『老人Z』(ろうじんゼット)は、日本のアニメ映画。高齢化社会などの老人問題をテーマに作成したSFアニメーション。1991年公開。大友克洋と江口寿史がコンビを組み、メカニックデザインとキャラクターデザインを担当した。予告編では、全編「文字」・音声は「太鼓の音のみ」・内容は「いいわけ」というものだった。細部の修正は公開には間に合わず、ビデオ化、DVD化、リマスター版発売に際し修正されている。看護学校に通うハルコはボランティアで高沢老人の介護を行っていたが、高沢が最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、お役御免となってしまう。見舞いに行った先でチューブだらけになった高沢の姿を見てショックをうけたハルコは高沢を助け出そうとするが失敗。実習先で知り合った老人ハッカーらに助けを求める。作中に出てくる「Z-001号機」は、最新型介護ロボットである。高齢化社会により介護される老人が増え、介護する側の人手不足や施設も足りていないということから厚生省が考えた新しい介護のあり方として考えだされたと語られている。体がすっぽりと収まる窪んだベッド型の全自動で介護が受けられる。具体的には、介護者が寝たまま入浴、食事、排泄の処理および健康診断等ができる。また娯楽も兼ね備えており、テレビや電話、パソコンが付属されており、ウォーキングなどの軽い運動、同じベッドを使えば4人同時に友人たちと会話もできて暇を持て余すことがないとされる。ちなみにこのコンピューターは、第6世代コンピューターを採用しており、動力は超小型の原子力を使っているとのこと。
出典:wikipedia
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