カーソンシティ(Carson City)は、アメリカ合衆国ネバダ州の州都。同州西部、リノ市の南約50kmに位置する。かつてはオームスバイ郡に属し、その郡庁所在地であった。1969年に同郡の全域を編入し、現在はいずれの郡にも属さない独立都市となっている。同じ形態をとっている独立都市は、全ての市が独立市であるバージニア州の市を除くとセントルイス・ボルチモアの2都市のみである。カーソンシティの人口は52,457人(2000年国勢調査)である。同市にはネバダ州立博物館、およびネバダ州立鉄道博物館が存在する。カーソンシティは、(39.160949, -119.753877)に位置している。アメリカ合衆国統計局によると、カーソンシティは総面積403.2 km² (155.7 mi²) である。このうち371.3 km² (143.4 mi²) が陸地で31.9 km² (12.3 mi²) が水地域である。総面積の7.91%が水地域となっている。カーソンシティの玄関口となるのはリノ市にあるリノ・タホ国際空港である。カーソンシティ空港もあるが、規模が小さく便数も少ないため、通常はリノ・タホ国際空港から車でカーソンシティを目指す。アムトラックの駅もグレイハウンドのバスターミナルもすべてリノにあり、カーソンシティ市内にはない。また、カーソンシティには州間高速道路が通っていない。アラスカ州・ハワイ州を除く本土48州の州都で州間高速道路が通っていないのはカーソンシティのほかにはサウスダコタ州ピア・ミズーリ州ジェファーソンシティ・デラウェア州ドーバーの3都市のみである。しかし、現在リノを通る州間高速道路I-80から分岐し、カーソンシティの環状道路となるI-580の建設が進んでいる。2000年現在の国勢調査で、カーソンシティは人口52,457人、世帯数20,171、13,252家族が暮らしている。人口密度は141人/km² (366人/mi²) である。57軒/km² (148軒/mi²) の密度で21,283軒の住宅が建っている。同市の人口構成を人種別に見ると白人85.30%、アフリカン・アメリカン1.80%、ネイティブ・アメリカン2.40%、アジア人1.77%、太平洋諸島系0.14%、その他の人種6.46%、及び混血2.12%である。人口の14.23%はヒスパニックまたはラテン系である。同市の20,171世帯のうち、18歳未満の子供がいる世帯は29.80%、結婚・同居している世帯は50.00%、未婚・離婚女性が世帯主である世帯は11.00%、非家族世帯は34.30%である。単身世帯は27.80%、65歳以上の老人1人暮らしの世帯は11.00%である。世帯の平均構成人数は2.44人、家族の平均構成人数は2.97人である。同市の人口構成を年齢別に見ると18歳未満23.40%、18-24歳7.90%、25-44歳28.90%、45-64歳24.90%、65歳以上14.90%となっている。年齢の中央値は39歳である。性比は女性100人あたり男性106.90人である。18歳以上では女性100人あたり男性は108.20人である。同市の世帯の収入の中央値は41,809米ドルであり、家族の収入の中央値は49,570米ドルである。収入の中央値を性別で見ると男性35,296米ドルに対して女性は27,418米ドルである。同市の1人当たり収入 (per capita income) は20,943米ドルである。人口の10.00%及び家族の6.90% は貧困線以下である。18歳未満の13.70%及び65歳以上の5.80%は貧困線以下の生活を送っている。
出典:wikipedia
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