miniピアゴは、株式会社99イチバ(キューキューイチバ)が運営するミニスーパー(生鮮コンビニ)である。旧店名は、99イチバ、みんなのイチバであった。株式会社99イチバは、神奈川県横浜市に本社が所在する日本の企業である。登記簿上の本店は、ユニーの本店と同じ愛知県稲沢市。生鮮コンビニといわれる業態であり、コンビニエンスストア型の店舗ではあるが、生鮮食料品などスーパーマーケットのノウハウも必要なので、サークルKサンクスのノウハウと、ユニーのノウハウを併せるために、両社の共同出資により会社を設立している。設立時は折半出資であったが、2006年(平成18年)3月にサークルKサンクスが追加出資をした。消費税別で99円の価格帯の商品を中心に販売していたため「99イチバ」という店名であったが、主体となる商品価格を従来の99円(税別)から100円(同)に変更したことと、ユニーのプライベートブランド商品スタイルワンの一部取扱開始により、2010年(平成22年)1月13日から店名を「99イチバ」から、「みんなのイチバ」に変更している。この時の新店舗名の由来は、幅広い年代をターゲットにという意味の「みんなの」と、生鮮と新鮮をイメージさせる「イチバ」の2つの言葉を融合している。 同業他社に比べ、生鮮食品の取り扱いが多く、みんなのイチバ時代に物流面はユニーと共通化が進んだことから一部店舗では青果取り扱い強化店舗として展開をしていた。2012年(平成24年)1月19日にユニーの100%子会社となることが発表され、さらに「miniピアゴ」への店舗名の変更も発表された。同年2月21日付で、サークルKサンクスの親会社であるユニーの完全子会社となり、ユニーは同社を「狭商圏小型スーパーマーケット」と位置付けた。100円ショップからの脱却を図り、雑貨の取り扱い比率を下げて、食料品の充実化を行うなど小型スーパーとしての転換を図った。店内調理の「ごちそうDELICA」も一部縮小したが、最近は一部の新フォーマット型店舗で復活させている。なお、サークルKサンクスは所有する株式80.1%を99イチバへ無償譲渡することで資本撤退。資本関係は無くなったが、同じユニーグループとして、弁当などの日配品等で引き続きサークルKサンクスは協力していくとしている。2016年(平成28年)10月、ミニピアゴ菊名駅西店が先行してファミリーマートとのコラボ店、「ファミリーマート+ミニピアゴ菊名駅西店」としてリニューアルオープン。親会社が先立って、ユニー・ファミリーマートホールディングスとして吸収合併されたことに伴い、コンビニエストアの利便性とスーパーマーケットの品揃えを一体化させた店舗として、今後は既存のミニピアゴ店を同タイプに順次リニューアルしていく予定である。2016年(平成28年)10月の時点で、東京都と神奈川県で82店舗を展開中。立地の特色として、雑居ビルやマンションの1階部分に50坪前後(約165m)の店舗を出店しているケースが多い。かつて多くが24時間営業であったが、現在は7時開店-24時、または25時閉店の店舗が多くなっている。毎月セールを実施しており、旧99イチバ時代はキューイチ祭として、毎月9日前後に行っていたが、みんなのイチバになってからは毎月2、3週目の3日間に行うことが多くなっていた。
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