『おれ、夕子』(おれ、ゆうこ)、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の漫画短編。バイオテクノロジーと脳科学をテーマとしたSF短編。『週刊少年サンデー』4月15日増刊号初出。1984年の『藤子不二雄少年SF短編集』〈てんとう虫コミックス〉第2巻に初収録。以降2010年現在までに7つの短編集に収録され、1989年の『少年SF短篇』〈藤子不二雄ランド〉4巻では表題作となっている(#書誌情報を参照)。1990年代には『藤子・F・不二雄のSF短編シアター』内の一編としてOVA化されている(#アニメを参照)。ある日、主人公佐藤弘和が目覚めると、彼は死んだクラスメートの夕子のネックレスを首にかけていた。なぜ自分がネックレスを持っていたのかは皆目見当がつかなかったが、彼はネックレスを夕子の父親に届けに行った。ネックレスを受け取った夕子の父はなぜか佐藤の顔を食い入るように見つめていた。実は過去にも同じようなことがあり、それは夕子の葬式の後の翌々日、夕子の父が佐藤を家に招きいれ、夕子が彼のことを好きであったことを話した時の目と同じだったのである。そのころから、夜中に夕子の幽霊が目撃されたり、佐藤が起きたら女物の服を着ていたりと、おかしな事件が起こるようになった。彼は真相を究明しようとする。「藤子・F・不二雄のSF短編シアター」第5巻収録。以下の短編集に収録されている。特記のない限り藤子・F・不二雄名義、小学館刊。
出典:wikipedia
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