武徳殿(ぶとくでん)は、宮中で競馬などを観覧する際に用いられた。大内裏の西方に位置し、右近衛府、右兵衛府の間を通り、殷富門に面していた。武徳殿の東は馬場、宴の松原などが広がっていた。明治28年(1895年)に設立された大日本武徳会の本部道場は、かつて大内裏にあった武徳殿に因んで「武徳殿」と名付けられた。
全国各地(外地を含む)の武徳会の支部道場も、本部に倣って「武徳殿」と名付けられた。地方の武徳殿は、第二次世界大戦以前は現在の都道府県立や市町村立の武道館に相当する機能を果たしていた。現存する古い道場建築が少なくなっているため、現存するものは文化財としての価値が高いものがある。大日本武徳会本部の旧武徳殿(京都府京都市左京区)では毎年、武徳祭大演武会が開催された。
出典:wikipedia
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