谷村ひとし（たにむら-、男性、1953年9月13日 - ）は、漫画家。出身地は福岡県北九州市。特にパチンコの「オカルト打法」を中心とした題材で作品を発表している。極初期には筒美廣平の名義でも漫画を発表していた。パチンコ店やパチンコ台の背景の上に、自身の小さい似顔絵を貼り付けて吹き出しを描くという、貼り絵作品が中心である。最近は、メーカーから提供された資料画像や携帯で撮影したと思われる写真で大半のコマを埋めるという、他に例を見ない手法で作品を仕上げている。本人の弁によれば、どんなに手描きしてもリアリティがないからとのことである（パチンコランド2009年11月号）。連載各掲載誌の表紙は谷村ひとしの描くキャラクター（ドンキ・ホーテ）が様々なパチンコ機種のキャラクターに成り切ったイラストが採用される事が多い。ホールの低貸し玉営業には否定的な立場をとっている。特に東日本大震災以降は顕著となり、低貸し玉営業店では打たないように強く提言している。『「1ぱち」のニーズ自体がどんどんなくなってきています。正直な話、現在、低貸し玉営業に手を出していないホールこそが、もっとも健全な経営が成立しているとボクは感じています』（「パチンコ逆風時代の勝ち方」ワニブックス【PLUS】新書2011年10月）『ボクは「1ぱち」をいっさい打ちません。』（「ツキを味方にするパチンコ学」ワニブックス2012年10月）『ボクは一切1円ぱちんこを打ちません。だって今より4倍出玉のある1円ぱちんこ専用の機械が出るまでやる意味がありません』（「ドンキホーテ谷村流お座り一発DX!!」日本文芸社2013年1月）『パチンコを打つなら1円ぱちんこのないホールで客の多いホールだよ』（漫画パチプロ7　2013年5月号）勿論これもオカルト。谷村が『パチンコドンキホーテ』で主に公表したものを掲載する2002年1月17日に放送されたテレビ東京の『TVチャンピオン』第五回最強パチプロ王決定戦で、挑戦者3人とラウンドMCの中村有志が、都内某所にある谷村の自宅に潜入し、そのパチンコルームで「目隠し台当てクイズ」を行った。そのとき谷村本人も出演したが、前述の理由で素顔が見えぬよう、数種類の表情の似顔絵でカバーし、さらにその場面にたどり着くまで、似顔絵にモザイクをかけるという演出をしていた。作品内で、しばしばメーカーやホールの不正について指摘している。東日本大震災後、『誰にも負けないパチンコ学』（2011年4月ワニブックス刊）および『パチンコ逆風時代の勝ち方』（2011年10月ワニブックス刊）の発売の折に、被災者に向けて印税およびパチンコの勝ち額をすべて義援金として寄付した旨を、各誌連載作品の中で自著のPRと共に発表した。当時は振り込み票の画像の提示はされず金額も不明であったが、2012年5月に「東日本大震災の義援金として一千万円寄付しています」と紺綬褒章の受勲対象となる旨を発表したが表彰されたという事実は現在まで何も提示していないため信憑性に失せる。その後、2013年5月のインタビューでは、「今までに、（パチンコで）大勝ちして買った高額なものは何ですか？」という問いに、「東日本大震災の義援金1000万円です」と答えている。本人弁によると、パチンコを始めてからのプラス収支は、2012年10月時点で「6000万円を突破」。勿論これもオカルト。漫画内で使われている大当り写真に日付が入っているが、2016年5月まで発売している携帯、スマホであの様な日付が撮影時に刻印出来るものはなく、後で自身の都合上で付け加えられた物である。ボーダー理論や釘理論を完全否定してはいるが、科学的、論理的な根拠を2016年9月までに展開したことはない。また、波やツキといった(35の倍数の回転数が当たりやすい等)独自の理論を展開をしているが、やはり科学的、論理的な根拠は示していない。漫画家として、手塚治虫を越えたと発言し物議を醸したことがある。筒美廣平名義谷村ひとし名義パチンコ漫画・連載中は太文字で表示。

出典:wikipedia