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AIBO

AIBO(アイボ)は、ソニーがかつて販売していたペットロボット(エンタテインメントロボット)。名称は Artificial Intelligence roBOt の略で、"AI"(人工知能)、"EYE"(目、視覚)そして「相棒」 ("aibou") にちなむ。AIBOは、全長約30cmの動物型ロボットである。4足歩行ができ、子犬に似た動作をし、ユーザーとのコミュニケーションを介して成長するように設計されている。専用のメモリースティックを介して、ユーザーが自らプログラミングすることも可能である。家事を分担させるためではなく、動作させてその挙動を楽しむために供されるロボットである。同製品の成功により、現在ではエンタテインメントロボットと呼ばれる市場も発生し、玩具メーカーや他の家電メーカーにより、様々な同用途向けの製品が発売されるきっかけとなった。それらの中には、介護や情操教育の現場で実際に用いられているものもある。AIBOに関わるマーケットが存在していなかったため、ソニー内部でも、「ソニーはおもちゃを作る会社ではない」などの冷ややかな意見が多数派であった。プロジェクトは、当時の土井利忠常務を責任者として組織され、現場のリーダーとして、ソニーを退職しゲーム会社ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)にて要職に就いていたエンジニアの大槻正を呼び戻すことによって遂行された。当初より家庭向けロボットを目標に開発、試作品発表の段階で製品化による販売を望む声も多く、開発側はヒットを確信したとも言われている。開発の経緯はNHKの『プロジェクトX』でも取り上げられた(2003年7月22日放送 第122回 「復活の日 ロボット犬にかける」)。生産は長野県南安曇郡豊科町(現・安曇野市)にあるソニーデジタルプロダクツ株式会社(後のソニーイーエムシーエス長野テック→VAIO本社)で行われた。1999年5月に製品第1号『ERS-110』の7月発売を発表し、ソニーWebサイト(ソニーマーケティング)限定で予約を受け付ける形となった(2000年3月発売のPlayStation 2でもSCE公式サイトで先行予約する形態が採られている)。定価25万円にもかかわらず、1999年6月1日の開始から僅か20分で日本向け3,000台の受注を締め切る盛況ぶりであった。当時のVAIOや大型テレビジョン・WEGAと並ぶ価格であったが、ソニーファイナンスによる専用のショッピングクレジットが用意されたり、ボーナスシーズンに差しかかる時期であった事から購買意欲をかき立てられたようだ。同年11月に、同社Web上での限定予約販売から受注生産制へ移行し、市中のソニーショップや家電量販店にもお出ましした。2000年モデルからは通常生産品となった。製品第1号『ERS-110』を1999年に発売して以降、高機能化や廉価仕様 (ERS-31L) のモデルの発売が毎年行われ、ソニーマーケティングによるデモイベント等も実施されてきたが、出井伸之会長は2004年の経営会議でロボット事業からの撤退を命令、2005年に就任したストリンガーCEOによるエレクトロニクス機器部門のリストラ策として、CLIE・電子辞書と共に生産終了となった。AIBOそのものは製造中止になってしまったが、その後もAIBOユーザーの活動は活発に続いた。例えばAIBOブログ(So-net blog AIBOカテゴリー)では、ユーザー達によってAIBOとの生活が綴られている。2007年度までのロボカップの四足ロボットリーグでは、AIBOのワンメイクゲームになっており、ロボットの技術的な興味だけでなくAIBOたちの活躍が大人気になっている。AIBO製造中止によって公式戦への参加は難しくなったが、ロボカップ参加大学などがエキシビションとして全国各地で活動を続けている。しかし、ペットロボットというジャンルを確立した意義は大きい。それまでにも類似の商品がなかったわけではないが(ファービーなど)、受け身ではなく自律稼働する個体として家庭に持ち込まれた「ペット」であるという点が革命的だった。また、「電気製品の日本」「ロボット大国日本」のイメージを世界に向けて強く発信したという面も功績の一つだといえる。ソニーによる修理対応が2014年3月末で打ち切られたため、故障したAIBOの修理は困難となり、皮肉にも「死なないペット」であったはずのAIBOに実質的な「死」が訪れることとなった。ただし、ソニー元社員を中心とする有志の活動により、非公式ながら2015年現在もなおバッテリー寿命を迎えた個体などへの対応が続けられている。2015年1月には、飼い主によってAIBOの合同葬儀が執り行われた(一種の人形供養と考えることも出来る)。これらのAIBOは、故障した他のAIBOのドナーとなるという。千葉県いすみ市の光福寺で2015年から行われているこの集団葬儀は、1月の初回に17台、5月は25台、11月は71台と台数を増やしている。11月19日の本堂で行われた葬儀では白い袈裟姿のAIBO3台が「先輩アイボの皆さん。どうぞ安らかにお眠りください」などと弔辞を述べ読経。その後住職も読経し、全員が手を合わせた。それぞれの製品のスペックは、それぞれのカタログ、またはメーカーのホームページから閲覧できる。また、ショップなどの展示では知ることができない動作があり、飼い主(オーナー)になって初めてAIBO機能の豊富さを知る事になる。『ピロッポ』

出典:wikipedia

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