行者塚古墳（ぎょうじゃづかこふん）は兵庫県加古川市にある古墳。国の史跡「西条古墳群」の構成要素。古墳時代中期（5世紀初頭）に造営された全長90mの大型前方後円墳である。1995年から1996年にかけて行われた学術発掘調査において、墳頂部から中国製金銅帯金具が出土したことにより、一躍広く知られるようになった。学術発掘調査以前は、同じ西条古墳群の人塚古墳や尼塚古墳のように墳丘は樹木に覆われていたが、墳丘に竜山石が葺かれる等の調査結果に基づく復元処理が施されている。〒675-0001 兵庫県加古川市西条山手『行者塚古墳発掘調査概報』，加古川市教育委員会編，加古川：加古川市教育委員会，1997年3月

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