『ジバクくん』は、柴田亜美の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ。『ファミ通ブロス』(エンターブレイン)にて1998年5月号から2000年12月号まで連載。単行本は全6巻。物語の舞台は、時計回りに12の世界に分かれた「ツェルブワールド」。それぞれの世界には、人々を襲う「トラブルモンスター」に対処するため、聖霊を操って戦う選ばれた子供、通称・グレートチャイルド (GC) が各世界に1人ずつ存在する。1の世界「ファスタ」に住む主人公・爆は、トラブルモンスターに襲われたところを当時のGC・炎に助けてもらったのを機に、GCの称号とそれに伴う聖霊や道具を譲渡されることになる。そして「世界制覇」という壮大な夢を掲げる爆に、炎は「全世界イチのGCになれ」と言って去って行った。その後、炎の後継者たる爆に挑戦に来た2の世界のGC・ピンクや3の世界のGC・カイと会ううち、爆は正式なGCの資格と、常人を超える力の証「ライセンス」を12の世界の中心「針の塔」で手に入れられることを知る。2人を仲間としながら、爆は12の世界を回り針の塔へと向かうことを決意する。トラブルモンスターに襲われた人間を助けること目的とした子供たち。1から12までの世界に必ず一人存在し、その証として聖霊とライセンスを針の塔から譲り受ける。実力があればGSに昇格される場合もあるが、その試験は命懸け。相棒になる聖霊は顔や形はまったく同じだが、少し特徴が変わっている。一番ノーマルの形はジバクくんである。GCのなかでも優れた資質を持つ者だけなれる。過去に4人しかなることができなかったとされている。また、GSの資質があるものでもウロボロスの試験に失敗すると「ナレノハテ」となり永久に不燃物島でさまよい続ける。GSになった者は針の塔から動かず、ツェルブワールドに干渉ができず歳を取らなくなる(アニメでは歳を取っている描写がある)。コミックス全6巻のほか、4コマアンソロジーが1冊出ている(ただし、アンソロジーはアニメの設定を中心に描かれている)。なお、原作の最終話は、雑誌掲載分と単行本収録分とで異なっている。1999年10月5日から2000年3月28日までテレビ東京系列 (TXN) で放送された。全26話。漫画版とは一部の展開が異なり、ロック編以降は原作が連載中だったこともあり、黒幕も含めて漫画版とは違う内容となっている。
出典:wikipedia
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