き取っていた。享年84。大吉の遺産は約1億円で、店を継いだ長子が1人で相続することをすすめる姉4人と、店を売って娘5人で2000万円ずつ平等に分けると主張する長子とで意見が割れる。(2015年スペシャル)第1シリーズから第7シリーズまでは藤岡琢也が演じていたが、藤岡が肺炎により入院したため降板し代役で第8シリーズは宇津井健が演じている。その藤岡は2006年10月20日に慢性腎不全の為他界、復帰を待たないまま宇津井が2代目となる結果となった。宇津井も2014年3月14日、慢性呼吸不全のため死去した。なお、前年に放送された「2013年2時間スペシャル」が宇津井にとって生涯最後のテレビドラマ出演となった。公式サイトにて長女・弥生の子供次女・五月の子供三女・文子の子供四女・葉子の子供五女・長子の子供このように、大吉の孫は(さやかを除いて)10人で、曾孫は(良武をいれて)3人である。現在オープン22年が経った、大吉が経営する和食のお店。その始まりは大吉が60歳を過ぎて重役として子会社へ移るが、元部下であった社長とうまく行かず不満の日々を送っていた。いつしか小料理屋「おたふく」を手伝ううちに、自分に料理の才能があることを知る。そして次女・五月の遺産相続問題で退職金が必要になったため会社を辞め、「おたふく」の板前に転身する。その後、突然の「おたふく」閉店により職を失うが、必死の勉強により調理師免許を取得し、四女・葉子の恋人(当時)の山口太郎(船越英一郎)が所有する「山口商事」のテナントビルに「おかくら」をオープン。その後山口側の都合でビルから退店することとなり、葉子の提案で自宅を改装して店を移した。大吉と節子、それに板前の小出文平(横田進)→宮部勉(山田雅人)の3人で切り盛りしていたが、1998年秋に妻の節子が旅行中にニューヨークで急死すると、節子の友人で旅行の間節子の代理で手伝いをしていた青山タキ(野村昭子)を正式に雇い、2002年春には五月の長男・眞の友達である森山壮太(長谷川純)を「一人前の調理師にする」と採用。同時にタキも調理師免許を取得する。2004年春、開店10周年を迎え、娘たちが旧友を亡くした大吉を励ますために開店10周年パーティーを行った。2006年7月、宮部勉が結婚のため京都へ去り、同居していた長子が翻訳の仕事を諦め「おかくら」を継ぐと宣言して働き始める。2007年初頭、壮太は父・正造(堀内正美)が自殺未遂を起こして半身が不自由になり、生活を支えざるを得なくなったため、「おかくら」を一時辞職し、ホストクラブで働く。その間は野々下加津(宇野なおみ)がバイトをしていた。2008年春、長子の姑・常子(京唄子)が倒れ、昼間は長子が常子の介護をする為、大吉は小宮怜子(池内淳子)を昼間のみ雇っていた。その後、長子は英作(植草克秀)までもが倒れ、1日中2人の介護をせざるを得なくなり、さらには常子の願いで岡倉家を出ることになり引っ越す。その為、現在は夜も怜子に来てもらっている。その後、大井精機の買収により居場所を失い、アルバイトを探していた大井貴子(清水由紀)を雇う。が、2009年春、貴子は中国へ仕事に向かう父に付いていくために「おかくら」を辞め、また怜子も嫁夫婦の誘いで同居して主婦業をして行くと言い辞めてしまった。その後は若いアルバイトを複数雇っていたようだが、いずれも1ヶ月程度しか持たずに職場放棄をしてしまった様子。その後、長子が神林清明(愛川欽也)の死去により、岡倉家に戻ることになり、再び「おかくら」を手伝うようになる。また、貴子も父の病気で帰国し、深夜の工事現場で働いていたが、大吉と五月に紹介されて再び「おかくら」で働くようになった。2011年春ごろから、日向子が板前を志し、調理場を手伝うようになる。貴子が辞めたのと入れ替わりに、長谷部まひる(西原亜希)が夜のみ働くようになる。2014年末に大吉が亡くなるが、長子、タキ、壮太、まひる、日向子の5人で営業を続けている。相続問題で、長子は閉店を勝手に決めてしまうが、日向子が店を継ぎたいと言い出し、タキも売却に反対、5人姉妹も実家が無くなるのは忍びないという事で、おかくらを株式会社にし、長子以外の姉妹が株式を等分保有の上、経常利益の一部を配当するという事で残る事になる。現在過去
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