国道24号(こくどう24ごう)は、京都府京都市から和歌山県和歌山市に至る一般国道である。関西圏では国道171号や国道176号(三田市以南)とともに渋滞酷道と呼ばれるほど渋滞が慢性的である。現在はこの渋滞を解消すべく、バイパスの京奈和自動車道が建設中であるが、京都府内が西日本高速道路の有料道路として全線開通した以外、奈良・和歌山県内の全線開通がいつになるかは未定。現在のところ、奈良・和歌山県内は無料で開通している。京都市内も渋滞が深刻で、京都市都心部 - 京滋バイパス以南間の移動は西側を並走する国道1号または油小路通や阪神高速8号京都線へ迂回した方が速い。一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および経過地は次のとおり。国道24号は、京都と奈良という2つの都を結ぶ、歴史的に見れば重要な路線であるが、1885年(明治18年)の内務省告示第6号「」公布時には国道に指定されなかった。1887年(明治20年)11月28日に国道49号「東京より奈良県に達する路線」が追加指定された。この路線は国道2号(現1号)から京都市山科で分岐して奈良市に至るもので、今日の国道24号の原形ではあるが、京都中心部は経由していない。1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧49号が国道15号「東京市より奈良県庁所在地に達する路線」となった。この際、京都市中心部を経由するようにルートが変更されており、京都と奈良を直接結ぶ現在の国道24号のルートとなった。1929年(昭和4年)、奈良県議会で国道15号の和歌山への延伸が求められ、それを受けて1930年(昭和5年)11月18日、県道奈良和歌山線・八木高田線・高田御所線・御所五条線が国道15号に編入されて京都 - 和歌山間の路線となった。1952年(昭和27年)12月4日、新道路法に基づく路線指定で、旧15号が一級国道24号(京都府京都市 - 和歌山県和歌山市)として指定された。1965年(昭和40年)4月1日に、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道24号となった。1973年(昭和48年)4月1日、大久保バイパス(宇治市大久保田原交差点〜城陽市城陽新池交差点間)が開通。1988年(昭和63年)8月29日、京滋バイパス開通に伴いから宇治市槇島町十一交差点(京滋バイパス交差点)から城陽市城陽新池交差点までが京都府道300号(現・京都府道69号城陽宇治線)となる。2005年4月1日に橿原市 - 大和高田市のルートが大和高田バイパス経由に経路変更されて現在にいたる。2009年9月28日に京都市塩小路通から八条通間のJR高架下区間が、2車線から4車線に拡幅された。併せて2.1mの高さ制限も解除された。大臣指定高規格幹線道路(B路線)(右の「表示」を押す)(右の「表示」を押す)
出典:wikipedia
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