『電車男』(でんしゃおとこ)は、2005年7月7日より9月15日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系列の「木曜劇場」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は伊東美咲。インターネットの電子掲示板から生まれた物語『電車男』をテレビドラマ化したもので、気弱なオタク青年と美人でお嬢様なOLの純愛物語。なお、2005年7月25日放送の同局のクイズ番組「ネプリーグ」に「電車男チーム」として伊藤淳史、須藤理彩、佐藤江梨子、速水もこみち、岸部シローの5人が参戦した。ネットの住人達は電車男とは掲示板「Aちゃんねる」のみでやり取りをしている。ベノアティー飲みたさに喫茶店ベノア、電車男を励ますために秋葉原、スペシャル版ではギター男の告白のために東京ドーム、DELUXEでの入客の妨害するために電車男ミュージアム、計4回は一部のネットの住人達が一定の場所に集まったことがあるが、お互いがオフライン(現実世界)でリアルな会話をした描写は確認されていない。一部のネットの住人達がめちゃ2イケてるッ!のフジTV警察24時、翼の折れた天使たちにもゲスト出演した。計33名※一部のスタッフは出演者として本編に登場した。このほか、ガンダム関係の曲(井上大輔の「風にひとりで」など)や、山下真司登場時にはスクール☆ウォーズ主題歌の「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」(麻倉未稀)もBGM的に使用されたが、権利上の問題があったのか、DVD化の際には他の曲(ガンダム関係ではやしきたかじんの「砂の十字架」など)と差し替えられた。もうひとつの最終回では、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」も流れた。DELUXEでは、宇宙戦艦ヤマトシリーズのBGMも多用された。『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』の「メインテーマ〜新しい旅へ〜」もBGMとして使用されている。オープニングの「トワイライト」は話題になり、現在でもフジテレビの番組(めざましテレビ等)で秋葉原がテーマになる企画などにはかなりの確率で「トワイライト」がBGMとして使用される。また、フジテレビがアメリカ合衆国のケーブルテレビで放送した際は、著作権の関係でオープニングが他のインストゥルメンタルの楽曲に差し替えられたほか、「インペリアルマーチ」(ダース・ベイダーのテーマ。山田の携帯電話に陣釜から電話がかかる際の着メロ)なども同様の理由で差し替えとなった。「夜明け前より瑠璃色な」や「らぶドル」などのギャルゲー作品のパッケージがドラマ中に出てきた。テレビドラマのオープニング、ならびに劇中に登場する架空のテレビアニメ。アニメ制作はGONZO。キャラクターデザインはokamaが担当。“ミーナ”は作中の世界で放送されているアニメ(劇中劇)の主役キャラとしてアニメオタクたちに絶大な人気を誇っており、物語の主人公・電車男もミーナ(と、ミーナの声を当てている声優武田花梨)のファンである。劇中では電車男が苦境に立たされた際、自室などでミーナのフィギュアを抱きしめたり、話しかけるといった様子が散見される。このフィギュアは特注品であるため、制作費(発注費用)は一体40万円ほど。電車男を演じる伊藤淳史がフィギュアを抱きしめる演技で熱が入り、耳を折ってしまうハプニングNGがあった。幸いにも予備がもう一体用意されていたので撮影には支障がなかったが、その瞬間、伊藤は非常に焦り、血の気が引いたという(修理費用などの請求はなかった)。また、自身がオタクであることを明かした電車男がフィギュアをヒロイン・エルメスにプレゼントするシーンもある。エルメスから拒絶され、Aちゃんねる(劇中における架空の巨大電子匿名掲示板、モデルは2ちゃんねる)から遠ざかっていた時も、ミーナとその声優の存在が大きな役割を果たした。なお、同様(或いは同一)のフィギュアがエルメス役を演じた伊東美咲主演のフジテレビ系のドラマ「危険なアネキ」で小道具として使われている。『電車男』オープニングでは、エレクトリック・ライト・オーケストラの楽曲『トワイライト』に乗せてミーナが電車の上に立ち、“アキバ”や宇宙を縦横無尽に飛び回るというシーンが出てくるが、これは1983年にDAICON FILMが「日本SF大会」のために制作・上映したアニメ『DAICON IV』のオープニングを原案としてGONZOが制作したオマージュである。レギュラー放送終了後、2006年9月23日に放送されたスペシャル2時間ドラマ『電車男DELUXE 最後の聖戦』においては、このアニメに若干の補正(戦闘シーンの挿入)を施し、再度オープニングで流された。ドラマ版の裏ページであった「裏電車」には、ストーリーのあらすじが公開されていた(現在は閉鎖されているため見ることは出来ない。ストーリーはアニメのものとは異なる)。
出典:wikipedia
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