マルオアマガサ(丸尾雨傘、学名:)は、コブラ科アマガサヘビ属に分類されるヘビ。特定動物。インドから東南アジアを経て、中国南部にまで生息する。有毒。全長150-230cm。体色は黒で、黄色い横帯が入る。背骨が盛り上がっており、背中は三角形に見える。種小名"fasciatus"は「帯のある、横縞のある」の意。尾が丸みを帯びることが和名の由来。本種は強い毒を持つ。その毒は学名からブンガロトキシンと名づけられている。その正体は強い神経毒で、人の致死量はわずか2-3mgである。針のようなものの先に毒をつけ、人を刺すだけで大人も死にいたる程である。咬まれたウシが20分で絶命したことが観察されている。そのため、現地のヘビ捕り人でさえ、本種には手を出さないといわれている。但し性格は臆病で、実際に人が咬まれた確実な例は報告されていない。平地や低山地の森林、草原、水辺、農地に生息する。夜行性で昼間はネズミの掘った穴や、シロアリの古巣等で休む。食性は動物食で、小型哺乳類、小型鳥類、爬虫類、カエル等を食べるが、特に他のヘビ類を好んで捕食する。繁殖形態は卵生で、6-8月に1回に6-12個の卵を産む。昼間は物陰でじっとしていることが多く大人しいが、夜間に活動中のものは危険である。本種は肉が美味であるため、広東料理では三蛇のひとつとされ、蛇スープなどの食材として利用されている。中国語では「金環蛇」または「金脚帯」と称される。
出典:wikipedia
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