OBC高島(おーびーしーたかしま)は、滋賀県高島市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟している社会人野球のクラブチームである。大家友和ベースボールクラブが結成し、大家友和がゼネラルマネジャーを務める。2005年10月に設立が発表され、トライアウト等を経て2006年2月4日にチーム名『OBC高島』として発足し、2月23日付けで日本野球連盟に加盟した。プロ野球をめざす選手にチャンスの場を与え、過疎に悩む同地域の活性化に貢献する事を趣旨としている。ナイター設備を持つ本拠地今津スタジアムの他、地元企業の協力で選手寮や室内練習場を持つなど、クラブチームとしては恵まれた環境を有する。運営資金は大家GMの出資の他、ユニフォームの広告収入、ファンクラブの会費収入などで主に賄われている。元プロ選手を獲得するのではなく、プロを目指す若い選手に密なトレーニングを課して強くなる事がチームの方針であり、選手達は平日昼間は地元企業で働きつつ夜は練習、週末は試合という厳しいスケジュールをこなす。この方針は自身が単身渡米しマイナーから這い上がった経験をもつ大家GMの雑草魂の反映でもある。一方で地域密着、地元に愛されるチームを目標にかかげ、ボランティア活動のほか夏祭りや物産市など地域のイベントにも参加している。語呂で「みんな」と読む背番号37番がファン向けに割り当てられており、ファンクラブが販売するTシャツや帽子に使われている。またスタジアム周辺には、売り上げの一部がチームの運営資金になる「支援自販機」も設置されている。マスコットキャラクターは鷹をあしらっており、名前は「カッタロウ」。2006年12月現在でファンクラブの会員数は約1100人。同じく10月の茨城ゴールデンゴールズとのホーム交流戦は初めて地元テレビ局で中継された他、約2000人の観衆が詰めかけた。2008年、株式会社OBC高島が設立され、NPO法人Field of Dreamsから運営移管する。社長は清田源氏。結成4年目の2009年には社会人野球日本選手権大会出場や全日本クラブ野球選手権大会ベスト4入りといった実績をあげる。しかし、同年オフには資金繰りの悪化が表面化する。設立当初からクラブを牽引してきた監督コーチのほか、一部の選手がチームを離れ、新たに滋賀・高島ベースボールクラブを設立し、2つの野球クラブが高島市内に併存する事になった。滋賀・高島ベースボールクラブは全日本クラブ野球選手権大会に優勝するなどOBC高島を超える実績を上げるが、資金難により2014年に廃部した為、再びOBC高島が市唯一のアマチュア野球クラブとなっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。