大分県立津久見高等学校海洋科学校（おおいたけんりつ つくみこうとうがっこう かいようかがくこう）は、大分県臼杵市にある県立の全日制高等学校で、大分県立津久見高等学校の分校である。2012年4月に、本校の前身である大分県立海洋科学高等学校と臼杵商業高校、津久見高校とを統合して、新たに大分県立津久見高等学校が旧津久見高校の敷地に設けられた。そして、海洋科学高校はその分校の大分県立津久見高等学校海洋科学校となって、引き続き海洋科学高校の敷地に置かれた。海洋科学高校の在学生は、新設された津久見高校海洋科学校に移籍した。しかし、漁業従業者や船員の不足や、法改正によって1学年1学級が認められるようになったといった状況の変化を踏まえて単独校化が検討されており、2016年7月26日には大分県教育委員会が、最短で2017年春に単独校化を目指す方針を明らかにしている。かつては海洋生産科・海洋技術科の2学科があったが、2009年より海洋科の1学科1クラスとなった。漁業実習船・新大分丸を保有し、ハワイ沖などで遠洋航海実習が行われている。新大分丸は2000年に進水した4代目の実習船で、総トン数は499GTトン、全長56.96m（垂線間長48.50m）、全幅9.40m、全高6.25m。大分県臼杵市の下ノ江造船株式会社で建造された。

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